車種別・最新情報
更新日:2022.10.19 / 掲載日:2022.10.19
ロータス ハイパーEV「エヴァイヤ」F1制したタイプ72称える限定車発表


ロータスは現地時間の10月14日、モータースポーツのレジェンドレーサーであるエマーソン・フィッティパルディ氏とチームロータスの、F1ドライバーズチャンピオンとコンストラクターズチャンピオンシップ獲得の50周年を記念した限定車「エヴァイヤ フィッティパルディ」を発表した。同モデルはハイパーEV「エヴァイヤ」をベースに世界限定8台で生産、既に完売しており、2023年初めよりデリバリー開始予定。
レジェンドマシン「タイプ72」の実車に使われていたアルミニウムをリサイクル


エヴァイヤ フィッティパルディは、2022年初めより始動したロータスのビスポーク部門「Lotus Advanced Performance(ロータス・アドバンスト・パフォーマンス)」の最新プロジェクトとして開発。初公開セレモニーではフィッティパルディ氏も参加し、テスト走行も行った。



外観はタイプ72をオマージュし、黒と金の2色でデザイン。リアウィンドウのそばにはフィッティパルディ氏のネームレタリングを、そしてアクティブリアウィングには1972年の栄誉を示すデカールをそれぞれ施した。また、アルマイト処理された“タイプ72”ホイールとブレーキキャリパーも、ブラックとゴールドで特徴的に彩られている。





内装では、中央のフローティングインストルメントパネルにあるロータリーダイヤルが特徴的で、タイプ72の実車に使用されていたアルミニウムをリサイクルして作られたという特別仕様。このほか、フィッティパルディ氏のサインを手縫いで刺繍したダッシュボードや、カーボンファイバールーフに施したタイプ72の平面図、ゴールド仕上げを施したパーツ類などでレジェンドへの敬意を表現している。
“世界で最もパワフルな量産車”の圧倒的なパフォーマンス

“世界で最もパワフルな量産車”と称するエヴァイヤをベースとしたエヴァイヤ フィッティパルディは4基の電動モーターを搭載。出力1500kw (4 x 375kw) / 2,039PSを発揮、最大トルクは1,704Nm。0-100km/h加速は3秒未満、0-300km/h加速が9秒未満で、最高速度は350km/hに達する。
【あわせて読みたい】
