車のエンタメ
更新日:2018.11.08 / 掲載日:2017.10.20
携帯に続いてクルマも! BMWがワイヤレス充電をついに実用化!
クルマの動力がエンジンからモーターに移行しつつある時代。「もっとラクに充電できるといいな」を実現する技術の開発が進むのは必然です。そしてついに、BMWは「5シリーズ」のPHEV「530e iパフォーマンス」の2018年モデルから、ワイヤレス充電をオプション設定すると発表しました。
動画は、ワイヤレス充電とは関係ないドライブのシーンからスタート。でも、環境にやさしくて、走るのが楽しいクルマっていうのは伝わってきますね。こんなところを走ったら気持ちいいだろうなぁ~。
ガレージに入ると、モニターには駐車中にワイヤレス充電をするためのガイドが表示されます。充電設備のパネルと車体のコイル部分が重なったかどうかも確認できるので、「位置がずれていて充電できていなかった」なんてミスもなくてすみますね。
非接触充電は、ふたつの離れたコイルの一方に電流を通すともう一方にも電流が流れる「電磁誘導」の原理によって電流が生まれて充電できるんです。クルマの場合、地面に埋め込まれたコイルに流れる電流の影響で車体下部のコイルにも電流が発生する、ということ。電磁誘導、中学校の理科で習ったはずなのですが……。
まだまだ進化していく技術なので、これからPHEVのクルマが進化していったときにもシステムを使い続けられるのか、他メーカーに乗り換えても対応できるのか、あるいはかんたんに改修できるのかなど、ユーザーとして気になる点はいろいろあります。 しかし、もっともっと技術が洗練されていけば、高速のSAやPA、商業施設の駐車場はもとより、EVのバスは停留所で充電できたりするようになるかもしれません。便利で快適なクルマ社会が形成されていくのが楽しみですね。