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更新日:2018.11.23 / 掲載日:2015.02.18
【スズキ】軽商用車「エブリイ」と軽乗用車「エブリイワゴン」を全面改良
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
スズキの軽商用車「エブリイ」と軽乗用車「エブリイワゴン」がフルモデルチェンジを受け、2月18日に発売された。エンジンは、0.66L 直3 DOHCと0.66L 直3 DOHCターボの2種類、トランスミッションは5速MT、5速AMT(Automatic Manual Transmission:オートマティック・マニュアル・トランスミッション)、4速ATの3種類、駆動方式はFRと4WDの2種類が用意される。価格帯はエブリイが923万400円(GA/標準ルーフ/FR/5MT)~142万6680円(JOINターボ/ハイルーフ/4WD/4AT)、エブリイワゴンが142万5600円(JPターボ/標準ルーフ/FR/4AT)~178万2000円(PZターボスペシャル/ハイルーフ/4WD/4AT)。
エブリイおよびエブリイワゴンは「広さ」、「低燃費」、「使いやすさ」を追求した軽のワンボックスモデル。クラスではじめて衝突被害軽減ブレーキを採用するなど安全性能の向上にも注力した。
■新型エブリイ
トランスミッションに、クラッチおよびシフトの操作を自動化したAMT「AGS(オートギヤシフト)」を、ノンターボモデルに新設定。衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナルなどをセットにしてオプションで設定し、安全性も向上している。
タイヤ位置とダッシュボードを前方へ移動することで、荷室を拡大しながらフロントシートのスペースは先代モデル同等の広さを確保。シートスライド量も、先代モデルにくらべて運転席65mm、助手席60mm拡大している。「PC」、「PA」の2名乗車時の荷室長はクラストップの1910mmで、助手席を前に倒した1名乗車時の床面長もクラストップの2640mmに拡大した。
バックドアの開口部も高さ1165mm(「GA」を除く)、最大幅1340mmと広く、荷室床面地上高を650mmに下げたことで積載性を向上。後席ドア開口部も高さが1255mmあり、最大幅を775mmに拡大したことで積載性と乗降性がアップしている。
A4ファイルなどを収納できるポケットを設けるなど、収納スペースも豊富に用意した。
■新型エブリイワゴン
全グレードにターボエンジンと4ATを搭載。
室内長は軽乗用車トップの2240mm、室内幅1355mm、ハイルーフ車の室内高はクラストップの1420mmと、ゆとりの室内空間を持つ。ホイールベースとリアシートのスライド量を拡大したことで、後席の居住空間が広がった。
左右分割可倒式のリアシート、助手席前倒し機構など備えているためシートアレンジも多彩。さらにラゲッジボードやネットなどのオプションを組み合わせることで、空間を効率よく活用できる。
快適装備も充実。ポケットやカバンにキーを入れておけば、ボタンひとつでドアロック/アンロックができるスマートエントリーを採用し、「PZターボ」と「PZターボスペシャル」には後席スライドドアをワンタッチで開閉できる「ワンアクションパワースライドドア」も装備される。
また、安全面でも先進技術を採用。衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナル、横滑り防止装置を全車に標準装備した。
エブリイワゴンのインパネ。
エブリイワゴンのインテリア。
軽商用車エブリイ。