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更新日:2018.11.07 / 掲載日:2017.10.20
レクサス、フラッグシップセダン「LS」をフルモデルチェンジ
フルモデルチェンジをしたフラッグシップセダン「LS」
レクサスは10月19日、フラッグシップセダン「LS」をフルモデルチェンジして発売した。なお、「LS500」は12月18日の発売となる。今回のフルモデルチェンジで5代目となる新型LS。新開発の3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、自動運転につながる高度運転支援技術「Lexus CoDrive」を取り入れた予防安全パッケージ「Lexus Safety System+A」を採用する。「GA-Lプラットフォーム」による低く構えたスタイリングのクーペシルエットに加え、レクサスならではの“おもてなし”を実現するリフレッシュ機能、「28ウェイ調整式フロントパワーシート」などの快適装備が特徴だ。
新開発の3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジン「V35A-FTS」は、最高出力310kW(422PS)、最大トルク600Nmを発生。ストローク/ボア比を理想的な比率としたほか、吸気効率の向上と燃焼室内の気流強化を両立して、世界トップレベルの熱効率による高い出力と燃費性能を実現。JC08モード燃費は、2WDモデルが10.2km/l、4WDモデルが9.5~9.8km/lを記録する。
周辺の道路環境を監視して車線変更の支援を行なう「レーンチェンジアシスト」を追加
インテリアは、フラグシップセダンにふさわしいくつろぎの空間を演出。メーターフードから流れるように助手席まで伸びるレジスターを採用する。ドライバーを中心とした姿勢変化や視線移動の少ない操作系レイアウトにより、運転に集中できるコックピットとした。ドアトリムやシートバックがシームレスに繋がる構成の後席は、クラストップレベルのレッグスペースによる開放感と厚みのあるソフトなコンソール・アームレストで、包み込むような空間としている。
フラグシップセダンにふさわしいくつろぎの空間を演出
予防安全パッケージLexus Safety System+Aの機能は、警報、ブレーキアシスト、自動ブレーキの制御を行なう従来の「プリクラッシュセーフティ」に、大型カラーヘッドアップディスプレイに歩行者の方向を表示して直感的な注意喚起を行ない、ブレーキ制御だけで衝突回避が困難かつ、操舵制御によって回避ができるとシステムが判断した場合、自動でステアリングを制御するアクティブ操舵回避支援を追加している。
世界トップレベルの熱効率による高い出力と燃費性能を実現
車両後方の歩行者にも対応した「パーキングサポートブレーキ」なども装備
高度運転支援技術のLexus CoDriveとして、「レーダークルーズコントロール」、「レーントレーシングアシスト」の基本性能に、ウインカーを操作することで周辺の道路環境を監視して車線変更の支援を行なう「レーンチェンジアシスト」を追加。これらの機能を連携させて、高速道路や自動車専用道路でドライバーの運転意図に沿った操舵支援やレーンチェンジの運転支援を可能とする。また、車両後方の歩行者にも対応した「パーキングサポートブレーキ」なども装備する。
トランスミッションは、10速AT「Direct Shift-10AT」を採用。リズミカルな変速やドライバーの操作から意図を読み取り最適なギヤを選択する制御により、アクセル操作に即応するダイレクトな走りを実現する。新型LS500hは、最高出力220kW(299PS)、最大トルク356Nmを発生する3.5リッターV型6気筒エンジン「8GR-FXS」と、最高出力132kW(180PS)、最大トルク300Nmを発生するモーターを組み合わせたマルチステージハイブリッドを採用。JC08モード燃費は、2WDモデルが15.6~16.4km/l、4WDモデルが14.4km/lとなる。
メーカー希望小売価格は、980万円~1,680万円(税込)