車種別・最新情報
更新日:2021.06.10 / 掲載日:2021.05.10
今買えるSUV名鑑【国産車編1・トヨタ/レクサス】
●アイコンについてラインナップがひと目でわかるよう、パワートレーンと駆動方式をアイコン化。そのほか、今月のニューモデル、軽自動車、乗用車ベースではない本格クロスカントリーモデル(ラダーフレーム&デフロック付4WD等)、内燃機関を搭載しないピュアEVモデル、軽を除く国内SUV販売トップ10モデルなど、いくつかの特徴にはアイコンを付けてある。
TOYOTA ハリアー【国内SUV販売:第3位(2021年3月)】
●価格:299万~504万円●2L【FF】【4WD】●2.5L+モーター【FF】【4WD】
オンロード派プレミアムクロスオーバーのトップランナー
都会派プレミアムSUVの日本代表。悪路走破性にこだわり過ぎず、贅沢で快適なカーライフを提供して長きにわたり人気を集めている。’20年6月にTNGAアーキテクチャを採用した現行型となり、先進安全&運転支援装備をフル装備。また、E-Fourの4WD性能も向上した。
■主要諸元(Zハイブリッド・FF) ●全長×全幅×全高(mm):4740×1855×1660 ●ホイールベース(mm):2690 ●最低地上高(mm):190 ●車両重量(kg):1680 ●駆動方式:FF ●パワートレーン:2487cc直列4気筒直噴(178PS/22.5kg・m)+モーター(120PS/20.6kg・m) ●トランスミッション:電気式無段変速 ●WLTCモード燃費(km/L):22.3
TOYOTA RAV4/RAV4 PHV【国内SUV販売:第4位(2021年3月)】
●価格:274万3000~402万9000円/469万~539万円RAV4●2L【FF】【4WD】●2.5L+モーター【FF】【4WD】RAV4 PHV●2.5L+モーター(プラグイン)【4WD】
4WDをメインに据えた、オフロード志向の人気モデル
基本メカはハリアーと共通だが、ひと足早く’19年4月に発売。4WD中心のグレード展開で、「アドベンチャー」グレードが象徴するタフなイメージとオフロード性能の高さでハリアーとは別路線の人気車に。’20年6月にはプラグインハイブリッド車を追加している。
■主要諸元(RAV4 アドベンチャー) ●全長×全幅×全高(mm):4610×1865×1690●ホイールベース(mm):2690 ●最低地上高(mm):200 ●車両重量(kg):1630 ●駆動方式:4WD ●パワートレーン:1986cc直列4気筒直噴(171PS/21.1kg・m) ●トランスミッション:CVT ●WLTCモード燃費(km/L):15.2
TOYOTA ヤリスクロス【国内SUV販売:第2位(2021年3月)】
●価格:179万8000~281万5000円●1.5L【FF】【4WD】●1.5L+モーター【FF】【4WD】
ジャストサイズでファミリー&レジャーにも対応
ヤリスをベースにSUV化。といってもSUV風のデザインを加えただけではなく、ボディ形状から見直され、レジャー&ファミリー用途にも対応。パーソナルカー的なヤリスとの棲み分けに成功しながら、乗降時などのユーザーフレンドリィ装備は引き継がれている。
■主要諸元(ハイブリッドZ・FF) ●全長×全幅×全高(mm):4180×1765×1590 ●ホイールベース(mm):2560 ●最低地上高(mm):170 ●車両重量(kg):1190 ●駆動方式:FF ●パワートレーン:1490cc直列3気筒(91PS/12.2kg・m)+モーター(80PS/14.4kg・m) ●トランスミッション:電気式無段変速 ●WLTCモード燃費(km/L):27.8
TOYOTA C-HR

●価格:238万2000~314万5000円●1.2Lターボ【FF】【4WD】●1.8L+モーター【FF】
多用途性の縛りを外し、振り切ったデザインを獲得
現行プリウスから始まったTNGAの第2弾としてデビュー。荷室の容量や利便性を重視するSUVの王道手法を敢えて採用せず、デザイン性の高さで勝負。その狙いが見事に当たり、アウトドア趣味に留まらず、幅広いユーザーから支持を得ている。
■主要諸元(ハイブリッドG・FF) ●全長×全幅×全高(mm):4385×1795×1550 ●ホイールベース(mm):2640 ●最低地上高(mm):140 ●車両重量(kg):1440 ●駆動方式:FF ●パワートレーン:1797cc直列4気筒(98PS/14.5kg・m)+モーター(72PS/16.6kg・m)●トランスミッション:電気式無段変速 ●WLTCモード燃費(km/L):25.8
TOYOTA ランドクルーザー【本格クロカン】

