中古車購入チェックポイント
更新日:2022.06.29 / 掲載日:2022.06.29
中古車で90万円は高い?どのような車種が購入できるのか解説
中古車は新車と比較してかなり安く購入できることからマイカーとして購入したいと思っている方も多いでしょう。
新車の場合、100万円を切る価格で購入できるのは軽自動車などに限られてしまいますが、中古車であれば100万円を切る価格で購入できる車種が多くあります。
この記事では、中古車で90万円の車は安いのかどうかについて見ていきます。また、90万円の中古車を購入するにあたって気を付けるべきポイントについてもまとめましたので、参考にしてみてください。

中古車で90万円の車があった場合、高いのか安いのか気になる方もいるでしょう。ここでは、中古車の価格について詳しく見ていきます。
新車と比較すると、90万円の中古車はバリエーションが多いです。90万円でどのような車種の中古車を購入できるのかについても、ここで紹介していきます。
中古車販売店で90万円ぐらいの車というと、いろいろな車種が購入できます。ボディタイプでも多種多様な車が売りに出ています。
旧型モデルでないと購入できないと思っている方もいるでしょう。しかし、車種によっては現行モデルでも購入できる可能性があります。
そのため、90万円の中古車は決して安くはありません。一方で高くもない、ちょうどよい価格と言えるでしょう。
新車で90万円で販売されている車もありますが、購入できるのは一部の軽自動車だけでしょう。
ところが中古車の場合は幅広いボディタイプの購入が可能です。軽自動車のほかにもコンパクトカーやセダン、ミニバン、SUV車なども年式や状態によっては購入できるかもしれません。
そして、モデルについても多種多様です。昔のモデルはもちろん、車種によっては現行モデルも90万円で購入できる可能性があります。
90万円で購入できないのは燃料電池車くらいでしょう。
ここからは、中古車情報サイトで掲載されていた90万円で販売されている車両をボディタイプ別に見ていきます。自分の欲しい車があるか、チェックしてみてください。

軽自動車は車種によっては新車でも90万円程度で購入できるものがあります。そのため、中古車になると選択肢は多いです。
軽自動車であれば、比較的高年式の車でも十分購入できるでしょう。中古車情報サイトを見てみると、5年落ちの車が90万円で販売されているものも見られました。
軽自動車の中でも、「軽スーパーハイトワゴン」は人気があります。車高が高く車内スペースが十分あるのが人気の理由です。車種によっては現行モデルも購入できるかもしれません。
軽自動車というとエンジンパワーが不十分という印象を持つ方もいるでしょう。しかし、軽量化されてエンジンもパワフルな車種もあります。
高速道路でも十分走行できるような軽自動車も、90万円程度で中古なら購入できるかもしれません。

新車のコンパクトカーは90万円で購入するのは難しいでしょう。しかし、中古車になると話は別です。販売されている中古のコンパクトカーを見てみると、90万円前後で売りに出ているものもあります。
コンパクトカーの中でも爆発的なヒットを記録した人気車種でも、年式によっては購入可能です。
しかし、高年式車を購入するのは難しいかもしれません。2022年現在、2014年式で90万円前後の車が出てくるので、8年落ち程度の中古車の中で探してみましょう。
8年落ちでも車種によっては十分なスペックを持ち合わせたものもあります。JC08モードでリッター34kmを超えるような低燃費のコンパクトカーも、購入できるかもしれません。

ミニバンは今ではファミリーカーとして人気が高いです。ミニバンだと新車では高いので、中古車で目ぼしいものを探している方も少なくありません。
ミニバンの場合、予算90万円では高年式の車を購入するのは厳しいですが、低年式車を探せば90万円程度でもいわゆる高級車を購入できる可能性があります。10年落ち以上であれば、新車で400万円前後のミニバンでも90万円くらいで購入できるでしょう。
ただし、走行距離も10万km前後に近づいているので、車両の状態は細かくチェックしてください。点検整備記録簿を確認して、定期的に点検を受けている車であれば、10年落ちでも十分まだ走行できます。

