車検・点検・メンテナンス
更新日:2015.06.15 / 掲載日:2015.06.15
夏の渋滞によるバッテリー上がりの対策
goo-net編集チーム渋滞時にバッテリーが上がってしまうトラブルというのは非常に多いようです。
特に夏の時期にそうしたトラブルが起きてしまい、
ロードサービスなどを利用する件数は増えています。
少しここではその理由や対策に関して考えてみましょう。
なぜバッテリーが上がってしまうのか
通常、車のバッテリーは車を走らせることで充電がされます。
渋滞中はそもそもエンジンがかかった状態であることが殆どです。
それにもかかわらず、なぜバッテリーが上がってしまうのでしょうか。
実はアイドリング時の発電量というのは、非常に少ないものなのです。
目安としてはエアコンとカーステレオを動かせるくらいのものです。
つまり停車中でも電気を使いすぎてしまうと、電気をどんどん消費して、
結局バッテリーが上がってしまいます。
夏場のバッテリー上がりが多い理由
もしかしたら「そもそもバッテリーには電気は溜められているのではないか」と、
不思議に思う方もいるかもしれません。
でも満タンでエアコンを1時間程度動かせる程度なのです。
そして夏の暑い時期にはこの発電能力というものが非常に低下してしまいます。
当然、そのような中でバッテリー上がりを起こしてしまうことも少なくないのです。
ではこんな時にはどのような対策方法があるのでしょうか。
バッテリー上がりの対策方法
大渋滞でかなりの時間停車していたら、
できるだけこまめにエアコンとかヘッドライトというものを調整するようにしましょう。
そして、夏場のお出かけの時には予防対策として、バッテリーを新しいものに変え、
大きな容量にすることを検討してみましょう。
それでもなお、バッテリーが上がってしまったときにはどうしたら良いのでしょうか。
渋滞の中でエンジンストップしてしまうとかなりの人に迷惑がかかってしまいますね。
ですから、エンジンの調子が悪い時にはできるだけ早く側道に車を寄せるようにしましょう。
そしてエンジンを休ませたり、必要であればロードレスキューを呼ぶこともできるのです。
このようなロードレスキューは、
会員制のサービスや自動車保険の会社から提供されることもありますので、
事前に連絡先などを調べておきましょう。