故障・修理
更新日:2026.04.21 / 掲載日:2015.03.06

車のサビ取りは自分でできる?DIYする方法や防止する対策を解説

車のサビを発見した際に「自分でサビ取りできるのかな?」と、疑問に感じる人もいるのではないでしょうか。車のサビは、表面のわずかなサビであっても、放置するとボディの内部まで侵食する恐れがあります。この記事では、車にサビが発生する原因や自分でできるサビ取りの方法、業者に依頼する場合の費用相場、サビの再発を防ぐための予防策を解説します。

1.車のサビが発生する原因

車のボディにサビが発生する原因は、車の傷や付着物、経年劣化などです。この章では、車のサビが発生する原因を解説します。

(1)車の傷

車の塗装が剥がれたり、深い傷が付いたりすると、車体の金属部分が直接空気に触れる状態になります。この金属部分に水分や酸素が触れると、金属の酸化反応が急速に進行し、サビが発生します。

例えば、高速道路の走行中に飛び石が当たって塗装が剥がれた場合、その箇所からサビが発生し、気づかないうちに進行していることがあります。

(2)車の付着物

車に付着した潮風などの塩害は、足回りや下回りのサビを誘発します。また強い酸性を持つ鳥のフンは、車に付着することで塗装を侵食し、下地金属の露出を招きます。

これらの付着物は、塗装の保護性能を低下させ、水分や酸素と触れやすい状態を作り出します。

そのため、車に付着物がある場合は、速やかに洗い流し、サビの発生を抑えましょう。

(3)経年劣化

長年使用している車は、塗装の保護性能が徐々に低下していきます。また、紫外線や雨風にさらされ続けることで、塗装の分子構造が分解され、本来持っている防水性や防錆性が失われていきます。

これにより、車の塗装部分から水分や酸素が侵入しやすくなり、サビが発生するリスクが高まります。

2.車のサビ取りができるおすすめアイテム3選

愛車のサビ取りは自宅での補修が可能です。この章では、車のサビ取りができるおすすめアイテムを3つ紹介します。

(1)サビ取りクリーム|ソフト99

出典:サビ取りクリーム|SOFT99

ソフト99のサビ取りクリームは、サビを分解するクリームタイプのサビ取り剤です。塗装面を傷付けにくい微細な研磨剤で、ボディにできた軽度のサビを落とせます。

サビ取りの手順は、サビの部分にクリームを塗り、柔らかい布で拭き取ります。サビを除去した後は、再びサビができないよう、塗装したり、防錆剤などを塗ったりしてケアしましょう。

アイテム名特徴価格
サビ取りクリーム(50g)塗装面に塗って拭き取るだけでサビ取りできるオープン価格

「サビ取りクリーム」公式販売ページ

(2)5-56|KURE

出典:5-56|KURE

クレ5-56は優れた浸透性により、車に発生したサビを除去します。特に、細部に入り込んだサビやサビで固着してしまったネジに対して効果が期待できます。潤滑・防錆効果も兼ね備えているため、サビ取り後のケアとしても役立ちます。

使用する際は、サビの部分に少量塗布し、柔らかい布で優しく拭き取るようにしてください。広範囲に使用するのではなく、一時的な処置として活用するのがおすすめです。

アイテム名特徴価格
5-56(320ml)潤滑・防錆効果がある528円(税込)

「5-56」公式販売サイト

(3)サビ・チェンジャー|武蔵ホルト

出典:サビ・チェンジャー|Holts

武蔵ホルトのサビ・チェンジャーは、既存のサビを化学的に処理したい場合におすすめのアイテムです。

この製品は、サビそのものを除去するのではなく、サビを化学変化させ、それ以上進行しないように処理します。

使用方法は、サビチェンジャーを付属のハケでサビの上に塗ります。サビ取り後、上から塗装することもできますが、完全に乾いてから使用してください。

アイテム名特徴価格
サビ・チェンジャー(70g)サビがサビ止め皮膜に変化する1,036円(税込)

「サビ・チェンジャー」公式販売サイト(Amazon)