昔ファミリーカーの定番だったセダンは低年式車であれば、いわゆる高級車でも90万円程度で購入できます。
2022年現在、2010年式のセダンであれば有名外車でも50~90万円程度が相場です。しかし、低年式だと車に不具合があるのではないかと不安になる方もいるでしょう。
セダンの場合、年式は古くても走行距離はそこまで出ていないものもあります。その中でコンディションのいい車があれば狙い目です。
セダンの中古車マーケットにおける流通量は、あまり多くないとされています。なかなか希望する車が出てこないかもしれないので、慌てずじっくり待ちましょう。

SUV車は新車だけでなく、中古車市場でも人気車種の一つです。需要も高いので、中古車価格も高止まりの状況で推移しています。そのため、中古車でもなかなかリーズナブルな価格で販売されている車が少ないのが現状です。
もしSUV車を90万円程度の予算で購入するのであれば、低年式車を狙いましょう。2022年現在、2010年式以前であれば100万円を切る価格で販売されているものも見られます。
低年式であるほかにも、走行距離もそれなりに走っている車が大半です。走行距離は少なくても6万km以上となります。
年式や走行距離で譲歩すれば、SUV車でも90万円くらいで購入できる車も出てきます。

中古車情報サイトを見てみると、トラックも90万円程度で売りに出されていることも時折あります。ビジネスユースの場合、業種によってはトラックが欠かせないという方もいるでしょう。
トラックの場合も年式についてはあまり新しいものは期待できません。10年や20年落ちのトラックでないと、90万円前後では購入できない可能性が高いです。走行距離についても、10万kmオーバーの車両が大半です。
ただし、車検整備付や法定整備付の車両もありますので、コンディションはまずまずのトラックも見られます。むしろトラックは走行距離が多くても、耐久性は乗用車よりも上と考えて問題ありません。
また、中古車販売店の中には保証をつけているトラックもあるようです。価格だけでなく、そのほかの情報もチェックして安心して購入できるものを見つけましょう。
ワゴンも条件次第では、90万円で購入できる中古車もあります。7~12年落ち程度のワゴンであれば、50~100万円程度で販売されていることも珍しくありません。
100万円近くまで出せるのであれば、10万kmを切るような走行距離のワゴンも見られます。10万kmを超えるような車でも構わないと思うのであれば、50万円程度のかなりリーズナブルな価格で販売されているワゴンもあるかもしれません。
シートアレンジが自由自在にできるようなワゴンも、お手ごろな価格で販売されていることもあります。まずはネットなどで情報収集してみましょう。

