アウトドア・キャンプ・車中泊
更新日:2025.05.16 / 掲載日:2025.05.16
初めての愛車は、家族の会話が弾む1台【ダイハツ タント】|キャンパーの愛車拝見

そこで、こだわり派キャンパーたちが集まるイベント「GO OUT JAMBOREE 2025」にお邪魔して、総勢10名の愛車を拝見! 愛車購入の決め手や、愛車の良いとこ・悪いとこまで、オーナーだからこそ言えるリアルな声を聞きました。
「キャンパーの愛車拝見」記事一覧へ >>
まずは動画をチェック!オーナーのリアルな声を聞きました☟
【ダイハツ タントファンクロス】コミュニケーションが取りやすい車内空間に大満足

愛車:ダイハツ タントファンクロス(2022年モデル)
「初めての愛車なんです」と、さくまさんが語るのはダイハツ・タント ファンクロス。人気のタントをアウトドアスタイルに仕立てたモデルだ。購入を決めた理由は「車幅です(笑)。駐車場のサイズが縦長で、軽自動車の横幅しか入らないっていう感じだったので。最後の決め手は見た目です!」という。候補にはハスラーもあったそうだが、「デザインがカワイイなぁと思ってたんですけど、子どもが乗り降りする時にドアをぶつけそうだなっていう不安が(笑)。タントは両側ともスライドドアなので、こちらに決めました」。

さくまさん一家は、メインのクルマとしてハイエースも所有しているそう。メイン車とは正反対の特性が、タントの良さと感じているそうだ。「ターボ車なのもあってか、軽自動車特有の出足の悪さが無くて。メインのハイエースが重たい分、出足がスンッと軽く感じられて好きです」。また、「娘が後ろの席に乗った時、ハイエースだと走行音が大きいので会話が難しいんですが、タントだと車内の会話がすごく弾むのでいいなと感じています」と微笑んだ。

普段は子どもの送迎など街乗りでの使用がメインで、キャンプに使う事はほとんどないという。この日はご主人と別で会場入りする事となったため、ルーフボックスを載せて運転してきたそうだ。「アウトドア仕様の見た目で、かわいく乗れるのはいいですね」と、雄大な自然をバックに佇む愛車の姿に目を細めた。

愛車の好きなポイントとして、上下2段で使えるデッキボードなど収納の多さを挙げたさくまさん。さらに、「ひじ掛けを上げると運転席と助手席が地続きになっているので、子どもが助手席に乗った時に距離感が近く、コミュニケーションが取りやすくていいなぁと思いますね。大満足の一台です!」と、大きくうなずいて見せた。初めての愛車を楽しむさくまさん一家の姿が、目に浮かぶようだった。




文/伊波泰志 写真/榎本剛