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更新日:2025.11.28 / 掲載日:2025.11.28
ロールス・ロイスがレトロゲームの世界に飛び込んだ!遊びゴコロ全開の異色モデル披露
ラグジュアリーを極めたロールス・ロイスが、レトロゲームの世界に飛び込んだ――! ロールス・ロイス・モーター・カーズは現地時間の11月19日、ビンテージ・ビデオゲームの8ビット世界にインスピレーションを得たビスポーク・モデル「ブラック・バッジ・ゴースト・ゲーマー(Black Badge Ghost Gamer)」を発表した。

8ビットな“チーキー・エイリアン”が顔を出す、ユニークなグラフィック
ブラック・バッジ・ゴースト・ゲーマーは、アーケードゲーム・カルチャーに着想を得たビスポーク・モデル。初期のビデオゲームやビンテージ・ゲームコンソール、初期のメディアフォーマットによって形作られたこの領域は、現代のコレクターズ市場において急速に存在感を高めているという。
同モデルは、サラマンカ・ブルーのメイン・ボディと、ディープシマーのクリスタル・オーバー・ダイヤモンド・ブラックのアッパーボディによる鮮やかなツートーンで仕上げられている。

今回の特別なコミッションを象徴するユニークなモチーフ「チーキー・エイリアン」は、手描きのグリーンのコーチラインと、片側にはピンクの8ビット爆発デザイン、反対側にはイエローとブルーで描かれる。
89個の独立したピクセル(それぞれ3mm×3mm)で構成されたこの「チーキー・エイリアン」は、初期のビデオゲームに見られるビットマップ・グラフィックを想起させる。
ゲーム世界への没入感たっぷりな座席空間

シートには、フロントに「Player 1」と「Player 2」、リアに「Player 3」と「Player 4」の文字が8ビットスタイルのフォントで刺繍されている。対照的に、各ヘッドレストにはブロックカラーの「チーキー・エイリアン」が刺繍で施され、コーチラインのモチーフと同様にそれぞれ89個の個別のピクセルから構成される。

リアシートの間のエリア、ウォーターフォールもブラック・バッジのテクニカル・ファイバーで仕上げられる。初期のゲームアイコンへのオマージュとして、ステンレス製の「空飛ぶ円盤」2機が手描きの月面シーンと星空を背景に浮かんでいる。
レトロゲームの雰囲気を詰め込んだインテリア

全てのテクニカル・ファイバー面には微細なシルバーの輝きがラッカー塗装に加えられている。表面のいくつかには「イースターエッグ」が隠されており、リアのピクニックテーブル上面には金属製の「チーキー・エイリアン」が埋め込まれている。さらに8ビットモチーフは、フロントのブラック・クローム仕上げの「アイボール」エアベントの隠れた側面にも刻まれている。

ゴーストで初めて導入されたイルミネーテッド・フェイシアは、初期の多くのゲームに見られた「レーザー・ベース」の背景を彷彿とさせるよう再設計された。85個の個別の星で構成されたガンシップが描かれ、星座自体も調整されることで、宇宙船が星空の中を勢いよく進んでいるかのように見えるデザインとなっている。

また、それぞれが手作業で配置された光ファイバー・ライトによって形作られた「ピクセル・ブラスター」スターライト・ヘッドライナーを備える。

ドアを開けたときに見えるビスポークのイルミネーテッド・トレッドプレートには「PRESS START」、「LOADING…」、「LEVEL UP」、「INSERT COIN」といったクラシックなアーケードゲームのプロンプトが、シートの刺繍と同じ8ビット風のグラフィック文字で彫り込まれている。
ロールス・ロイス 公式HP:
https://www.rolls-roycemotorcars.com/ja_JP/home.html
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