中古車であれば、90万円程度で購入できる車はいろいろとあります。ボディタイプについても多種多様なので、目的に合った車が見つかるかもしれません。
もし90万円くらいで中古車を購入したければ、いくつかチェックすべきポイントがあります。ここでいくつかピックアップしてみたので、参考にしてみてください。
車検の費用は、どこでお願いするかによってまちまちです。また、修理箇所が広範囲にわたると10万円以上車検費用がかかることも珍しくありません。
プライスボードなどに車検の残り期間が表示されていることが多いので、購入する前に忘れずに確認しておきましょう。車検の残り期間は、できれば半年以上残っているものがおすすめです。
ただし、低年式の車だといろいろと劣化が進んでいる可能性もあるので、メンテナンスはこまめに行うようにしてください。
走行距離を考える場合は年式との関係で確認しましょう。年式が古いのに走行距離があまり出ていない車も故障リスクが高いです。車は走りすぎも、走らなさすぎも良くないと言われています。
普通車の場合、「年間1万km」が目安と言われています。そのため、年式と走行距離を見て、年間1万kmを大きく切るような中古車だと不具合が起こるかもしれません。
年式と走行距離は車の状態を知るための重要な情報になりうるので、しっかり確認してください。
保証がついている中古車であれば、故障などのトラブルが起きた場合でも安心です。ただし、保証内容は中古車販売店によってまちまちです。また同じお店でも中古車によって保証内容が違ってくる場合もありますので、注意しましょう。
できれば、保証の充実している中古車を購入するのがおすすめです。具体的には保証期間が長い、広範囲にわたって保証してくれる車などです。
保証が手厚いと、それだけ販売している中古車の状態に自信を持っているということになります。保証内容をチェックするのも、90万円程度で中古車を購入する際のコツです。
低年式で何度かオーナーが変わっている中古車の場合、点検整備記録簿を紛失している可能性があります。
点検整備記録簿は、これまでその車両がどのような点検を受け、どこを整備したかが全て記録されています。私たちの体でいう病院のカルテのようなものです。
もし記録簿がないと、過去にどこを整備したのか分かりません。車両の状況を正確に把握したければ、記録簿のある中古車から選ぶことをおすすめします。
点検や整備をこまめにやっていれば、車のコンディションは良好でしょう。記録簿の有無だけでなく、その内容もチェックしてみてください。
もし「あれも」「これも」といろいろな条件をつけると、90万円で購入できる中古車は見つからないかもしれません。
ある程度、条件面では妥協しなければなりません。まずは人気車種は外すことです。人気車種は中古車市場でも需要が高いので、どうしても高額になりがちです。
また、高年式の車は状態のいいものが多いため高値になりやすいので、候補から外しましょう。
人気車種ではなく低年式のものであれば、90万円で購入できる車もあるかもしれません。購入する前に希望する条件の中から、どれなら妥協できるのか考えておくといいでしょう。

90万円といっても、それなりにまとまった金額です。一括払いできるほどの資金がないという方もいるでしょう。そんな時は「自動車ローン」を利用しましょう。
ここからは、90万円程度の自動車を購入する際にローンを組むことができるのか、ローンで購入するにあたっての注意点についてまとめました。
しかし、自動車ローンの融資を受ける際には、審査を受ける必要があります。ローンを組んで購入するのであれば、金融機関もしくは販売店に相談してみるといいでしょう。
ローンの審査はきちんと返済してくれるかどうかをベースに行います。200万円や300万円など多額の借り入れよりは90万円の場合、貸し倒れリスクが低いので審査は比較的通りやすいでしょう。
一括で支払えるけれども支払うと貯蓄がほとんどなくなってしまう場合も、自動車ローンを組むのはおすすめです。多少手元に貯金を残しておけば、想定外の出費にも対応できます。
低金利であれば、返済時の利息の支払額も低く抑制できます。返済総額も少なくなりますので、金利の低いローンをメインに申し込むことをおすすめします。
一般的な傾向として、金融機関の自動車ローンは低金利なものが多いです。ただし、低金利のローンは審査もそれなりに厳しくなります。
もし収入が十分でなく、審査に受かるかどうか不安であれば、販売店の提供するローンを組むのも一考です。金融機関と比較して審査が厳しくないので借り入れできる可能性は高いでしょう。しかし、金利は高いので注意してください。
90万円の自動車ローンを組む場合、条件次第では月々1万円台の返済でも可能です。
例えば90万円借り入れて、返済期間5年・金利3%で返済したとします。この場合、月々の返済額は16,172円です。ボーナス返済がない場合なので、ボーナス月に返済するのであれば月々の返済額はさらに安くできます。
金融機関などのホームページで、月々の返済額がわかるシミュレーションがあります。「借入額」「借入期間」「金利」などを入力すれば、月々の返済額がすぐに出てきます。
こちらを使ってどのような条件なら無理なく返済できるか、いろいろと検討してみましょう。
新車の場合、100万円を切る価格で購入できるのは軽自動車などに限られてしまいますが、中古車であれば100万円を切る価格で購入できる車種が多くあります。
この記事では、中古車で90万円の車は安いのかどうかについて見ていきます。また、90万円の中古車を購入するにあたって気を付けるべきポイントについてもまとめましたので、参考にしてみてください。
中古車で90万円は高い?安い?

