車のエンタメ
更新日:2020.01.07 / 掲載日:2016.08.12
ヘスティア愛に満ちた 「Accord euro-R」(ダンまち仕様)
黒のボディに白いキャラクターがよく映える仕上がりとなっている
Goo MAGAZINEのシン企画「痛Goo!(仮)」。痛車とは文字通り「痛い車」のことであるが、「痛い」という言葉のネガティブイメージに違和感を抱き、あえて「萌車(もえしゃ)」と呼ぶ人もいる。見るに堪えない(「痛い」「痛々しい」)車という意味に加え、奇抜なデザインが特徴である「イタ車(イタリア車)」との、いわゆる「語呂合わせ」でもある。
今回、ご紹介する「ホンダ アコード ユーロR」は、オーナーのSK氏いわく”いかにも痛車”というコンセプトのもと作られたとのこと。アニメは以前から好きだったが、痛車を始めたのは「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」(以下略称:ダンまち)を見てからなので、痛車歴は1年弱でこのクオリティー。各部に描かれたキャラクター”ヘスティア”のイラストは、この痛車のためにわざわざ描いてもらったという生粋のダンまちファンである。
ヘスティア愛に満ちているアコード ユーロR
サイドドアには、レーシングカー風にパーツブランドロゴを配置しながらも、自分の愛するキャラクター”ヘスティア”嬢を配し、痛車自体の存在を大きくアピールしている。フロントガラスまで伸びた腕は、撮影用に脱着可能にしており、道交法にも対応した仕様となっている。
痛車のイベント配布されたステッカーをリアウインドに配置
リアガラスに所狭しと貼られたステッカーは、全国の痛車イベントで配布されたというステッカーの数々で痛車やオタ文化に対する愛が伺える。それにしてもボンネットにいるこの”ヘスティア”嬢は悩殺すぎます。見て欲しいポイントは、わき、ひも、おっぱいとのこと。
ボディには随所にヘスティアが隠れている
ボディは「ホンダ アコード」の中古を使用し、HKSの車高調整サスペンション、マフラーを5ZIGENのミラクルファイアーボールに変更。注目を集める心地よい音を鳴らしながらイベントのための地方遠征をしているという。また、ミラーやバンパーにいる”ヘスティア”は、カッティングシートでの自作というこだわり。
アコードの両サイドにはヘスティアを配置。ウインドーには撮影時のみ腕がつきます
2015年春アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」のキャラクター”ヘスティア”仕様の「HONDA アコード」。オーナーのSK氏が、ダンまちを見て「作るしかない!」とインスピレーションのまま作った”ヘスティア”愛に満ちた一台である。制作費はイラスト費やカラーステッカー代などで諸々約30万円ほど。
■愛車の一言アピール「わき、ひも、おっぱい!」
■オーナー:SKさん(東京都)
■車種:HONDA アコード(2000年式)
■制作:J.I.O CREATE
題材作品「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」
ベル君と女神ヘスティアの掛け合いが超絶萌なアニメです
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」は、大森藤ノによる日本のライトノベル。GA文庫(SBクリエイティブ)刊行。ダンジョンを中心に栄える迷宮都市オラリオ。異性との運命の出会いにあこがれ、女神ヘスティアの所属ファミリアとなり冒険者となったベル・クラネルは、トップクラスの冒険者アイズ・ヴァレンシュタインに一目惚れする。そして、彼女に釣り合う冒険者になろうと行動を開始する。略称「ダンまち」。
■大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち製作委員会
ベース車はこれだ!HONDA Accord euro-R
アコードユーロRは、ホンダがかつて生産、販売していたセダン型の乗用車
アコードユーロRは、ホンダがかつて生産、販売していたセダン型の乗用車。6代目および7代目アコードのスポーツバージョンとして、6代目アコードに設定されていたMT専用のスポーツグレード「SIR-T」と入れ替わり、新たに誕生したスポーツバージョン。欧州仕様アコードには「タイプR」が設定されており、その日本仕様である。