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更新日:2026.02.20 / 掲載日:2026.02.20
《2027年夏デビュー!?》日産・パトロール大研究
話題集中! 大本命たちがズラリ! 《2026-2027》主役モデル大研究
2026年から2027年にかけて、“大物”の新型が続々と登場する。いずれのクルマも国内販売の勢力図を左右するのは確実なだけに最新情報は把握しておくべきだろう。ここでは各メーカーの戦略が詰まった注目モデルの全貌をお教えしよう。
●文:川島 茂夫
※本記事の内容は月刊自家用車2026年3月号制作時点(2026年1月中旬)のものです。
《デビュー予想2027年夏》NISSAN パトロール
サファリの血統、再び最上級クロカンが上陸
ランドクルーザーとともに、本格オフローダーの頂点に君臨していたサファリ。日本国内にも2027年度に導入が予定されるパトロールは、サファリの海外向けブランド名になる。
パトロールとして7代目となる現行型は、2024年に中東市場で発売されたが、仕向け地はいずれも右側通行の地域であり、右ハンドル仕様は生産されていなかった。だが2026年に豪州への販売が予定されており、右ハンドル仕様が開発されることとなった。
日本と豪州のどちらが主体となったかはともかくとして、パトロールが国内導入されれば、ランドクルーザーの寡占市場だった本格オフローダー市場は大きく動くことになりそうだ。
ボディサイズは国産SUVでは最大級。ランドクルーザー300との比較では、全長は365㎜、ホイールベースは225㎜上回っている。外観はタフなSUVというよりSUVフォルムのVIPカーという印象もあり、堂々たるダートクルーザーとも表現できる。
ただ、実用面では3列シート/7名定員のアドバンテージは居住性などでメリットをもたらすが、街中での取り回しは大きな悩みにもなるだろう。その問題をカバーするべく、俯瞰表示だけでなくシースルー表示により車体下も含む周囲を映し出し、狭い場所や荒れ地での扱いを補助してくれる車体周辺モニターを充実させるという。
シャシーはラダーフレーム式ながら4輪ダブルウィッシュボーンを採用。悪路踏破性で重要なホイールストローク重視のサス設計を採用している。海外仕様はリヤサスのストローク量はクラス最大級を確保したとのこと。国内向けは未発表だが、中東向けには標準型/電子制御ダンパー仕様/エアサスの3つの仕様を設定している。
パワートレーンは国内向けには、最高出力は425PSを発揮する3.5ℓのV6ツインターボが有力だ。これはライバルとなるランドクルーザー300のガソリン車を10PS上回る。トランスミッションは9速ATを採用するほか、4WDシステムは電子制御型のフルタイム式とすることで、路面状況に応じて前後輪のトルク配分などを自動制御。悪路走行での運転支援も充実している。
中東向けには前述した3タイプのサス仕様の他にニスモ仕様も設定するなど、多彩なバリエーションを展開。いずれの仕様が導入されるかは不明だが、ライバルのランドクルーザー300に近い仕様が用意されるだろう。プレミアム志向を求めるオフロード好きには見逃せない1台になりそうだ。







パトロールNISMO

