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更新日:2018.11.07 / 掲載日:2015.08.04
三菱、新型「パジェロスポーツ」をタイで初公開
パジェロスポーツは、かつて「チャレンジャー」の車名で日本市場でも販売していたモデル
三菱自動車は8月1日、ミドルサイズSUVとなる新型「パジェロスポーツ」をタイで初公開した。同モデルは、ミツビシ・モーターズ・タイランド・ラムチャバン工場で生産。2015年秋にタイで販売するのを皮切りに、豪州、アセアン、中東、アフリカ、中南米、ロシアなどで順次販売。先代モデル同様に約90カ国で販売する計画となる。
3代目となるパジェロスポーツは、かつて「チャレンジャー」の車名で日本市場でも販売していたモデル。2代目以降は日本では販売してないが、世界市場では約90カ国で販売され、2015年6月までに累計約40万台を販売するモデルとなっている。
PAJERO SPORT
エンジンは、2.4リッター直列4気筒MIVEC ディーゼルターボを採用
エクステリアデザインは、同社が新しく採用を進めている新世代フロントフェイスデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用。スポーティで迫力あるデザインに変更された。インテリアは、ハイコンソールプロポーションを採用し、シルバー加飾や立体的な形状のシートなどを採用する。ボディサイズは全長4785mm、全幅1815mm、全高1800mm。3列目シートを備えることで7人乗車が可能になる。
パワートレーンは、エンジンに「4N15」型の2.4リッター直列4気筒MIVEC ディーゼルターボを採用。トランスミッションに、新開発の8速ATが組み合わされる。エンジンのスペックは、最高出力133kW、最大トルク430Nmを発生。エンジン本体の軽量化や減速エネルギー回生システムの採用などで、燃費は先代モデルから約17%向上させている。
エンジンのスペックは、最高出力133kW、最大トルク430Nmを発生
インテリアは、ハイコンソールプロポーションを採用
タイを皮切りに約90カ国で販売する計画
そのほか、4WDシステムは同社独自の「スーパーセレクト4WD-II」を採用。路面状況に応じて走破性と安定性を高める「オフロードモード制御」、「ヒルディセントコントロール」などを装備する。滑りやすい路面やステアリング操作などによって車両が不安定な状態になった場合、エンジン出力とブレーキを制御して挙動を安定させる「アクティブスタビリティ&トラクションコントロール」を採用する。