車のメンテナンス
更新日:2025.07.13 / 掲載日:2025.07.11
フォレスター“ウィルダネス”が上陸か!?アウトドア専用派生グレードが2026年国内投入へ

スバルの主力SUV「フォレスター」に、北米市場で高い人気を誇る“ウィルダネス”がいよいよ日本に上陸する見通しが立った。投入は2026年後半が有力で、発売は秋から冬にかけてが有望視されている。
北米仕様のウィルダネスは、標準モデル比で地上高を約234mmまで引き上げ、専用サスペンションやスキッドプレートを装備することで、未舗装路や雪道での走破性を大幅に強化しているのが特徴だ。アプローチアングル、デパーチャーアングルの拡大に加え、専用の17インチホイールとオールテレーンタイヤを組み合わせ、よりタフに使い倒せる仕様となっている。
駆動面では2.5L水平対向NAエンジンを積み、低速域の粘りを重視したCVTや二つのX‑MODEを組み合わせることで、街乗りと悪路を両立させている点も北米ならではのアプローチだ。
一方で国内向けパワートレーンは北米仕様の2.5Lではなく、現在日本仕様にラインアップされている2.5L SUBARU BOXER × ハイブリッドシステムと1.8L BOXER 直噴ターボ “DIT”の2本立てとなる見通しで、日常域での扱いやすさと燃費性能、そしてアウトドアでの頼もしさを両立させる狙いだ。
外観はブラックの樹脂製オーバーフェンダーと専用バンパーで力強さを演出しつつ、ルーフレールは荷物の積載性を高めるために耐荷重を増強。インテリアも撥水性の高いシートや防水ラゲッジを備え、アウトドアギアの積み下ろしを前提にした造り込みが徹底されている。
都市と自然をシームレスに駆け抜ける“ウィルダネス”。本格アウトドア仕様のフォレスターが日本でどこまで支持を集めるのか、登場が今から楽しみだ。