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更新日:2023.10.07 / 掲載日:2023.10.07
トヨタ新型「クラウンスポーツ」はここに注目!見逃せない3つのポイント

新型クラウンシリーズとしてクラウン クロスオーバーと共にプロトタイプが披露されてから1年余り。遂にシリーズ第2弾となるクラウン スポーツが発表されました。
「新しいカタチのスポーツSUV」と銘打った同モデルは、これまでのクラウンが持つイメージを打ち破る新たなチャレンジが表現されています。
この記事では、新型クラウン スポーツで見逃せない、3つの推しポイントを紹介します!
1. “新時代のクラウン”を印象付けるエモーショナルなエクステリア

“クラウン”の名を冠する新型車を開発する上で譲れなかったとされるのが、圧倒的な“美しさ”。これを表現するため、新時代クラウンのデザイン思想である「シンプル」を基盤にエモーショナルなエッセンスを加え、スポーティで躍動的かつワクワク感を駆り立てる美しい造形が作り上げられました。
そうしてカタチとなったのが、Dピラーからリヤタイヤにかけて大きく張り出した特徴的なフェンダー。21インチの大径タイヤと相まって、ダイナミックで無二の存在感を放つ姿となりました。
また、敢えてキャラクターラインを入れずに抑揚のみでダイナミックさを表現したという、側面の造形も見逃せないポイントです。

2. 配色にもこだわった室内空間

クラウンと言えば、上質感あふれるインテリアも魅力の一つ。新型クラウン スポーツは、近年の新型車のトレンドにもなっている水平基調のインパネで広い視界を確保。さらに、左右非対称のアシンメトリーコーディネーションを採用し、上質さと個性を兼ね備えたインテリアを作りました。
運転席はドアトリムからインパネにかけてブラックで統一。これにはドライバーの集中力を高めるねらいがあるのだそう。一方の助手席側は異なる配色で、くつろぎの空間を演出しています。
このほか、室内音を反射する「調音天井」をトヨタ車として初採用。乗員同士の言葉がダイレクトに伝わり、会話がしやすい空間の実現が図られています。

3. 楽しく走れる!車名を体現するドライビング性能

“スポーツ”を冠する車種となれば、走りの質ももちろん気になるところ。新型車は、クルマの意図や反応を正確に感じられる接地感と減衰力にとことんこだわり、独自のサスペンションセッティングが施されています。
そして動力源は、クロスオーバー同様、効率向上と性能向上を追求した高効率ハイブリッドシステムを搭載。電気エネルギーを有効活用し、低速でのレスポンス性や中速~高速域でのダイレクトな加速に寄与。また、21.3km/L(WLTCモード)という燃費性能も実現しています。
今回の発表はハイブリッド車のみとなりましたが、2023年12月頃には新開発の大容量リチウムイオン電池を採用したという、2.5L プラグインハイブリッドシステム搭載車の発表も控えています。EV走行の航続距離などはまだ明かされていませんが、日常生活の大部分をEV走行でカバーできると謳うその性能に期待が高まります。
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