モータースポーツ
更新日:2021.05.06 / 掲載日:2021.05.06
スーパーGT 第2戦 GT500でGRスープラ2台が表彰台 GT300クラスでは初勝利飾る
SUPER GT第2戦「たかのこのホテル FUJI GT 500km RACE」が5月3日(月)、4日(火)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。
今大会よりコース上でのアクシデントに対する安全対策として、これまでのセーフティカーに加え、フルコースイエロー(FCY)が初めて導入された。FCY導入時は、コースを走行する全車両の速度が80km/hに制限されるというものだ。
FCYが3度もでた500kmの決勝レース。サクセスウェイトをはねのけた大嶋 和也/山下 健太組 ENEOS X PRIME GR Supra14号車が2位、平川 亮/阪口 晴南組 KeePer TOM’S GR Supra37号車が3位で2台が表彰台を獲得。GT300クラスも終盤まで僅差のバトルとなったが、吉本 大樹/河野 駿佑組 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT 60号車が勝利を飾った。
500kmもの長丁場のバトルは、トップ4台が2秒以内という団子状態でファイナルラップへ突入。最後まで激戦を繰り広げたが、逆転には至らず、14号車が2位、37号車が3位でチェッカー。2台のGRスープラが表彰台を獲得した。この結果、14号車はランキング首位の座をキープした。
GT300クラス決勝では、トップを走行していた52号車が駆動系のトラブルで戦線離脱。これで首位に立った60号車は、後続2台との三つ巴の首位争いとなったが、河野が見事逃げ切り、トップチェッカー。今季より乗り換えたGRスープラでの初勝利、そして河野にとっても自身スーパーGTでの初表彰台かつ初優勝を成し遂げた。