新車と比較すると、90万円の中古車はバリエーションが多いです。90万円でどのような車種の中古車を購入できるのかについても、ここで紹介していきます。
中古車購入予算のメインは100万円
中古車を購入する際の予算の目安を見てみると、「100万円」という方が多いです。そう考えると、中古車で90万円というのはよくある予算と言えるかもしれません。中古車販売店で90万円ぐらいの車というと、いろいろな車種が購入できます。ボディタイプでも多種多様な車が売りに出ています。
旧型モデルでないと購入できないと思っている方もいるでしょう。しかし、車種によっては現行モデルでも購入できる可能性があります。
そのため、90万円の中古車は決して安くはありません。一方で高くもない、ちょうどよい価格と言えるでしょう。
中古車になると選択肢が広がる
新車と中古車を比較すると、90万円で購入できる車のバリエーションはかなり違ってきます。新車で90万円で販売されている車もありますが、購入できるのは一部の軽自動車だけでしょう。
ところが中古車の場合は幅広いボディタイプの購入が可能です。軽自動車のほかにもコンパクトカーやセダン、ミニバン、SUV車なども年式や状態によっては購入できるかもしれません。
そして、モデルについても多種多様です。昔のモデルはもちろん、車種によっては現行モデルも90万円で購入できる可能性があります。
90万円で購入できないのは燃料電池車くらいでしょう。
90万円で購入できる中古車
90万円でいろいろな中古車が購入可能です。では具体的にどのような車種を購入できるのでしょう?ここからは、中古車情報サイトで掲載されていた90万円で販売されている車両をボディタイプ別に見ていきます。自分の欲しい車があるか、チェックしてみてください。
軽自動車

軽自動車であれば、比較的高年式の車でも十分購入できるでしょう。中古車情報サイトを見てみると、5年落ちの車が90万円で販売されているものも見られました。
軽自動車の中でも、「軽スーパーハイトワゴン」は人気があります。車高が高く車内スペースが十分あるのが人気の理由です。車種によっては現行モデルも購入できるかもしれません。
軽自動車というとエンジンパワーが不十分という印象を持つ方もいるでしょう。しかし、軽量化されてエンジンもパワフルな車種もあります。
高速道路でも十分走行できるような軽自動車も、90万円程度で中古なら購入できるかもしれません。
コンパクトカー

コンパクトカーの中でも爆発的なヒットを記録した人気車種でも、年式によっては購入可能です。
しかし、高年式車を購入するのは難しいかもしれません。2022年現在、2014年式で90万円前後の車が出てくるので、8年落ち程度の中古車の中で探してみましょう。
8年落ちでも車種によっては十分なスペックを持ち合わせたものもあります。JC08モードでリッター34kmを超えるような低燃費のコンパクトカーも、購入できるかもしれません。
ミニバン

ミニバンの場合、予算90万円では高年式の車を購入するのは厳しいですが、低年式車を探せば90万円程度でもいわゆる高級車を購入できる可能性があります。10年落ち以上であれば、新車で400万円前後のミニバンでも90万円くらいで購入できるでしょう。
ただし、走行距離も10万km前後に近づいているので、車両の状態は細かくチェックしてください。点検整備記録簿を確認して、定期的に点検を受けている車であれば、10年落ちでも十分まだ走行できます。
セダン

2022年現在、2010年式のセダンであれば有名外車でも50~90万円程度が相場です。しかし、低年式だと車に不具合があるのではないかと不安になる方もいるでしょう。
セダンの場合、年式は古くても走行距離はそこまで出ていないものもあります。その中でコンディションのいい車があれば狙い目です。
セダンの中古車マーケットにおける流通量は、あまり多くないとされています。なかなか希望する車が出てこないかもしれないので、慌てずじっくり待ちましょう。
SUV車

