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更新日:2025.05.16 / 掲載日:2025.05.16
日本上陸もあるぞ! トヨタ 新型BEV「bZウッドランド」世界初披露【動画あり】

トヨタは5月15日、カーボンニュートラル社会の実現に向けたマルチパスウェイの取り組みのもと、北米にてバッテリーEV(BEV)のラインアップを拡充していくことを発表した。これに際し、5月19日~21日にトヨタの北米事業体であるトヨタ・モーター・ノース・アメリカ(TMNA)が開催する新車発表イベントにて、新型車「bZ Woodland(ウッドランド)」を世界初披露する。北米での発売は2026年初を予定している。
日本名は「bZ4X Touring(ツーリング)」

トヨタでは、“もっといいクルマづくり”を目指し、商品と地域を軸にした経営を推進。その中で、カーボンニュートラルの実現に向けたパワートレーン開発においては、あらゆる国・地域の多様なユーザーニーズに応えうる電動車の選択肢を用意する「マルチパスウェイ」の取り組みのもと、多様なモビリティを展開している。
米国市場においては、BEVを中心に堅調な成長を想定しており、米国メーカーのシェアが高いBEVについて一層の商品力強化が必要としている。そうした背景を踏まえ、「bZ(日本名:bZ4X)」「C-HR」と共に、北米市場で主要となるSUVをカバーできるBEVラインアップとして新型車「bZウッドランド」を投入する。
なお、bZウッドランドは日本市場においても「bZ4X Touring(ツーリング)」の名称で、2026年春頃の発売を予定しているという。
全長はbZ4Xに比べて140mmアップ

ボディサイズは、全長 4,830mm × 全幅 1,860mm × 全高 1,620mmで、ホイールベースは2,850mm。bZ4Xと比べて、全長が140mm長くなった。これにより、荷室は30cu.ft(立方フィート、約850L)を超える空間を実現するという。
日本展開されているモデルでは、クラウンエステート(全長 4,930mm × 全幅 1,880mm × 全高 1,625mm)が最も近いサイズのようだ。
航続距離は約260マイル(約418キロ)を確保

bZウッドランドに搭載されるリチウムイオンバッテリーは総電力量74.7kWhの大容量バッテリーを採用し、急速充電の前にバッテリー本体の温度を調整するバッテリープレコンディショニングを搭載。急速(DC)充電規格として北米充電規格(NACS:North American Charging System)を採用し、冷間時における急速充電は約30分で10-80%充電を目標に開発される。
システム総合出力は375PSで、eAxleの高効率化と相まって、航続距離は約260マイル(約418キロ)を確保するという。

駆動方式はAWD(全輪駆動)を採用。前後に高出力タイプのeAxleを搭載すると共に、進化した制御システムの採用によって前後駆動力配分の自由度を拡大。アウトドアシーンでも優れた走行安定性を実現するとしている。
ガラスルーフ採用で開放感を演出

デザインにおいては、ハンマーヘッドフェイスにフルワイドLEDを組み合わせ、ブラックのオーバーフェンダーを追加する事で、力強いスタンスを表現した。このほか、固定式ガラスパノラミックルーフを装備し、開放感が演出される。

米国では動画も公開!(英語)
トヨタ 公式HP:
https://toyota.jp/
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