コーティング・クリーニング
更新日:2015.04.07 / 掲載日:2015.04.07
車内が臭う原因と効果的な消臭方法
goo-net編集チーム車内の臭いが気になって、
しょうがないとお感じになる方は多いようですね。
そもそも車内が臭う原因は何なのでしょうか?
そして、その臭いを消すにはどのようにしたら良いのでしょうか?
最近よく用いられている臭い取りの方法についても、
ご紹介してみたいと思います。
車内が臭う原因とは?
これは主に2つあります。
まずは、あなたが新車に乗っているなら、
新車独特の臭いが気になっているかも知れません。
自動車のシートや車内の壁部分を生産する際には、
工業用の化学物質を使用します。
よく知られているのは「VOC(揮発性有機化学物質」です。
VOCには独特の臭いがあり、これが新車の臭いの原因です。
新車ではないなら、原因として考えられるのは、
ほとんどの場合「蓄積された臭い」です。
体臭や車内で溢してしまった飲食物などの臭いが蓄積されると、
これまた独特の臭いを発生させます。
車内の消臭をするに当たってすべきこと
上記の原因からして、臭いを発生させている物質を、
車外に放出してしまえば臭いは抑えられるはずです。
ひとまず車内の空気を入れ替えましょう。
消臭するということは、臭いの元になっている原因物質を、
移動させるということになりますので、この感覚をお持ちになりつつ、
以下の解説をご覧いただければと思います。
車内の臭い取りのための有効な方法
臭いの大きな原因となり得る、シートの臭いについて取り上げてみます。
シートの消臭は処理手順が非常に重要です。
どういうことかと言いますと、
しっかり洗浄を行なってから消臭に取り掛からなければ、
根本的な解決にならない、ということです。
これを無視して、闇雲に消臭だけを行なうと、
現状よりもさらにシートに臭いを浸透させてしまい、
かなり取れにくくしてしまうことになり兼ねません。
臭いの原因物質を、
奥深くまで移動させてしまうことになるという訳です。
そこで、有効な方法としてご紹介したいのは、
「重曹」を使用して洗浄するというものです。
重曹はお家の掃除のツールとして広く用いられていますが、
車内の掃除、洗浄においても効果的です。
重曹が重宝されているのはさまざまな「油脂分」を落としてくれるからですが、
前述のVOCや飲食物には多量の油脂分が含まれています。
このことからして効果的であると言えます。
具体的には、シートや内装部分に重曹をたっぷりと撒きます。
できれば2~3日間重曹漬けにして置いておくのが効果的です。
重曹が汚れを吸収してくれますので、
あとは漬けておいた重曹を掃除機で吸い取りましょう。
それだけでは完全に重曹を取り切れませんので、
雑巾できれいに拭き取ります。
そして、肝心なのはよく乾燥させることです。
効果的なのは直射日光に当てて乾燥・殺菌することです。
車内の臭いが気になってしょうがない方は、
上記の情報を参考になさってみてください。
臭いに悩まされることのない、
快適なカーライフを送られることと思います。