カーライフ
更新日:2025.11.20 / 掲載日:2025.11.20
30年来の相棒。ずっと乗り続けたいクルマ【ホンダ・シティカブリオレ】|こだわりの愛車探訪

気になるクルマのことはオーナーに聞いてみるのが1番! ということで、2つのイベントにお邪魔して全25人のオーナー取材を実施! 新潟県弥彦村にて開催された「GFGS CarLife In Yahiko vol.4」では、旧車乗り11人のリアルな声を聞くことができました。(『こだわりの愛車探訪』記事一覧へ▶▷)
今回はホンダ・シティカブリオレのオーナー歴30年というアキヒコさんに、長年連れ添った“相棒”のリアルレビューを伺いました。
☟まずは動画をチェック!オーナーのリアルな声を聞きました☟
GFGS Carlife vol.4
「人とクルマが寄り添うPOPな交流」を目的に、新潟県は弥彦山の麓「ヤホール」で開催される、新しい形のカーイベント。旧車を中心に“かわいいクルマ”が集う会場は和やかな雰囲気に包まれていた。
https://www.gfgscarlife.net
【ホンダ シティカブリオレ】「涼しい時期に、朝の海沿いをドライブして楽しんでいます」

愛車:ホンダ シティカブリオレ(1985年モデル)
「30年ほど前に買いました。メンテナンスをしつつ、今も乗っています」とアキヒコさんが語るのは、ホンダ・シティカブリオレ。80年代に一世を風靡した“トールボーイ”ことシティのオープン仕様だ。「元々このカタチが好きなんですが、実はブルドッグ(インタークーラーターボを搭載した「シティ ターボII」の愛称)の方を狙っていたんです。でもなかなかいい個体がなくて、そのうちにショップから薦められてこちらを買いました」と、出会いを振り返る。
現在のところ、エアコンが使えなくなっているという以外は大きなトラブルもないのだそう。「涼しい時期に海沿いをドライブし、朝ご飯を食べて暑くなる前に帰るっていうような感じで乗っています。スピードが出ない分、運転も優しくなってます」と、小粋に街乗りを楽しんでいるそうだ。

そんなアキヒコさんだが、気がかりな点に「部品が無いこと」を挙げた。販売終了から40年が経とうとしているモデルだけに、部品不足は避けられない問題だ。日頃のメンテナンスの重要さが想像できるが、アキヒコさんは「私たちにとってのかかりつけ医のような存在がクルマも必要。そういう繋がりを保つことが大事かなと思います」と、シティ購入を検討している方へのアドバイスを交えて語ってくれた。

長年連れ添ったシティカブリオレを「愛犬のような存在」と語ったアキヒコさん。乗り換えの予定は?という問いかけに「今は普段使いをしていないので、その分なるべく長く乗り続けていきたいと思います」と答えてくれた。アキヒコさんの素敵なカーライフが末永く続いてほしいと願うばかりだ。





文/伊波泰志 写真/榎本剛
デザインは好きだけど、実際どうなの?なんて、気になるクルマのことは、オーナーに聞いてみるのが1番!ということで、今季は、キャンプイベント「GO OUT CAMP vol.21」、カーイベント「GFGS Carlife vol.4」といった、こだわり派の集まる2つのイベントにお邪魔して、全25人のオーナーに愛車への本音を聞いてきました。
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