●価格:482万6800~697万4000円●4.6L【4WD】
世界に誇る日本のキング・オブ・オフローダー
悪路踏破性と信頼性の高さで世界的な名声を集める「ランクル」。クロカン性能を極めると同時に、トヨタの最上級SUVとしてのラグジュアリー&プレミアム感も備え、定員は5人または8人。近日登場が噂される次期型にも大きな期待が掛かっている。
■主要諸元(ZX) ●全長×全幅×全高(mm):4950×1980×1870 ●ホイールベース(mm):2850 ●最低地上高(mm):225 ●車両重量(kg):2690 ●駆動方式:4WD ●パワートレーン:4608ccV型8気筒(318PS/46.9kg・m) ●トランスミッション:6速AT ●WLTCモード燃費(km/L):6.7
TOYOTA ランドクルーザー プラド【国内SUV販売:第8位(2021年3月)】【本格クロカン】

●価格:362万1000~553万円 ●2.7L【4WD】●2.8Lディーゼルターボ【4WD】
手頃で値頃、今や希少な本格クロスカントリーモデル
プラドの乗車定員は5/7人。より手頃なサイズ&価格のランクルとして、クロスオーバーSUVブームとは別のところで人気車であり続ける本格クロカンモデルだ。ランクルのフルモデルチェンジに前後してマイナーチェンジを実施するとの噂あり。
■主要諸元(TZ-G) ●全長×全幅×全高(mm):4825×1885×1835 ●ホイールベース(mm):2790 ●最低地上高(mm):220 ●車両重量(kg):2330 ●駆動方式:4WD ●パワートレーン:2754cc直列4気筒直噴ディーゼルターボ(204PS/51kg・m) ●トランスミッション:6速AT ●WLTCモード燃費(km/L):11.2
TOYOTA ハイラックス【本格クロカン】【トラック】

●価格:347万1000~387万6000円●2.4Lディーゼルターボ【4WD】
唯一無二の存在感でアウトドアガチ勢のハートを鷲づかみ
現在、国内唯一となるピックアップトラック。ラダーフレームにディーゼル4WDのみという、このガチさこそが魅力。今回掲載する中で唯一のトラック(商用車)となるが、仕事グルマというよりも個人ユーザーのレジャービークルとして人気のモデルだ。
■主要諸元(Z) ●全長×全幅×全高(mm):5340×1855×1800 ●ホイールベース(mm):3085 ●最低地上高(mm):215 ●車両重量(kg):2100 ●駆動方式:4WD ●パワートレーン:2393cc直列4気筒直噴ディーゼルターボ(150PS/40.8kg・m) ●トランスミッション:6速AT ●WLTCモード燃費(km/L):11.7
LEXUS RX


●価格:524万~796万円●2Lターボ【FF】【4WD】●3.5L+モーター【FF】【4WD】
レクサスならではのプレミアム感を存分に味わえる
レクサスのクロスオーバーSUVラインナップにおいて中核となるモデル。V6ハイブリッドと直4ターボを設定する。LEDヘッドライトのハイビーム照射を細かく制御する世界初のブレードスキャンAHSやレクサスセーフィティシステム+を採用している。
■主要諸元(RX450hバージョンL”・FF) ●全長×全幅×全高(mm):4890×1895×1710 ●ホイールベース(mm):2790 ●最低地上高(mm):200 ●車両重量(kg):2070 ●駆動方式:FF ●パワートレーン:3456ccV型6気筒直噴(262PS/34.2kg・m)+モーター(167PS/34.2kg・m) ●トランスミッション:電気式無段変速 ●WLTCモード燃費(km/L):15.3
LEXUS UX【EV(一部)】


●価格:397万3000~635万円●2L【FF】●2L+モーター【FF】【4WD】●モーター【FWD】
ピュアEVも設定するレクサスSUVの入門機
レクサスSUVのエントリーモデル。車格はC-HRと同等で、パワートレーンは現行ハリアーと同じ新世代仕様。ただし、E-Fourのシステムはハリアーとは異なり、リヤモーターの出力が低い生活四駆タイプだ。レクサス初のピュアEVモデルも追加されている。
■主要諸元(UX250h“バージョンL”・FF) ●全長×全幅×全高(mm):4495×1840×1540 ●ホイールベース(mm):2640 ●最低地上高(mm):160 ●車両重量(kg):1580 ●駆動方式:FF ●パワートレーン:1986cc直列4気筒直噴(146PS/19.2kg・m)+モーター(109PS/20.6kg・m) ●トランスミッション:電気式無段変速 ●WLTCモード燃費(km/L):22.8
LEXUS NX

●価格:454万6000~632万7000円●2Lターボ【FF】【4WD】●2.5L+モーター【FF】【4WD】
先代ハリアーをベースに改良ごとにアップデート
先代ハリアーの姉妹車だが、フレームにも手を入れるなどの最適化で走りの上質感が向上。’20年にパーキングサポートの標準設定化などで利便性がUP。
LEXUS LX【本格クロカン】

●価格:1135万6481~1191万6666円●5.7L【4WD】
超弩級のエンジンと豪華装備で武装したレクサスSUVの旗艦
ランクル(200型)をベースに5.7LV8を搭載。ランクルのフルオプションに相当する豪華な装備も相まって、レクサスSUVのフラッグシップにふさわしい威容を誇る。
●文:月刊自家用車編集部※TOYOTA ライズは後日公開のDAIHATU ロッキーとともに掲載