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更新日:2022.10.18 / 掲載日:2022.10.18
ポールスター ブランド初の新型電動SUV「ポールスター3」欧州発表

ボルボカーズ傘下のEVブランドであるポールスターは現地時間の10月12日、新型SUV「ポールスター3」を発表した。現地での価格は89,900ユーロ(日本円約1,315万円)から。
ボルボのEVアーキテクチャーを採用


ポールスター3は同ブランド初の5人乗りSUVで、ボルボのEVアーキテクチャーを採用。また、インフォテインメントシステムは米・クアルコム社のSnapdragonコックピットプラットフォームを搭載、最先端の運転支援システム(ADAS)を採用するなど、各所にボルボの技術が息づいている。
グレードは現時点で“ロングレンジ・デュアルモーター”の1種のみを設定。前後2基の電気モーターと111kWhの大容量バッテリーを搭載し、標準車は総出力360kW、最大トルクは840Nmを発生。オプションのパフォーマンスパック装着により、出力を380kW、トルクを910Nmに引き上げることも可能だ。また、最大航続距離はWLTP値で610kmとしている。双方向充電にも対応し、将来的にはV2Gやプラグ・アンド・チャージにも対応できるようになるという。
2020年発表のコンセプトカー「プリセプト」にSUVらしさをミックスしたデザイン




デザインは同社が2020年に発表したコンセプトカー「プリセプト」のスタイルを踏襲しつつ、SUVらしさを全面に押し出したものとなった。ボンネットと一体化したフロント・エアロウィングやリアスポイラー、リアエアロブレードといったエアロダイナミクスを考慮したパーツの採用は、プリセプトにインスパイアされたもの。トールハンマーデザインのデュアルブレードヘッドライトは、SUVならではのパワフルでワイドなスタンスを主張する。また、近接センサー付き格納式ドアハンドルを備え、外観をスタイリッシュに見せる。




インテリアはプレミアムな美麗さを高めつつ、マイクロテックなどサステナビリティに配慮した素材を採用。車載システムはGoogleと共同開発のAndroid Automotive OSを採用、14.5インチの縦型センターディスプレイを配置して機能性を高めた。
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