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更新日:2018.10.13 / 掲載日:2015.09.28
レクサス、フラッグシップセダン「LS」の一部仕様を変更

一部仕様を変更した「LS 600h」
トヨタの高級車ブランド・レクサスは9月25日、「LS」の一部仕様を変更して発売した。今回の仕様変更は、ボディー剛性の向上が図られている。従来のスポット溶接よりも溶接打点間の間隔を詰めることができる「レーザースクリューウェルディング」の範囲を拡大。ボディを面で結合し、たわみを抑える構造用接着剤の採用範囲も拡大した。
LEXUS LS 600h

ボディー剛性の向上が図られている
ボディカラーは、新たに「ソニッククォーツ」を追加し、全11色のラインナップにした。ただし、「ソニッククォーツ」は、「F SPORT」では選択が不可となる。12.3インチワイドディスプレイは、地図の全画面表示ができるようになったほか、画面の右側に簡易操作画面を設置。利用頻度の高い地図、オーディオ、電話、燃費、エアコンの各機能をワンタッチで呼び出すことができるようになった。

12.3インチワイドディスプレイは、地図の全画面表示ができるようになった

ナビゲーションシステムは、LTE方式の通信モジュールを採用
ナビゲーションシステムは、LTE方式の通信モジュールを採用し、通信の高速化に加えて音声とデータの同時通信を実現。G-Link機能の1つである「レクサスオーナーズデスク」のオペレーターサービスにおいては、ユーザーの要望に応じてオペレーターと会話しながらカーナビの目的地設定が行えるなど、利便性の向上が図られた。

オペレーターと会話しながらカーナビの目的地設定が行える
そのほかナビゲーションシステムでは、VICS WIDE対応とすることで、FM多重放送による渋滞情報の提供拡大や精度向上に伴ってより正確な探索ルートを提供できるようになった。新たに特別警報などの緊急情報や気象・災害情報などを提供。リモートタッチは、新たに操作ボタンを追加し、操作性を向上させた。
メーカー希望小売価格は、854万8000円(税込)~1595万4000円(税込)