車種別・最新情報
更新日:2021.06.10 / 掲載日:2021.05.13
今買えるSUV名鑑【国産車編4・ミツビシ/スバル】
●アイコンについてラインナップがひと目でわかるよう、パワートレーンと駆動方式をアイコン化。そのほか、今月のニューモデル、軽自動車、乗用車ベースではない本格クロスカントリーモデル(ラダーフレーム&デフロック付4WD等)、内燃機関を搭載しないピュアEVモデル、軽を除く国内SUV販売トップ10モデルなど、いくつかの特徴にはアイコンを付けてある。
MITSUBISHI デリカD:5【ミニバン】
●価格:391万3800~448万9100万円●2.3Lディーゼルターボ【4WD】
ミニバンのユーティリティ&多人数乗車とSUVの走破性をクロスオーバー
まぎれもなくミニバンであり、本来の意味でのSUVではない。が、悪路走破性を高める車体や走行メカなど、SUV的な志向/用途こそが持ち味。名目上は非SUVながら、トヨタ・ハイラックスとともに、アウトドア派のクルマ選びの候補に入れるべき一台だ。
■主要諸元(G・7人乗り) ●全長×全幅×全高(mm):4800×1795×1875●ホイールベース(mm):2850●最低地上高(mm):185●車両重量(kg):1940●駆動方式:4WD●パワートレーン:2267cc直列4気筒直噴ディーゼルターボ(145PS/38.7kg・m)●トランスミッション:8速AT●WLTCモード燃費(km/L):12.6
MITSUBISHI エクリプス クロス
●価格:253万1100~447万7000円●1.5Lターボ【FF】【4WD】●2.4L+モーター(プラグイン)【4WD】
PHEVもラインナップ する、ミツビシの現行最先端モデル
’21年2月、「Daring Grace(大胆にして、優雅)」のデザインコンセプトを掲げてエクステリアを一新。シートや装備類なども改良するとともに、PHEVモデルを追加。アウトランダーで定評のあるシステムを搭載し、激戦のコンパクトSUVで独自の個性を発揮する。
■主要諸元(G・4WD) ●全長×全幅×全高(mm):4545×1805×1685 ●ホイールベース(mm):2670 ●最低地上高(mm):175 ●車両重量(kg):1550 ●駆動方式:4WD ●パワートレーン:1498cc直列4気筒直噴ターボ(150PS/24.5kg・m) ●トランスミッション:CVT ●WLTCモード燃費(km/L):12.4
MITSUBISHI アウトランダーPHEV
●価格:436万4800~529万4300円●2.4L+モーター(プラグイン)【4WD】
SUVとしての優れた基本メカニズムをエコ&パワフルなPHEVで提供
“SUVのミツビシ”を体現するフラッグシップ。優れたボディ剛性や足回り、ミツビシ得意の電子制御式4WDなどにより、悪路走破性とオンロードでの上質な走りを両立。今買えるのはPHEVのみだが、’21年2月、北米で2.4L直噴搭載の次期型が発表された。
■主要諸元(G) ●全長×全幅×全高(mm):4695×1800×1710 ●ホイールベース(mm):2670 ●最低地上高(mm):190●車両重量(kg):1900 ●駆動方式:4WD ●パワートレーン:2359cc直列4気筒(128PS/20.3kg・m)+前モーター(82PS/14.0kg・m)+後モーター(95PS/19.9kg・m) ●トランスミッション:1速固定式 ●WLTCモード燃費(km/L):16.4
MITSUBISHI RVR
●価格:214万3900~268万9500円●1.8L【FF】【4WD】
2人で出掛けるアウトドアレジャーに向くコンパクトモデル
オンロード志向の強い外観ながら、標準仕様の最低地上高は195mm以上を確保。アウトドアレジャーにも対応可能な設定となっているが、その際、積載性を考慮すれば2名乗車までが現実的となる。登場が’10年なので、先進装備は搭載されていない。
■主要諸元(G・FF) ●全長×全幅×全高(mm):4365×1810×1640 ●ホイールベース(mm):2670 ●最低地上高(mm):205 ●車両重量(kg):1370 ●駆動方式:FF ●パワートレーン:1798cc直列4気筒(139PS/17.5kg・m) ●トランスミッション:CVT ●WLTCモード燃費(km/L):15.0
MITSUBISHI eKクロス/eKクロス スペース【軽】
●eKクロス
●価格:146万3000~182万500円/165万5500~195万8000円●660cc+モーター【FF】【4WD】●660ccターボ+モーター【FF】【4WD】
SUV的なイメージ&装備をまとう、軽カー界のデリカ
ミニバンにおけるデリカD : 5と同様の個性を、軽ハイト/スーパーハイトカテゴリーで放つ。基本構造は日産デイズ/ルークスと共通で、’20年8月にマイパイロット等の安全&支援装備の機能向上を実施。ヒルディセントコントロールはeKクロス系のみの装備だ。
■主要諸元(eKクロス T・FF) ●全長×全幅×全高(mm):3395×1475×1640mm ●ホイールベース:2495mm ●車両重量:870kg ●駆動方式:FF ●パワートレーン:659cc直列3気筒ターボ(64PS/10.2kg・m)+モーター(2.7PS/4.1kg・m) ●トランスミッション:CVT ●WLTCモード燃費(km/L):25.2
SUBARU フォレスター【国内SUV販売:第10位(2021年3月)】
●価格:291万5000~328万9000円●2L+モーター【4WD】●1.8Lターボ【4WD】
オフロード性能と実用性を磨いた、アウトドアの頼もしい相棒
悪路走行を前提に開発された走りの実力に加え、見晴らしのいいキャビンやアウトドアレジャーに対応した内装設定など、実用性もスバル車の頂点。現ラインナップはレヴォーグ譲りのスポーティなターボが1グレードあるほかはすべてe-BOXER搭載車となっている。
■主要諸元(アドバンス) ●全長×全幅×全高(mm):4625×1815×1715 ●ホイールベース(mm):2670 ●最低地上高(mm):220 ●車両重量(kg):1640 ●駆動方式:4WD ●パワートレーン:1995cc直列4気筒直噴(145PS/19.2kg・m)+モーター(13.6PS/6.6kg・m) ●トランスミッション:CVT ●WLTCモード燃費(km/L):18.6
SUBARU スバルXV
●価格:220万~292万6000円●1.6L【4WD】●2L+モーター【4WD】
インプレッサをベースに専用の足回りを採用するロングツアラー
インプレッサスポーツベースのクロスオーバー。悪路走行に配慮したサスを専用で開発し、最低地上高は本格SUV並みの200mmを確保している。穏やかな乗り心地や高速域の安定性を高めたフットワークは一般用途にも向き、快適なロングツアラーともなっている。
■主要諸元(2.0e-Sアイサイト) ●全長×全幅×全高(mm):4485×1800×1550 ●ホイールベース(mm):2670 ●最低地上高(mm):200 ●車両重量(kg):1550 ●駆動方式:4WD ●パワートレーン:1995cc直列4気筒直噴(145PS/19.2kg・m)+モーター(13.6PS/6.6kg・m) ●トランスミッション:CVT ●WLTCモード燃費(km/L):19.2
●文:月刊自家用車編集部