車のエンタメ
更新日:2021.06.22 / 掲載日:2021.06.22
シボレー・サバーバン “名優の星”をテキサス州・アーリントンに持ち帰る
セレモニーの様子
シボレーは現地時間の6月21日、ハリウッドの映画やTVドラマを華々しく彩ったシボレー・サバーバンに贈られた星型のプレートを、サバーバンの故郷であるテキサス州・アーリントンに設置したことを記念したセレモニーを開催、これに合わせて同日を「サバーバンの日」に定めたと発表した。
シボレー・サバーバンは2019年、半世紀以上にわたってハリウッドの映画やTVドラマに“出演”した功績がたたえられ、クルマとして初めて「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」としても有名な星型のプレートが贈られていた。
銀幕デビューは1952年、1960年以降は毎年1本以上の映画作品に出演
スタープレートとシボレー・サバーバン
サバーバンは1952年に銀幕デビューを飾って以来、現在までに1750本以上の映画やテレビシリーズに出演。
1960年以降は毎年1本以上の映画に出演しており、今回のセレモニーに出席したハリウッド商工会議所のRana Ghadban会頭は「シボレー・サバーバンのようなキャラクター・アクターは他にいません。映画やテレビシリーズに登場すると、一瞬にして、重要性やサスペンスを感じさせ、一日が救われるような気分にさせてくれます」とその存在感をたたえる。
今回持ち帰られたスタープレートはアーリントン市エンターテイメント地区の歩道に設置。
設置場所はテキサス州におけるサバーバンの人気の高さや、アーリントンにゼネラルモーターズ(GM)の生産拠点があることなどから決められたという。
GMアーリントン工場のBill Kulhanek専務理事は「私たちは、スクリーンの中でも外でも多くの人に愛されているテキサスで、シボレー・サバーバンを製造できることをとても誇りに思っています」と喜びを語った。
アーリントン工場では2021年6月に1200万台目のサバーバンを生産
アーリントン工場のエンジニアたちもサバーバンの“凱旋”を祝った
アーリントン工場は1999年よりサバーバンの生産を開始、1日約1200台のペースで生産が続けられており、2021年6月初めには1200万台目の車両が組み上げられた。
同工場ではシボレー・タホも生産されており、両モデルは世界33か国に向け販売されている。
サバーバンのテキサス州における人気は米国内でも高く、2020年は米国内のシボレーディーラー上位10社のうち、テキサス州内のディーラーが4社を占めており、昨年までに約20万台のサバーバンが州内で乗られているという。