レクサス「LC」 クーペは鋭く、オープンは優雅に…走りの個性を磨いた特別仕様車

　レクサスは7月24日、「LC500h」「LC500」「LC500 コンバーチブル」を一部改良し、全国のレクサス販売店を通じて、8月4日から発売すると発表した。また、LC500、LC500 コンバーチブルに特別仕様車“PINNACLE”（ピナクル）を設定し、それぞれ100台を抽選販売する。

　メーカー希望小売価格は、LC500h、LC500、LC500 コンバーチブルが14,100,000円～15,550,000円、特別仕様車“ピナクル”が17,800,000円（すべて消費税込）。

クーペとコンバーチブル、それぞれの特徴を生かした特別仕様車が登場

　特別仕様車の“ピナクル”は、最高峰、頂上を意味し、走りを徹底的に磨き上げたモデル。LC500“ピナクル”はより鋭く意のままに走る楽しさを、LC500 コンバーチブル“ピナクル”はより優雅で心地よい走りを追求したという。

　共通アイテムである一体成型フロントバンパーカナードや専用固定式リヤウイングにより、高い空力性能と運動性能を確保。LC500“ピナクル”は、剛性に優れた構造のリヤアルミ中空サスペンションメンバーを搭載し、タイヤのグリップ力をより有効に活用することで、ドライバーとクルマの一体感ある走りを実現した。さらに、新たに搭載したDRSとの高い親和性により、高次元で安定性と軽快さを両立させた。

　LC500 コンバーチブル“ピナクル”は、初採用の専用固定式リヤウイングにより、オープンにした時の乗り心地や直進安定性・操縦安定性をより一層高めた。

　エクステリアは、専用のブラックスパッタリング塗装の鍛造アルミホイールをはじめ、各パーツをブラックで統一。ボディカラーは、LC500“ピナクル”が、日本古来の金属工芸で銀と銅の合金を仕上げた銀灰色の「朧銀（おぼろぎん）」、LC500 コンバーチブル“ピナクル”が、硬質なライトソリッドグレーをベースに、ハイライトでメタリックをほのかに感じさせる「ニュートリノグレー」を専用カラーとして設定している。

　インテリアは、残雪に陽の光があたり、大地があらわになっていく雪解けの情景からインスピレーションを受けた専用インテリアカラー、ブラック＆ホワイトとサドルタン＆ホワイトをそれぞれに設定。そのほかにも、特別仕様車限定の専用装備として、助手席インストルメントパネルへの刺繍の採用、スカッフプレートやプレートを装備する。

　一部改良においては、LCの開発コンセプトである「より鋭く、より優雅に」をさらに追求。具体的には、ドアストライカの構造変更により剛性感を高め、優れた操縦安定性と、ドライバーのステアリング操作にクルマが素直に応える車両応答性を高次元で両立させた。

特別仕様車 “ピナクル”装備一覧

＜共通＞
・特別仕様車専用CFRPリヤウイング（固定式）
・特別仕様車専用一体成型フロントバンパーカナード
・高精度チューニングエンジン
・特別組付けLSD
・特別仕様車専用スカッフプレート
・特別仕様車専用プレート（センターコンソール）
・特別仕様車専用グラデーション刺繍（助手席インストルメントパネル）
・特別仕様車専用ブラックスパッタリング塗装21インチ鍛造アルミホイール

＜LC500“ピナクル”＞
・特別仕様車専用ボディカラー ： 朧銀
・特別仕様車専用インテリアカラー ： ブラック＆ホワイト
・特別仕様車専用リヤアルミ中空サスペンションメンバー
・特別仕様車専用チューニング

＜LC500 コンバーチブル“ピナクル”＞
・特別仕様車ボディカラー ： ニュートリノグレー
・特別仕様車専用インテリアカラー ： サドルタン＆ホワイト
・特別仕様車専用ルーフカラー ： ブラウンシルバー
・特別仕様車専用チューニング

主要諸元＆メーカー希望小売価格

全長×全幅×全高：4,770×1,920×1,345～1,350mm
ホイールベース：2,870kg
車両重量：1,930～2,050kg

※特別仕様車の抽選販売については、100台の内50台はオーナーを対象に先行抽選を実施し、それぞれ50台を一般向けの抽選販売分として、2025年7月24日～8月7日まで全国のレクサス店にて抽選申し込みを受け付ける。当選者には8月18日に申込みした販売店から連絡の上、商談を開始する。

レクサス 公式HP：
https://lexus.jp/

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2024.12.20