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更新日:2025.04.17 / 掲載日:2025.04.17
スバル 第2のEV「トレイルシーカー」世界初披露! ソルテラと好対照の新型SUV
米国スバルは現地時間の4月16日、ニューヨーク国際オートショー2025にて新型「Trailseeker(トレイルシーカー)」を世界初披露した。同モデルは2026年より米国で販売予定。
“どこへでも行けるSUV”を体現する新型EV

今回発表されたトレイルシーカーは、ブランド史上2番目の電気自動車(EV)となるSUV。車名は“どこへでも行けるSUV”というコンセプトを強調するものとしており、8.3インチ(約210mm)の最低地上高や卓越した走行性能、さらに広々とした室内および荷室スペースなどといったキャラクターが与えられた。

走行性能においては、前後アクスルに配された電動モーターにより約375hpの出力を発揮。シンメトリカルAWDを標準装備し、最大3,500ポンド(約1,580kg)の牽引能力を有する。さらに「スノー/ダート」「ディープスノー/マッド」のデュアルモードシステムを搭載した「X-MODE」を搭載。グリップコントロールやダウンヒルアシストコントロールといったシステムも備え、オフロード/オンロードを問わず優れた走行性能を発揮できると自負する。
リチウムイオンバッテリーは74.7kWhの容量を持ち、満充電で260マイル(約400km)以上の航続距離を実現。0-60マイル(0-96km/h)加速は約4.4秒と、EVならではの加速性能も備えている。
ソルテラより一回り大きなサイズに

ボディサイズはその詳細が明らかにされていないが、ソルテラと比較して全長が6インチ(約150mm)以上、全高も約1インチ(約25mm)アップ。これに合わせて後部座席や荷室スペースも拡大した。なお、現行型ソルテラは全長184.6インチ(約4,690mm)、全高65インチ(約1,650mm)となっている。
キャビンには、Apple CarPlayやAndroid Autoのワイヤレス接続機能を有する14インチ・マルチメディアタッチスクリーンを標準装備。2基のワイヤレスチャージャーやUSB-Cポートを備えるなど、快適性も高められた。安全性能においてはスバルの先進運転支援システムであるアイサイトを搭載する。
詳細のスペックや価格については、2026年初頭に発表予定としている。

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