車にかかるお金&維持費
更新日:2025.08.13 / 掲載日:2025.08.13
「燃費は気にするな」は昔のハナシ?スバル人気3モデルの燃費性能まとめ

フォレスター、レヴォーグなど、運転好きなドライバー好みのモデルを多数ラインナップするスバル。走りの良さは折り紙付きですが、その反面で燃費性能については「もう少し伸びれば…」という声も上がっていました。

そんな世間のイメージを覆そうとしているのがストロングハイブリッドの存在。2024年12月発売のクロストレックから導入された、スバルが「走りの愉しさと環境性能を高い次元で両立させた」と自負する新システムなんです。
今回はそんなスバル車からレヴォーグ、クロストレック、フォレスターの3モデルについて最新情報も織り交ぜつつ、燃費性能をまとめてみました!
【レヴォーグ】いま最もストロングハイブリッド導入が待たれるモデル!?

スバルのワゴンタイプのモデルとして、インプレッサと双璧を成すのがレヴォーグ。インプレッサに比べて全長が約300mm長く(4,755mm)、荷室フロア長:1,070mm × 荷室高:771mmの広いラゲッジスペースが自慢の一台です。
そんなレヴォーグのカタログ燃費は以下の通り。
1.8L DOHC直噴ターボエンジン | 2.4L DOHC直噴ターボエンジン | |||
Smart Edition EX | 13.5km/L | STI Sport R EX | 11.0km/L | |
GT-H EX | 13.5km/L | STI Sport R EX Black Interior Selection | 11.0km/L | |
STI Sport EX | 13.5km/L | STI Sport R-Black Limited | 11.0km/L | |
STI Sport EX Black Interior Selection | 13.5km/L | |||
平均値 | 13.5km/L | 平均値 | 11.0km/L |
2種類のガソリンターボエンジンをラインナップしていますが、どちらも燃費性能はもう一つといったところ。実燃費については、以前にリサーチしたこちらの記事をご覧ください。
室内長×室内幅×室内高:1,900mm × 1,515mm × 1,205mm
ホイールベース:2,670mm
車両重量:1,570kg~1,640kg
【クロストレック】ストロングハイブリッドのスゴさを証明!

2022年に従来のXVから、車種名を変更する形で誕生したクロストレック。発売当時も自動車専門誌を中心に様々なメディアで取り上げられ注目を集めましたが、2024年12月にトヨタのTHS II 技術を用いた新ハイブリッドシステム・ストロングハイブリッド搭載車を新たにラインナップして再び注目を集めました。
FWD | AWD | AWD(S:HEV) | |
ツーリング | 16.4km/L | 15.8km/L | ‐ |
リミテッド | 16.4km/L | 15.8km/L | ‐ |
プレミアム S:HEV | ‐ | ‐ | 18.9km/L |
プレミアム S:HEV EX | ‐ | ‐ | 18.9km/L |
平均値 | 16.40km/L | 15.80km/L | 18.90km/L |
カタログ数値では、従来のマイルドハイブリッドシステム・e-BOXERを搭載するAWD車と比較すると3.1km/Lを上回る数値に。他社モデルのように20km/Lオーバーとはいきませんが、それでも燃費性能の向上は大きく、クルマとしての魅力がより高まりました。では、実燃費はどうだったのか、詳しい内容は以下の記事をチェック!
室内長×室内幅×室内高:1,930mm × 1,505mm × 1,200mm
ホイールベース:2,670mm
車両重量:1,550kg~1,660kg
【フォレスター】ストロングハイブリッド導入でデメリット解消!?

インプレッサと共にスバルを牽引するフォレスター。全高1,730mm、最低地上高220mmは現行のスバル車の中で最も高く、より本格志向のSUV性能が魅力です。一方で燃費性能は高いとは言い難い印象でしたが、現行の6代目でストロングハイブリッドを導入。その結果、カタログ燃費は大きな改善が見られました。
2.5L ストロングハイブリッド | 1.8L ターボ | |||
Premium S:HEV | 18.4km/L | SPORT | 13.6km/L | |
Premium S:HEV EX | 18.4km/L | SPORT EX | 13.6km/L | |
X-BREAK S:HEV | 18.8km/L | |||
X-BREAK S:HEV EX | 18.8km/L | |||
平均値 | 18.6km/L | 平均値 | 13.6km/L |
車格こそ違いますが、クロストレックのストロングハイブリッド車と比べると平均値の差はわずか0.3km/L。これだけ見ても燃費性能が大きく向上している事が分かります。先代・先々代モデルの燃費と比べると、その向上ぶりがもっと具体的に伝わるはず。以下の記事もぜひ読んでみてください。
室内長×室内幅×室内高:1,950mm × 1,540mm × 1,270mm
ホイールベース:2,670mm
車両重量:1,640kg~1,750kg
ストロングハイブリッドがスバル車のイメージを変える!?
「燃費が悪い」というイメージを持たれがちなスバル車。しかしストロングハイブリッドの登場により、燃費性能が改善されつつあります。2025年7月現在はクロストレックとフォレスターのみですが、今後導入が広がっていけば、「スバル車=燃費が悪い」という先入観も変わるかもしれません。今後の動向に期待です!
【スバル車以外のモデルの燃費はどうだった?】


ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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