もしSUV車を90万円程度の予算で購入するのであれば、低年式車を狙いましょう。2022年現在、2010年式以前であれば100万円を切る価格で販売されているものも見られます。
低年式であるほかにも、走行距離もそれなりに走っている車が大半です。走行距離は少なくても6万km以上となります。
年式や走行距離で譲歩すれば、SUV車でも90万円くらいで購入できる車も出てきます。
トラック

トラックの場合も年式についてはあまり新しいものは期待できません。10年や20年落ちのトラックでないと、90万円前後では購入できない可能性が高いです。走行距離についても、10万kmオーバーの車両が大半です。
ただし、車検整備付や法定整備付の車両もありますので、コンディションはまずまずのトラックも見られます。むしろトラックは走行距離が多くても、耐久性は乗用車よりも上と考えて問題ありません。
また、中古車販売店の中には保証をつけているトラックもあるようです。価格だけでなく、そのほかの情報もチェックして安心して購入できるものを見つけましょう。
ワゴン
商用バンをベースにしたワゴンも、近年ファミリーカーとして人気です。7~8人乗りの車種が多いので、子供がたくさんいる家庭でも安心です。ワゴンも条件次第では、90万円で購入できる中古車もあります。7~12年落ち程度のワゴンであれば、50~100万円程度で販売されていることも珍しくありません。
100万円近くまで出せるのであれば、10万kmを切るような走行距離のワゴンも見られます。10万kmを超えるような車でも構わないと思うのであれば、50万円程度のかなりリーズナブルな価格で販売されているワゴンもあるかもしれません。
シートアレンジが自由自在にできるようなワゴンも、お手ごろな価格で販売されていることもあります。まずはネットなどで情報収集してみましょう。
90万円の中古車を探すポイント

もし90万円くらいで中古車を購入したければ、いくつかチェックすべきポイントがあります。ここでいくつかピックアップしてみたので、参考にしてみてください。
車検の残期間
90万円程度の中古車を購入する前に、車検の残り期間がどうなっているか確認しましょう。せっかく安くマイカーを購入できても、すぐに車検がくれば手間も費用もかかります。車検の費用は、どこでお願いするかによってまちまちです。また、修理箇所が広範囲にわたると10万円以上車検費用がかかることも珍しくありません。
プライスボードなどに車検の残り期間が表示されていることが多いので、購入する前に忘れずに確認しておきましょう。車検の残り期間は、できれば半年以上残っているものがおすすめです。
ただし、低年式の車だといろいろと劣化が進んでいる可能性もあるので、メンテナンスはこまめに行うようにしてください。
走行距離と年式
90万円程度の車を購入する際、年式と走行距離は欠かさず確認しておきたいポイントです。年式が古くて走行距離もそれなりに出ている車は購入してもすぐに故障するリスクが高いです。走行距離を考える場合は年式との関係で確認しましょう。年式が古いのに走行距離があまり出ていない車も故障リスクが高いです。車は走りすぎも、走らなさすぎも良くないと言われています。
普通車の場合、「年間1万km」が目安と言われています。そのため、年式と走行距離を見て、年間1万kmを大きく切るような中古車だと不具合が起こるかもしれません。
年式と走行距離は車の状態を知るための重要な情報になりうるので、しっかり確認してください。
保証がついているかどうか
90万円台の中古車を購入する際に、保証がついているかどうかを確認するのもポイントです。保証がついている中古車であれば、故障などのトラブルが起きた場合でも安心です。ただし、保証内容は中古車販売店によってまちまちです。また同じお店でも中古車によって保証内容が違ってくる場合もありますので、注意しましょう。
できれば、保証の充実している中古車を購入するのがおすすめです。具体的には保証期間が長い、広範囲にわたって保証してくれる車などです。
保証が手厚いと、それだけ販売している中古車の状態に自信を持っているということになります。保証内容をチェックするのも、90万円程度で中古車を購入する際のコツです。
点検整備記録簿の有無
90万円程度で販売している中古車を購入する際には、点検整備記録簿があるかどうか確認しましょう。低年式で何度かオーナーが変わっている中古車の場合、点検整備記録簿を紛失している可能性があります。
点検整備記録簿は、これまでその車両がどのような点検を受け、どこを整備したかが全て記録されています。私たちの体でいう病院のカルテのようなものです。
もし記録簿がないと、過去にどこを整備したのか分かりません。車両の状況を正確に把握したければ、記録簿のある中古車から選ぶことをおすすめします。
点検や整備をこまめにやっていれば、車のコンディションは良好でしょう。記録簿の有無だけでなく、その内容もチェックしてみてください。
条件にはこだわらない
90万円の中古車は、お買い得と言えますが、リーズナブルな価格なので、それなりに事情があると考えておきましょう。もし「あれも」「これも」といろいろな条件をつけると、90万円で購入できる中古車は見つからないかもしれません。
ある程度、条件面では妥協しなければなりません。まずは人気車種は外すことです。人気車種は中古車市場でも需要が高いので、どうしても高額になりがちです。
また、高年式の車は状態のいいものが多いため高値になりやすいので、候補から外しましょう。
人気車種ではなく低年式のものであれば、90万円で購入できる車もあるかもしれません。購入する前に希望する条件の中から、どれなら妥協できるのか考えておくといいでしょう。
90万円でも高い…中古車を購入する際にローンは組める?

