車のエンタメ
更新日:2018.11.12 / 掲載日:2016.01.25
メルセデス・ベンツのSLがアートに!
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
メルセデス・ベンツの最高峰クーペ「SL」が、ロシア出身のトップモデル、ナターシャ・ポーリーと美の共演を果たした。ブルーのラテックスドレスを身にまとったナターシャと、同素材でラッピングされた新型SLが収まっているのは、2016年秋/冬のキャンペーンビジュアル。
ボディ全体に巨大なラテックスのシートをかぶせ、空気を吸いだして真空パックのように密着させたSLは、まるで美しいオブジェのよう。結婚、出産を経て、30歳となったいまも世界トップのファッションモデルとして活躍するナターシャと並べば、その妖艶さはさらに際立つ。
このアートワークを手がけたのは、ロンドンのラテックスクチュリエ「アツコ クドウ」を拠点に活躍する日本人デザイナー、工藤亜津子さん。撮影は気鋭のフォトグラファー、ジェフ・バーク氏が担当した。
メルセデス・ベンツといえば堅牢かつ質実剛健な高級車ブランドだが、じつはファッションやアートのサポートも積極的に行っている企業でもある。2011年から国内最大のファッションイベント「東京コレクション」のメインスポンサーとなっており「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク東京」として開催を続けているし、1991年から継続して文化・芸術支援活動「メルセデス・ベンツ アート・スコープ(2015年に「アート・スコープ」より改称)」も行っている。
世界ではじめて自動車をつくり、技術革新を続けてきたメルセデス・ベンツ。時代をつくるファッションやアートへの取り組みにも注目したい。