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更新日:2018.11.24 / 掲載日:2015.04.07
【日産】エクストレイル ハイブリッドの発売日が5月13日に決定【価格】
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
日産のミディアムSUV「エクストレイル」にハイブリッドモデル「エクストレイル ハイブリッド」が追加され、5月13日に発売される。駆動方式はFFと4WDの2種類で、価格帯は280万4760円(20X ハイブリッド“エマージェンシーブレーキパッケージ”/2WD)~324万円(20X ハイブリッド ブラック エクストリーマーX“エマージェンシーブレーキパッケージ”/4WD)。
エクストレイル ハイブリッドには、日産独自の高効率なハイブリッドシステム「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」が採用されている。パワーユニットは、最高出力147ps/6000rpm、最大トルク21.1kg-m/4400rpmを発生させる2.0L 直4 DOHCエンジンと最高出力41ps、最大トルク16.3kg-mを発生させるモーター、CVT、リチウムイオンバッテリーの組み合わせ。CVTには、ギアがあるようなステップ変速制御が採用されており、アクセルをゆるやかに踏んだ場合は燃費を優先する無段階の加速、アクセルを強く踏み込んだ場合にはガソリン車同様の力強い加速が得られる。
インテリジェント デュアル クラッチ コントロールは、駆動と発電をひとつのモーターで行う1モーター2クラッチのハイブリッドシステムで、ふたつあるクラッチのひとつでモーターとエンジンを完全に切り離し高速域でのモーター走行および高効率のエネルギー回生を可能にした。JC08モード燃費は、2WDモデルで20.6km/L、4WDモデルで20.0km/Lを記録する。
コンパクトなリチウムイオンバッテリーを採用することで、ハイブリッドモデルでありながらガソリンモデルと遜色のないVDA容量400Lオーバーのラゲッジスペースも実現した。また、スマートフォンの連携機能を採用した「NissanConnectナビゲーションシステム」をエクストレイルとしてはじめて搭載。アプリをナビ画面に表示したり、スマートフォンで検索した位置情報をナビの目的地に設定したりすることができる。
安全装備としては、全グレードに「エマージェンシーブレーキ パッケージ」を標準装備。前を走行する車両と衝突する危険がある場合に衝突の回避または被害を軽減するために緊急ブレーキを作動させる「エマージェンシーブレーキ」に加え、停止または10km/h以下で走行中にアクセルを強く踏み込んだ場合、急発進や急加速を抑制する「踏み間違い衝突防止アシスト」、車線逸脱を警告する「LDW(Lane Departure Warning:レーン・デパーチャー・ウォーニング)」、フロントカメラで前方の進入禁止標識を検知し、進入禁止路に侵入する可能性がある場合に警告する「進入禁止標識検知」をパッケージとして搭載している。
あらゆる速度域で滑らかかつ力強い加速を見せながら、4WDモデルでも20.0km/L(JC08モード)の低燃費を達成する。
日産独自のハイブリッドシステム「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」は、コンパクトさも大きな強み。