アウトドア・キャンプ・車中泊
更新日:2016.08.19 / 掲載日:2016.08.10

車中泊の危険性と注意点

車中泊の危険性と注意点

goo-net編集チーム

旅行など遠方に出かける時に、車中泊を選択する人も多いのではないでしょうか。

旅費の節約やペットと一緒に旅行ができる、時間を気にせずに済むなど、
一見メリットが多いように思えますが、実は車中泊には多くの危険が潜んでいます。

そこで、車中泊の危険性と注意点についてご紹介します。

エコノミークラス症候群の危険性

家と違って車内は狭いため、足を伸ばせないまま長時間同じ姿勢に陥りがちです。

このように狭い空間で長時間同じ姿勢をとったままでいると血栓ができてしまい、
エコノミークラス症候群の発症リスクが高まります。

足を動かした時に血栓が肺まで達して血管に詰まってしまうと、
呼吸困難に陥り、最悪の場合死に至ることもありますので注意が必要です。

長時間同じ姿勢にならないようにこまめに立ち上がるなど、
血栓ができないよう対策しましょう。

安全性の欠如

夜人気のない場所に車を停めて眠っていると、
盗難や暴行など事件に巻き込まれるリスクが高くなります。
特に1人や、女性・お年寄りだけの車中泊は狙われやすく非常に危険です。

なるべく一般道路の片隅や人気のない場所等は避けて、
有料高速道路のサービスエリアなど比較的安全な場所を選んだ方が良いでしょう。

また、ドアロックを徹底し、貴重品などは目のつく場所に置かないようにしましょう。
カーテンなど車内が見えないような対策をすることも重要と言えるでしょう。

エンジンを切らないことによる発火の危険性

夏や冬は暑さや寒さ対策のために、
エアコンやヒーターを作動させて就寝したいという方も多いでしょう。

しかし、エアコンを作動させるためにエンジンをかけたままにしていると、
気付かずにアクセルを踏み込んで空ぶかしをしてしまい、
それを続けていると発火する恐れがあります。

また、空ぶかしによって車内に排気ガスが入ってきてしまい、
一酸化炭素中毒を起こす危険性もあるので、
車中泊時はエンジンを切っておく必要があります。


以上のように、車中泊には健康面や安全面における危険性が多く、
最悪命を危険にさらす恐れもありますので、おすすすめできません。

車中泊は最後の手段であると考え、まずは宿を取ることを優先しましょう。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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