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更新日:2018.11.26 / 掲載日:2015.11.10
【日産】電気自動車「リーフ」がマイナーチェンジ2015【価格・カラー】
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
日産の電気自動車「リーフ」がマイナーチェンジを受け、12月24日に発売される。従来設定されているモデルよりバッテリー容量が6kWh大きな30kWhのモデルを追加すると同時に、安全装備の充実化を図る。駆動方式はFFのみ。価格帯は280万3680円(24kWh/S)~428万8680円(30kWh/G エアロスタイル)。
追加グレードに搭載される30kWh駆動用バッテリーは、高容量の新素材を採用して新たに開発された。従来のバッテリーパックと同サイズを維持しながら、リチウムイオンを高充填化し、バッテリー内部の抵抗を減少させることで高容量化を実現した。居住空間を狭めることなく、JC08モードで計測した航続距離を従来モデルの228kmから280kmまで伸ばしている。急速充電では24kWhバッテリーと同じく約30分で80%まで充電が可能。耐久性も改善されており、30kWhバッテリーについては新車登録から8年または16万km(24kWhバッテリーは5年または10万km)までの容量保証を提供する。
安全面では、歩行者検知機能付きの衝突回避・被害軽減ブレーキ「エマージェンシーブレーキ」と車線逸脱警報を全車に標準で装備。ナビゲーションシステムには、自車両周辺の充電スポットの自動更新機能や、フマートフォンのような直観的な操作を可能にする「フィンガージェスチャー機能」を採用し、利便性を高めている。
ボディカラーは、「タンジェリンオレンジ」と「ソニックブルー」の2色を新たに追加。新色2色にはルーフとドアミラーをブラックにした2トーンカラーも設定し、全9バリエーションで展開する。
また、スポーティなパーツでエクステリアを架装した「エアロスタイル」には、100%電気自動車の走行性能を制御するVCMに専用のチューニングを施し、加速性能を高めた「ファインレスポンスVCM」を採用。インテリアには、専用オプションとしてアクセントにブラックをした「モダンホワイトレザーシート」が追加設定されている。
同じサイズながら容量が大幅に増大したリチウムイオンバッテリーパック。
歩行者検知機能付きの衝突回避・被害軽減ブレーキ「エマージェンシーブレーキ」が全車標準装備となった。
スポーティなパーツでエクステリアを架装した「エアロスタイル」。