ここからは、90万円程度の自動車を購入する際にローンを組むことができるのか、ローンで購入するにあたっての注意点についてまとめました。
90万円の中古車を購入したときにローンは組める!
90万円ほどの中古車を購入するにあたって、自動車ローンを組むことは可能です。自動車ローンの借入額の下限は設定されていません。しかし、自動車ローンの融資を受ける際には、審査を受ける必要があります。ローンを組んで購入するのであれば、金融機関もしくは販売店に相談してみるといいでしょう。
ローンの審査はきちんと返済してくれるかどうかをベースに行います。200万円や300万円など多額の借り入れよりは90万円の場合、貸し倒れリスクが低いので審査は比較的通りやすいでしょう。
一括で支払えるけれども支払うと貯蓄がほとんどなくなってしまう場合も、自動車ローンを組むのはおすすめです。多少手元に貯金を残しておけば、想定外の出費にも対応できます。
金利に注意すること
ローンを組んで購入する際、返済計画はきちんと立てておきましょう。まずはできるだけ低金利の自動車ローンを組むことです。低金利であれば、返済時の利息の支払額も低く抑制できます。返済総額も少なくなりますので、金利の低いローンをメインに申し込むことをおすすめします。
一般的な傾向として、金融機関の自動車ローンは低金利なものが多いです。ただし、低金利のローンは審査もそれなりに厳しくなります。
もし収入が十分でなく、審査に受かるかどうか不安であれば、販売店の提供するローンを組むのも一考です。金融機関と比較して審査が厳しくないので借り入れできる可能性は高いでしょう。しかし、金利は高いので注意してください。
月々1万円台の返済も可能
ローンで90万円ほどの中古車を購入する場合、月々の返済額も意識しましょう。無理のない範囲で返済できるような計画を立てることが大事です。90万円の自動車ローンを組む場合、条件次第では月々1万円台の返済でも可能です。
例えば90万円借り入れて、返済期間5年・金利3%で返済したとします。この場合、月々の返済額は16,172円です。ボーナス返済がない場合なので、ボーナス月に返済するのであれば月々の返済額はさらに安くできます。
金融機関などのホームページで、月々の返済額がわかるシミュレーションがあります。「借入額」「借入期間」「金利」などを入力すれば、月々の返済額がすぐに出てきます。
こちらを使ってどのような条件なら無理なく返済できるか、いろいろと検討してみましょう。
まとめ
①中古車の予算は100万円が一般的
②中古車を購入する際に予算が90万円あれば、いろいろな車種が候補に上がる
③中古車を購入する際は走行距離や年式などいろいろな項目をチェックして検討すべし
④90万円の中古車を購入するためにカーローンを組むことは可能
この記事の画像を見る