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更新日:2018.11.20 / 掲載日:2014.10.23
レクサス(LS・LS・NX)とトヨタ(カムリ・ハリアー)がJNCAPで最高評価(ASV+)

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
トヨタが展開するレクサスブランドの3モデル(「LS」、「IS」、「NX」)とトヨタブランドの2モデル(「カムリ」、「ハリアー」)が、JNCAP(Japan New Car Assessment Program)予防安全性能アセスメントで最高ランクの「ASV+(Advanced Safety Vehicle +/先進安全車プラス)」を獲得した。
国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構が実施するJNCAPは、安全な自動車の普及を促進する目的で平成7年度より公表されている自動車安全情報である。クルマの安全性能に対して年々高まるニーズに合わせ、自動ブレーキなど事故を未然に防止するための「予防安全技術」を搭載したクルマが急速に普及していることを受け、今年度から新たに実施されているのが予防安全性能アセスメントだ。
予防安全性能アセスメントでは、車両に対する衝突回避または衝突被害の軽減を支援する衝突被害軽減性能「AEBS(Autonomous Emergency Braking System)」と、車線の逸脱を検知・警告する車線逸脱警報性能「LDWS(Lane Departure Warning System)」を合わせて評価。AEBS試験では、試験車を10~60km/hでターゲット(模擬車両)に後方から接近させ、予防安全ブレーキの作動を確認する。ターゲットの状況は、止まった状態と20km/hで走行中の2パターンで、衝突を回避した場合、または衝突した場合は衝突前にどの程度速度が低下していたかに応じて得点を付与する。LDWS試験では、試験車を60km/hまたは70km/hで走行させ、路面の白線からはみ出した際に警報を発するかどうかを確認、低速で警報を発したほうが高い得点が与えられる。
評価は40点満点で、ASV+獲得の5モデルのうち、レクサス LSは最高得点(40点満点)を獲得。「もっとも予防安全性能の高いクルマ」と評価された。