3.車のサビを自分で補修する方法

車のボディ表面の軽度なサビであれば、自分で補修できます。

【必要な道具】

・サビ取り剤
・マイクロファイバークロス
・カーシャンプー
・脱脂剤
・タッチアップペン
・クリアコート

【サビ取りの手順】

①サビ取り剤を使い、サビを丁寧に除去します。力を入れすぎると塗装を傷付ける可能性があるため、優しく行いましょう。

②サビ取りした箇所の汚れが気になるようなら、カーシャンプーで洗浄します。その後、脱脂剤で油分を取り除きます。

③サビ取り後、必要であればタッチアップペンで下地の色を補います。

④乾燥後にクリアコートを塗布して保護します。

自分での補修は、サビの状態をよく観察し、無理のない範囲で行うことが大切です。

塗装の表面だけでなく、下地までサビが達している場合や複数の箇所にサビが発生している場合は、業者への依頼を検討しましょう。

4.車のサビ取りを業者に依頼する際の費用

車のサビが塗装内部まで浸食し、自分での修理が難しい場合は業者に修理を依頼しましょう。車のサビ取りを業者に依頼する場合、その費用はサビの状態や範囲によって変動します。

項目費用目安
軽度なサビ約5,000~15,000円
中程度~広範囲のサビ約15,000~50,000円
下回り全体の防サビ加工約50,000~100,000円

上記の費用はあくまで目安であり、サビの深さ、サビの範囲、修理箇所(ボディパネル、下回りなど)によって異なります。

また、補修に専門的な技術や特殊な塗料が必要となる場合、費用はさらに高くなる可能性があります。さらにサビがひどく修理できない場合は、パーツ交換となるケースも考えられます。

もし車のサビ取りを業者に依頼するなら、複数の業者に相見積もりできるグーネットピットをご活用ください。

5.車のサビを防止するための対策

車のサビ取り後は、サビの再発を防ぐため、以下の対策を行いましょう。

(1)定期的なメンテナンス

愛車のサビを未然に防ぎ、美しい状態を保つために、ボディや下回りを中心に月に1~2回程度の洗車を行いましょう。

また、洗車時には塗装の剥がれや小さな傷、サビの有無など、車全体をチェックします。早期発見・早期対応が、サビの進行を防ぐ鍵となります。

(2)防錆スプレー、ボディコーティング

車のサビ取り後には、「防錆スプレー」や「ボディコーティング」をするのが効果的です。

防錆スプレーは、ホイールハウス内やマフラー周辺など、金属の露出部分や水分が溜まりやすい箇所に塗布することで、サビの発生を抑制します。防錆スプレーはネットやカー用品店などで約数百円で購入できます。

一方、ボディコーティングは、塗装表面に強固な保護膜を形成し、紫外線や雨、汚れからボディを守ることで、サビの原因となる劣化を防ぎます。費用は、ポリマーコーティングなら約1万円~、セラミックコーティングなら約10万円~が目安になります。

これらの対策を継続的に行うことで、愛車の美しさを保ち、サビの再発リスクを低減できます。

6.車のサビ取りに関するよくある質問

(1)車のサビ取り費用はいくらですか?

車のサビ取りにかかる費用は、サビの状態や依頼する業者によって異なります。自分でサビ取りする場合は、サビ取りクリームやタッチアップペンなどの材料費として、数百円~数千円程度かかります。

一方で業者に依頼する場合、サビの深さや広がり具合、修理箇所の状態(ボディパネルか下回りかなど)によって費用は変動します。軽度のサビであれば、約5,000円~15,000円かかります。

(2)クレ5-56でサビは落とせますか?

クレ5-56は、車のサビで固着してしまったネジに対して効果的です。ただし、クレ5-56は潤滑剤・防錆剤としての性質が強いため、深いサビや塗装の下で進行しているサビに対しては、効果が限定的となる場合があります。

(3)サビの上から塗料を塗るとどうなる?

車のボディに発生したサビの上から塗料を塗布することは、根本的な解決にはならず、むしろ問題を悪化させる可能性があります。

例えば、塗料がサビに密着せず、剥がれやすくなったり、サビが内部で進行し、塗装が浮き上がったりします。見た目は一時的に隠れても、構造的な劣化は進んでいくでしょう。

7.車のサビを補修したいならグーネットピットをご活用ください

車のボディに発生したサビを放置すると、サビが進行し、車体の劣化につながります。軽度なサビであれば、自分での補修も可能です。サビ取り後は、定期的な洗車や防錆スプレー・コーティングの活用といった再発防止策を行いましょう。

ただし、塗装を侵食し下地まで進行したサビは、自分での塗装が難しいため、業者への依頼を検討しましょう。

グーネットピットでは車のサビ取りの実績がある整備工場を地域別に検索できます。複数業者から相見積もりも可能ですので、ぜひご活用ください。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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