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更新日:2025.06.03 / 掲載日:2025.06.03
新型「ベンテイガ スピード」誕生。“モデル史上最強”の圧倒的パフォーマンス【動画あり】

ベントレーモーターズは現地時間の6月2日、新たなフラッグシップモデル「ベンテイガ スピード」を発表した。
ベンテイガ史上最強モデル 新型「ベンテイガ スピード」
“ベンテイガ史上最もパワフルでダイナミックなモデル”を謳う新型ベンテイガ スピードは、W12エンジンを搭載した先代のモデルを超える出力とパフォーマンスを発揮。新設計のシャシーとの組み合わせにより、ラグジュアリーSUVとして、より高い次元の走行性能を実現している。

搭載される新開発の4.0リッターV8ツインターボエンジンは、最高出力650PS、最大トルク850Nmを発生し、最高速度は310km/hに達する。0-100/h加速は3.6秒で、ベンテイガV8 Sの4.4秒、さらに先代W12エンジン搭載モデルの3.9秒をも上回るパフォーマンスを実現した。
標準装備となったスポーツエキゾーストシステムは、ハイパワーV8の個性を際立たせる、豊かで力強いサウンドを響かせ、リアディフューザーから覗く2本の楕円形テールパイプは視覚的にも印象づける。さらに、より強い響きのサウンド体験を求める人に向けてチタン製アクラポビッチ・エキゾーストシステムをオプションで用意している。

搭載する3つの走行モードのうち、「COMFORTモード」と「BENTLEYモード」は、従来モデルと同様のチューニングが施されており、日常使いから長距離のグランドツーリングまで、快適かつ洗練されたドライビングを維持。「SPORTモード」は、ステアリング応答性、ロードホールディング性能、ドライバーとの一体感が向上しており、サスペンションの減衰特性は従来のベンテイガV8と比べて15%剛性が強化されている。

また、ブレーキ性能とドライバーエンゲージメントを高めるため、オプションでカーボンセラミックブレーキを用意。これを選択することで、SPORTモードにおいてESCダイナミック設定が有効となり、ESC(電子制御スタビリティコントロール)の介入が緩和。状況に応じてダイナミックなドリフトアングルやパワーオン時のオーバーステアといった、エキサイティングな走りが可能になるという。
専用ディテールが際立つエクステリア

エクステリアは、ダークティント仕上げのブライトウェアに加え、フロントドア前端にはクロームのSpeedバッジを装着。ヘッドランプにはスピード専用デザインが採用されており、内部構造とベゼルにダークティントを施すことで、より引き締まった表情を演出。テールランプも同様に、グレーのレンズとダークティントのベゼルが組み合わされ、リアビューに独自の存在感をもたらしている。

さらに、23インチのスピード専用ホイールも設定され、カーボンセラミックブレーキを選択した場合に装着が可能となる。仕上げはグレーサテン、ブラック、ブラック×ブライトマシンの3種類から選べる。ブレーキキャリパーは、全7色のアクセントカラーが設定されている。
パフォーマンスとエレガンスが調和したインテリア

インテリアでは、標準装備として、スピード専用のドライバーインフォメーションディスプレイに加え、助手席側フェイシア、ドアシルプレートにSpeedバッジがあしらわれ、シート上部にはSpeedロゴの刺繍が施されている。

ベントレーならではのブルズアイスタイルのエアベント、オルガンストップ、センターエアベントには、標準のクローム仕上げに加え、ダークティント仕上げも選択可能。シートショルダーパネル、ドアの内側、そして4座仕様ではリアシート背面にまで、新たに開発されたプレシジョン・ダイヤモンドキルトが採用され、繊細かつ立体的な美しさが空間を彩る。
ベントレーモーターズジャパン 公式HP:
https://www.bentleymotors.jp/
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