コーティング・クリーニング
更新日:2016.05.25 / 掲載日:2016.05.25
車のフロントガラスのワイパー跡を除去する方法
goo-net編集チーム車のフロントガラスは、運転をする人にとって重要な部分です。
フロントガラスが汚れていて視界が確保できなくなってしまうと、事故を起こす危険性もあります。
しかし、何度綺麗にしてもワイパーの跡ができてしまう、といった悩みをお持ちの方も多いでしょう。
ここではフロントガラスにワイパー跡ができてしまう原因と、
それを除去する方法について説明していきます。
なぜフロントガラスにワイパーの跡ができるのか?
車の運転手はもちろんのこと、同乗者も気になってしまうフロントガラスのワイパー跡は、
水垢が原因となっています。
水垢はフロントガラスだけではなく車体にもつきますが、
これが付着しているところとしていないところで、どうしても境目ができてしまいます。
この汚れの境目がワイパー跡です。
運転する方なら見たことがあるかと思いますが、ワイパーを作動させると、
ガラスの上を通る部分と通らない部分がでてきます。
ワイパーが届く範囲であれば、常に水分が除去されるため、水垢というのはつきにくいのですが、
ワイパーが届かない部分は水分が除去されないため、水垢がつきやすく、
それが回数を重ねるごとに頑固なワイパー跡となるのです。
ワイパー跡の水垢を除去する方法
ワイパー跡を綺麗にするためには、原因となっている水垢を落とすことが必要になりますが、
水垢というのは、油膜や泥などの汚れより、非常に頑固な汚れとして付着するため、
簡単には綺麗にすることはできません。
軽度の水垢であれば、専用の水垢除去剤や研磨剤を利用すれば落とすことが出来ます。
しかし、あまりにも水垢がひどいと、除去剤などでの手磨きでは、かなりの時間と労力を要します。
そのような場合は、カーコーティングなどの専門業者へ依頼することをおすすめします。
水垢を除去する際の注意点
水垢除去剤には大きく分けて、水垢を液体で溶かして除去するものと、
研磨剤によって水垢する方法の2種類があります。
液体で溶かして除去するタイプの場合は、洗い残しなどにより洗剤分が残ってしまうと、
ガラスを痛めてしまうこともあり、最悪の場合、ガラスが凸凹状態にしてしまう可能性もあります。
そのため、撥水剤がうまくのらない、または、
車内に入ってくる光が多くなり、目が眩むなどの恐れもあります。
また、研磨剤によって水垢を除去するタイプの場合は、
誤って、フロントガラス周辺のボディ部も磨いてしまって、
ボディ塗装などを痛めつけてしまう恐れもあります。
自分で水垢を除去する際には、こうした除去方法の違いや、注意点などを理解したうえで、
水垢除去剤や研磨剤の注意事項をよく確認し、作業を行うようにしましょう。
フロントガラスは、運転の際の視界を確保するために欠かすことのできない場所となります。
常に綺麗な状態にしておきましょう。