車のニュース
更新日:2018.10.11 / 掲載日:2015.03.03
【レクサス】ウルトラコンパクトクラスのコンセプト「LF-SA」【サイズ】

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
3月3日、スイスで開催中の「ジュネーブモーターショー2015」で、レクサスのコンセプトカー「レクサス LF-SA」が発表された。レクサスがこれまで展開してこなかったウルトラコンパクトクラスで、究極のラグジュアリーを提案している。
LF-SAは「Lexus Future Small Adventurer(レクサス・フューチャー・スモール・アドベンチャー/未来の小さな冒険者)」から名付けられた2+2シーターのモデル。都市での使用を想定しており、狭い場所での取り回しやすさと機敏な走りを追求したパッケージとなっている。ボディサイズは全長3450×全幅1700×1430mm。
日常生活のさまざまなシーンで最新技術による自動化が進むなか、ドライバーが運転する歓びを具現化したデザインスタディモデルだ。フランスのニースに拠点を置くトヨタ・ヨーロッパ・デザイン・デベロップメント、通称「ED2(EDスクエア)」が企画からモデル製作まで一貫して行った。
デザインには、先鋭(Leading-edge)と精妙(finesse)を調和させるレクサスのデザインフィロソフィー「L-finesse」を大胆に採り入れられている。エクステリアでは、フロントエンブレムを中心に放射状に広がるスピンドルグリルや彫りの深いボディ造形、サイドに張り出したL字型のリアコンビネーションランプなどが先進性を際立たせた。インテリアは、大きく弧を描いたダッシュボードや運転席を固定してステアリングとペダルの位置を調整式にすることで広々とした空間を実現しながら、将来のインフォテイメントを考慮したホログラムタイプのデジタル表示とワイドヘッドアップディスプレイを搭載した。
レクサス初めてとなるスモールモデルだが、プレミアムブランドのクオリティ感やイメージは受け継がれている。
操作系がシンプルに統一され、まさに未来のコクピットを思わせるデザインは、スポーティかつエモーショナルだ。