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更新日:2018.11.14 / 掲載日:2014.12.19
【プジョー】508がフルモデルチェンジ2015【価格・カラー】
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
プジョーのフラッグシップモデル「508」がフルモデルチェンジを受けた。セダンの「508」とステーションワゴンの「508SW」が2015年1月10日に発売される。パワートレインは全車共通で、1.6L直4DOHC直噴ターボエンジンと6速ATの組み合わせとなる。駆動方式はいずれもFFで、右ハンドル仕様のみ。ボディサイズは全長4830×全幅1855×全高1455(SWは1505)mm。価格帯は365万円(508 アリュール)~453万円(508 SW グリフ)。
新型508には、従来の1.6L直4DOHC直噴ターボエンジンをベースに新開発の燃料噴射システムを採用した最新のパワートレインが搭載される。200バールの高圧で燃料を噴射することで混合気を均一にし、燃焼効率をアップ。最高出力が9ps大きくなり、燃費は28%向上した。新エンジンの性能は、最高出力165ps/6000rpm、最大トルク24.5kg-m/1400~3500rpm、JC08モード燃費13.6km/L。トランスミッションは、新型「308」に搭載した第3世代の6速ATで、ストップ&スタートシステムも備えている。
デザインも大幅に変更されている。フロントフェイスには、近年のプジョーに共通するデザインであったネコ目の異型ヘッドライトから切れ長のスッとしたLEDヘッドライトとなり、バンパーも立体感を強めたデザインを採用。「ファイティングライオン」のエンブレムも、ボンネットからフロントグリル中央に変更された。これらの形状変更によって、フロントオーバーハングは15mm長くなっている。
セダンはリアコンビネーションランプのデザインも刷新。プロテクション性能を重視したバンパーを採用し、オーバーハングは25mm伸びて全長はSWと同じサイズになった。
快適装備や安全装備も向上した。バックアイカメラとダッシュボード上部の新型7インチタッチスクリーンを全車に標準で装備。ギアをリバースに入れるとバックアイカメラの映像がタッチスクリーンに表示され、障害物に近づくと表示とアラームでドライバーに警告する。タッチスクリーンでは、ナビゲーション、Bluetooth、ラジオ、CDなどマルチメディアの操作も一括して行うことができる。ステアリングにも各種スイッチを備え、音量をはじめとするオーディオの操作などが可能。なお、エアコンのコントロールはタッチスクリーンに組み込まれず、従来どおりセンターパネルのボタンで操作する。
また、ラグジュアリーグレードの「グリフ」には、特別な装備が用意されている。後部両端のソナーで死角に入った車両を検知した場合にドアミラー内側のウォーニングランプでドライバーに知らせ、接触事故を未然に防ぐ安全装備「ブラインドスポットモニターシステム」を標準で装備。内装には最高級のナッパレザーシートを採用している。カラーは、「ブラック」と「コイーバ」の2色で、通常のランバーサポート、ヒーター付フロントパワーシートに、運転席アクティブランバーサポート、ポジションメモリー、ウェルカム機能が追加されている。
なお、ボディカラーは全車共通で、「ビアンカ・ホワイト」、「パールホワイト」、「アルタンス・グレー」、「ビスター」、「ベルラ・ネラ・ブラック」、「エジプシャン・ブルー」の6色展開。ベーシックグレードの「アリュール」は、ブラックファブリックの内装となる。
デザイン性とホールド性、快適性が高いレベルで融合するシート。
機能性はもちろん、スポーティでエレガントなSW。