カーライフ
更新日:2019.06.20 / 掲載日:2016.01.14

営業車と自家用車の違いとは何か

営業車と自家用車の違いとは何か

goo-net編集チーム

会社や仕事で使う車のことを一般的に営業車と呼ぶことが多いですが、
法律で自家用車と営業車の違いが決められています。

道路運送法では自動車運送事業者が事業に使用する車のことを営業車、
それ以外のものを自家用車と定めています。

営業車と自家用車の違いをご紹介します。

営業車と自家用車のナンバープレートの違い

車を運転しているときに、
緑のナンバープレートに白い数字で車両番号が書いてある車をみたことがあると思います。

このナンバーをつけている車が営業車です。
通称青ナンバー、緑ナンバーと呼ばれます。

軽自動車の営業車は、
黒いナンバープレートに黄色い数字で車両番号が書かれており、通称黒ナンバーと呼ばれます。

自家用車のナンバーは、普通車では白いナンバープレートに緑色の数字で車両番号が書いてあり、
通称白ナンバーと呼ばれます。

軽自動車では黄色いナンバープレートに黒い数字で車両番号が記載されており、
通称黄色ナンバーと呼ばれます。

このように営業用と自家用車でナンバープレートの色に違いがあります。

営業車と自家用車の税金の違い

車の所有者は年に1回自動車税を納付します。
この自動車税の税率が営業車と自家用車で異なります。
営業車の方が低い税率が設定されています。

2015年12月現在の税率を乗用車で比較してみると、
総排気量1リットル以下の自家用乗用車の税金は29,500円、
同じ排気量の営業用乗用車の税金は7,500円と随分と違いがあります。

自家用車を営業車にできる?

税金が安いなら自家用車を営業車にして緑ナンバーにしたいという人は多いと思います。

自家用車として使用していた車を営業車として使用することは不可能ではありませんが、
営業車の認定を得るためにさまざまな手続きが必要になります。

もともと営業車は自動車運送事業者が事業に使うものです。
営業車と自家用車の違いが法律で決まっているため、
営業車の認定の手続きは自動車運送業の認定から始まるいくつかの段階があります。

自家用車を営業車にしたい場合、
書類や設備を整備して運輸局で自動車運送事業の開業許可を取ります。
運送事業の開業許可が下りてから、事業に使う営業車の申請を運輸局で行います。

運ぶ荷物に応じて営業車の規格が決まっているので、
自分の持っている車が規格に合わない場合は営業車として登録ができないことがあります。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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