カーライフ
更新日:2018.11.28 / 掲載日:2016.09.23

ハッチバックとクーペの違いとは

ハッチバックとクーペの違いとは

goo-net編集チーム

車のボディタイプにはセダンクーペ、ハッチバック、SUVミニバンなど様々な物がありますが、
中でもクーペとハッチバックは違いがあまり分からないという方も多いでしょう。
ここでは、ハッチバックとクーペそれぞれの特徴と、違いについて見ていきましょう。

ハッチバックとクーペのそれぞれの特徴とは?

まずハッチバックですが、乗車空間とトランクが分けられておらず、
後部のハッチドアを跳ね上げて開閉するタイプを言います。

現在、ホンダフィットマツダデミオ日産ノートといった、
コンパクトカーの多くがこのタイプに該当すると言えます。

尚、3ドアタイプと5ドアタイプがありますが、後部座席の乗り降りのしやすさから、
主流は5ドアとなっています。

一方、クーペは後部が屋根からボディの最後部まで、
なだらかな傾斜となっているタイプのことを言います。

したがって、セダンと比較すると、セダンは居住性を重視した横から見ると四角形なのに対し、
クーペは緩やかな曲線となっています。

スポーティーな車に採用されることが多く、
日産のフェアレディZトヨタの新型86などがこのタイプに該当します。

ハッチバックとクーペのそれぞれのメリット・デメリットとは?

ハッチバックのメリットは、リアタイヤから後ろのオーバーハングを短く、
ボディの全長をコンパクトにすることができることであり、
それによってホイールベースを短くすることができるので小回りを利かせられます。

また、乗車空間とトランクが一体となっているため、
荷物をトランクに置いておけばシートから直接手に取ることができます。

一方、デメリットですが、後輪の真上が乗車空間にあたるため、
遮音性や室内の遮音性はセダンに比べるとやや劣ります。
また、後部ハッチドアを開けるにはある程度の頭上スペースが必要となります。

次に、クーペのメリットですが、室内空間や居住性よりも、
運動性能や走行性能に重点を置いたデザインのため、低い車高や、
空気抵抗の少ないボディスタイルなど自由度が増します。

デメリットとしては、スタイルを重視するため、カーゴスペースが少ない点が挙げられます。

乗り心地や運転性能、維持費などの違いについて

乗り心地や運転性能、維持費やボディデザインだけでなく、
搭載するエンジンや足回りなど様々な要素によって変わるので一概には言えませんが、
一般的にハッチバックは低排気量のコンパクトカーに採用され、
クーペは中~大排気量のスポーツカータイプに採用される傾向にあります。

したがって、ハッチバックは小回りが利くため市街地でも乗りやすく、
燃費やホイール・タイヤのスペックの観点からも経済性に優れていると言えます。

一方、クーペはスタイルを重視した足回りであるため、
段差などの凹凸からの衝撃を拾いやすく、乗り心地は硬めな設定となります。

ただし、その点は自動車メーカーの狙いでもあり、
ユーザーが好ましいと思えるスポーツカーらしさを演出しているとも言えます。
燃費性能や維持費は、排気量や車種にもよるので、一概には言えないでしょう。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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