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更新日:2024.11.21 / 掲載日:2024.11.21
トヨタ「カローラ」など3車種、約11万5千台で改善対策 制動装置のプログラムに不具合
トヨタは11月21日、制動装置(ブレーキアクチュエータ用制御コンピュータ)に不具合があるとして「カローラ」「カローラ スポーツ」「カローラ ツーリング」の計3車種115,206台(2022年8月~2024年11月)の改善対策を国土交通省に届け出た。

国交省によると、ハイブリッド車のブレーキ油圧を調節するブレーキアクチュエータの制御コンピュータにおいて、制御プログラムの検討が不十分なため、旋回制動時にブレーキ油圧を適切に調整できないことがある。そのため、一時的に意図どおりの制動力を得られず、予測より制動停止距離が伸びるおそれがあるという。これについて、ユーザーからの不具合報告はなく、事故も発生していない。
これに対しトヨタは、全車両、ブレーキアクチュエータ用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正するとしている。
問い合わせは、トヨタお客様相談センター(TEL 0800-700-7700)まで。


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