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更新日:2018.11.10 / 掲載日:2017.09.27
メルセデス・ベンツ、「Eクラス」のクロスオーバーモデルを発売
「Eクラス」のクロスオーバーモデル「E 220 d 4MATIC オールテレイン」
メルセデス・ベンツは、「Eクラス」のクロスオーバーモデル「E 220 d 4MATIC オールテレイン」を、9月26日より日本で発売した。E 220 d 4MATIC オールテレインは、Eクラス唯一の4WDとクリーンディーゼルを組み合わせ、専用の「All-Terrain」モードによる高い悪路走破性を特徴としたクロスオーバーモデルである。
エンジンは、2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンを採用。最高出力143kW(195PS)、最大トルク400Nmを発生する。トランスミッションは9速ATとなる「9G-TRONIC」が組み合わされる。駆動方式は4WDとなる「4MATIC」を採用。
「All-Terrainモード」が「DYNAMIC SELECT」に追加される
ボディサイズは、全長4950mm、全幅1860mm、全高1495mm。最低地上高は140mmとなる。Eクラスのステーションワゴンと比較すると、全長が10mm縮小、全幅は10mm拡大、全高は30mm拡大となる。最低地上高は25mm拡大する。高い地上高とアイポイント、乗降のしやすさというSUVの特長を持たせながら、ボディサイズを一般的な駐車場に入るサイズに収めている。
サスペンションは、電子制御式エアサスペンション「AIR BODY CONTROL」を採用。車速や走行条件に応じてダンピング特性や車高を自動的に調整。荒れた路面などではスイッチ操作で車高を0mmから35mmまでの範囲で3段階まで選択することが可能となる。
ボディサイズを一般的な駐車場に入るサイズに収めている
また、エンジンやトランスミッションの特性を切り替える「DYNAMIC SELECT」に追加される専用の「All-Terrainモード」では、トランスミッションがオフロードモードに切り替わり、AIR BODY CONTROLが35km/h以下の速度で車高を20mm高くすることで、雪道や悪路での走破性を高める。COMANDディスプレイに「ステアリング角度」、「車高」、「前後および左右の車体の傾き」、「ブレーキとアクセルの状態」、「コンパス」を表示する専用画面も備える。
メーカー希望小売価格は、861万円(税込)