車のニュース
更新日:2018.10.28 / 掲載日:2015.03.30
【ホンダ】新型の軽自動車「S660」を発売日は4月2日【価格・スペック・カラー】

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
ホンダの新型2シーター・オープンスポーツカー「S660」が4月2日に発売される。最高出力64ps/6000rpm、最大トルク10.6kg-m/2600rpmを発生させる0.66L 直3 ターボエンジンをミドシップに搭載するMRのライトウェイトスポーツで、トランスミッションは新開発の6速MTとスポーツモードを備えた7速パドルシフト付のCVTの2種類が用意される。また、発売を記念した特別限定車「S660 CONCEPT EDITION」も660台限定で同日に発売。価格帯は198万円(S660 β/MT、CVT共通)~238万円(S660 CONCEPT EDITION/MT、CVT共通)。
走る楽しさ、曲がる楽しさを最大限に追求して開発されたS660。ミドシップエンジン・リアドライブのレイアウトを採用することで前後の重量配分を45:55とし、慣性モーメントの最小化させると同時にトラクション性能を向上させた。車両の挙動にあわせて4輪のブレーキを独立して制御する「アジャイルハンドリングアシスト」を軽自動車としてはじめて装備。ワインディングなどでの走行性を高めている。
ルーフは脱着式のソフトトップ「ロールトップ」。停車時に手動で脱着を行う。はずしたロールトップはフロントフード内のユーティリティボックスに収納できる。
安全装備としては、運転席・助手席エアバッグに加えてサイドエアバッグを標準で装備。「VSA(Vehicle Stability Assist:ビークル・スタビリティ・アシスト/横滑り防止装置)」や登り坂での発進時に後退を防ぐ「ヒルスタートアシスト機能」、急ブレーキ時にハザードランプを自動で作動させ後続車両に注意を促す「エマージェンシーストップシグナル」も全モデルに標準装備した。30km/h以下での走行時に追突防止を支援する「シティブレーキアクティブシステム」は、S660 CONCEPT EDITIONに標準装備、S660ではオプションとなる。
S660のボディカラーは「プレミアムスターホワイト・パール」、「プレミアムビーチブルー・パール」、「カーニバルイエローII」の新色3色に「プレミアムミスティックナイト・パール」、「アドミラルグレー・メタリック」、「フレームレッド」の3色を加えた6色展開。シートはベーシックグレードの「β」がメッシュ×ファブリック仕様、プレミアム仕様の「α」が本革×ラックス スェード。
S660 CONCEPT EDITIONは、ボディカラーがプレミアムスターホワイト・パール、シートは本革×ラックス スェード。シートは、運転席がライトグレー、助手席がダークグレーのアシンメトリカラーのスポーツシートとなる。エクステリアにはボルドーレッドのロールトップ、2トーンカラーのサイドミラー、内部がブラック塗装となったエキパイフィニッシャーを装備。撥水ボディコートと撥水ガラスコートも施される。インテリアは、運転席のレザーシート、本革巻ステアリングホイール、シフトブーツおよびMT車の本革巻きシフトノブに専用のレッドステッチを配し、ホンダ純正のナビアプリ「インターナビ ポケット」との連携に対応したセンターディスプレイを搭載。センターコンソールには、シリアルナンバーを刻印したアルミプレートを装備する。
ミドシップエンジンとしては、理想的な前後重量配分(45:55)とし、効果的なトラクション特性を実現している。
空力特性も徹底的に煮詰められ、ボディ下の空気の流れも最適化されている。
脱着式のソフトトップは、閉じられて状態でもスポーティなルックスを保つ。