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更新日:2026.04.04 / 掲載日:2026.04.04
テスラの本気。モデルY Lは3列6人乗り、航続距離788kmで実質600万円!

文●内田俊一 写真●ユニット・コンパス
テスラジャパンはまったく新しい3列シート車、モデルY Lを発表し、オーダーをスタートさせた。納車は4月末から予定されている。車両本体価格は749万円。
空力を改善し航続距離アップ

6人が快適に移動できファミリーSUV、それがモデルY Lだ。テスラジャパンとしては“Y”という記号を持たせながらも、YよりもサイズアップしたSUVと位置づけ日本市場に導入する。
3列化に伴いモデルYよりも全高で45mm、全長は180mm、ホイールベースは150mm延長(同順で全高1670mm、4980mm、3040mm)。リアオーバーハングも拡大した結果、最大荷室容量もアップ(フロントトランクを除きモデルYの2021リットルからモデルY Lは2422リットル)した。
これに伴い、ルーフラインを変更するとともに、Aピラーから後は全て新規パネルとなった。そして航続距離に大きく影響するCd値もモデルYの0.22を下回る0.216となり、航続距離は788kmと、モデルYの547kmから682km(グレードによって異なる)を大きく上回った。

この点についてテスラジャパンマーケティングマネージャーの大塚洋亮さんは、「この空力とともにタイヤがミシュランエココンタクトに変わったことも影響しているのでは」とコメント。
さらにロードノイズと風切音もモデルYから低減し、風切音は11%、ロードノイズは4%を削減しているという。
充実した標準装備

インテリアに目を移すと、シートは全て専用設計で、前席には電動レッグサポート(オットマン)を採用したほか、全席シートヒーターを搭載するとともに、ベンチレーションは1列2列目席まで標準で用意されている。
そのシートは全て独立したもので、6人乗り仕様となる。ユニークな点としてはアームレストが自動昇降式となり、2列目席から3列目席へのウォークスルーがしやすい工夫が凝らされていた。その3列目にはCピラーにエアコンの吹き出し口が備わるほか、ドリンクホルダーやタイプCのUSBポートも搭載。シートのリグライニング機能も装備されている。また、3列目までカバーするサイドエアバッグも標準で採用されている。


センターコンソール中央にワイヤレス充電器が備わるが、「これまでは15Wのワイヤレス充電器を搭載していましたが、モデルYLは最大50Wで、携帯電話が熱を持つこともありますので、空冷式のファンも備わります」と説明。

気になるスペックだが、前述の通り航続距離は788km、0-100km/h加速は5秒フラットを記録。大塚さんによると、「モーターは一緒で、最高速もモデルYと同じです」とのこと。なおモデルY LはデュアルモーターAWDのみとなる。
大塚さんは、モデルY Lについて、「通常オプションといわれる機能が全部装備されていますので、ボディカラーとシートカラーしか選ぶところないぐらいシンプルです。通常は欲しいオプションがあるからとプラス50万でみたいな発想になりがちですが、そうではないところにテスラの新しい買い方につながっていると思います」と語った。

補助金額についても触れておこう。今年度は国から127万円、さらに東京都の場合では40万円(最大80万円)の補助が受けられるという。また、購入特典として6月30日までに納車完了した車両に関しましては、テスラスーパーチャージャーが3年無料とされた。因みに現在テスラスーパーチャージャーは沖縄から北海道まで設置され、今後も拡大させていくという。
ネットワーク拡大中

さて、テスラジャパンとして現在ディーラーネットワークの拡大に力を入れている。昨年は13店舗から18店舗となり、今年は静岡、福岡にすでにオープン。さらに新設のテスラセンター(サービスを併設している拠点)も福岡にオープンさせ、今後、山口県、三重県、石川県にもオープン予定だ。また、サービス拠点も拡充に努めていくという。
テスラジャパン代表取締役社長の橋本理智氏は、「イーロンマスクのXの投稿で、スーパーチャージャーや、日本のサービス拠点を中心に投資をしてしっかりとサポートをしていくと明言しました。これまで日本に対して投稿することはほとんどなかったので、日本のビジネスへの拡大を見据えて投資をする決断をしたということです」とコメントした。





