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更新日:2025.12.30 / 掲載日:2025.12.30
ハイスぺックモデル続々!2025年に発売された輸入新型車13選

2025年も残りわずかとなりましたが、今年を振り返ってみて皆さんの1年はどんな年だったでしょうか。前回の記事では今年発売された国産新型車を振り返ってきましたが、今回は輸入車編! 世界初披露から3年の歳月を経て日本に導入された“ワーゲンバス”から、新時代のパワートレインを積んだ新型ポルシェまで、13モデルをプレイバックしてまいります!
1.ID.Buzz(フォルクスワーゲン)

2022年に世界初公開されてから3年、ID.Buzzが今年6月に待望の日本デビューを飾りました。今なお根強い人気を誇るワーゲンバスのテイストを現代風に解釈したデザインは、レトロさもありながら現代のEVらしさも兼ね備えた秀逸なビジュアルです。この年末には、日本カー・オブ・ザ・イヤーでインポート部門とデザイン部門の2冠を獲得。さらなる快進撃を予感させる受賞となりました。
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2.マカンGTS(ポルシェ)

ポルシェの電動SUV・マカンは2024年7月に2代目となる新型車が発売。そして今年10月、マカンターボに次ぐハイパフォーマンスモデルのGTSが登場しました。最高出力420kW(571PS)、0-100km/h加速タイム3.8秒という驚異の走行性能に加え、GTS特有のブラックアクセントが効いたエクステリアデザインが存在感を発揮します。所有欲を満たす仕立てはまさにポルシェの醍醐味と言えるでしょう。
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3.Q6 e-tron(アウディ)

2月に車名ルールの見直しを発表したことが話題となったアウディですが、肝心のクルマについては電動化をじわじわと進行中。そんな動きの中で4月に国内導入されたのがQ6 e-tronです。ポルシェと共同開発したBEV用プラットフォームを市販モデルに初採用したプレミアムミドルSUVで、ブランドが持つ都会的な上質感は健在。航続距離は最大644kmと、実用性も高められています。
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4.リリック(キャデラック)

アメリカの第2次トランプ政権が課した輸入自動車への関税引き上げは、2025年を象徴する動きのひとつ。そんな政治的動向をよそに、本国発売から3年の期間を経て日本上陸を果たしたのが、キャデラックの新型BEV・リリックです。全長4,995mm×全幅1,985mmとボリュームたっぷりのボディと、贅を尽くしたインテリアはまさにアメリカン・ラグジュアリーを体現する1台。日本に馴染む右ハンドル仕様なのがうれしいポイントです。
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5.シーライオン7(BYD)

BEVメーカーとしてじわじわと存在感を強めているBYDは、4月にクロスオーバーSUVのシーライオン7を発売しました。国内販売されている近い価格帯(500万円前後)のBEVではビッグサイズの全長4,830mm×全幅1,925mmを誇り、スタイリッシュなデザインが特徴。航続距離は最大590kmを確保し、コストパフォーマンスの良さがウリとなっています。
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6.モデルY(テスラ)

日本でも人気BEVブランドの地位を確立したテスラは、1月にミドルSUV・モデルYのマイナーチェンジを発表しました。航続距離の最大化を図るべく再設計され、より先進的なデザインに刷新。肝心の航続距離はロングレンジモデルで605km → 635kmに伸長されました。
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7.インスター(ヒョンデ)

4月に発売されたヒョンデ・インスターは、韓国の軽自動車規格に相当する「キョンチャ」サイズのBEV。日本では軽自動車とコンパクトカーの中間に当たるサイズ感(全長3,830mm)です。個性的なクロスオーバーデザインと使いやすい航続距離(最大477km)が魅力で、10月にはアウトドア感を強めたデザインのインスタークロスもラインナップに加わりました。
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8.911 ターボS(ハイブリッドモデル)(ポルシェ)

あの911がハイブリッドに――! そんな驚きの声が方々で上がったのが2024年5月のこと。それから1年余りが経った今年9月に、最上位モデルのターボSが発売されました。ハイブリッドといえば環境性能の向上をイメージしがちですが、この911に搭載されたT-ハイブリッドはパフォーマンスを重視。911が持つ爽快な走りを失うことなく、むしろさらなるパワーアップを遂げたのです。
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9.GT 63 S E パフォーマンスクーペ(メルセデスAMG)

こちらはメルセデスAMG GTクーペ初のプラグインハイブリッドモデルとして2月に発売された、GT 63 S E パフォーマンスクーペ。リアに電動モーターとハイパフォーマンスバッテリーを搭載し、最高システム出力816PS(600kW)、最大システムトルク1420Nmという圧倒的な数値を発揮します。このハイパフォーマンスはF1ゆかりの技術を導入したもの、ぜひともサーキットでその真価を試したい1台です。
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10.レネゲード e-ハイブリッド(ジープ)

日本向けでは8つのブランドを抱えるステランティス。今年は各ブランドのモデルがマイルドハイブリッドを導入し、一つの潮流を作り上げました。ジープブランドでは、レネゲードが1.5L 直4ターボエンジンと48Vモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。WLTCモードで17.7km/Lの燃費性能を実現した“エコなジープ”が6月に誕生しました。街乗りにもピッタリのカジュアルなスタイルが人気を呼びそうです。
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11.C3 ハイブリッド(シトロエン)

フランスの自動車メーカー・シトロエンからはブランドの中核モデルであるC3が、新世代の48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載し10月に登場。こちらは22.3km/L(WLTCモード)という燃費性能と個性的なデザインを兼ね備え、日々のドライブがより楽しくなるクルマに仕立てられています。
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12.3008(プジョー)

もう1つフランスから、プジョーは3008を8年ぶりに刷新し7月より発売しました。こちらも48Vのマイルドハイブリッドシステムを導入していますが、効率性の高さには自信アリ。夏に開催された発表会では、WLTCモードの市街地走行シーンにおいては最大50%の時間でエンジン停止を維持するとしています。そんな3008は、2026年にBEVモデルの導入も控えているとのことで、こちらも楽しみです。
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13.ジュニア(アルファロメオ)

最後に紹介するのはイタリア発のブランド、アルファロメオが満を持して送り出す新型SUV・ジュニアです。コンパクトスポーツカーの名車「GT 1300ジュニア」にちなんで名付けられており、BEVモデルに装着されたエンブレムのヘビを大胆にあしらう盾(たて)グリルが強烈な個性を放ちます。ラインナップはBEVのほか、マイルドハイブリッドモデルも用意。質感高く仕立てられたインテリアも必見です。
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ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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