スクープ
更新日:2021.06.02 / 掲載日:2021.04.23

スクープ! トヨタの新型SUVカローラクロス 国内工場でも生産開始。 間もなく正式発表!?

カローラクロス国内仕様予想CG

昨年7月にタイ王国でワールドデビューした、現行カローラシリーズのクロスオーバーSUV「カローラ クロス」。車格としてはヤリス クロスとRAV4の間を埋めるコンパクトSUVとなり、C-HRとほぼ同格のモデルになる。 発表時に全世界に向けたグローバルモデルであることを公表したこともあって、国内導入も時間の問題とみなされていたが、この春から国内でも生産開始。現時点では国内生産モデルの仕向先は明らかになっていないが、間違いなく日本向けのモデルだろう。本誌が掴んだ情報から推測すると、早ければ7月ごろ、遅くとも秋口には正式発売になるはずだ。

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カローラクロスタイ王国仕様

プラットフォームはコンパクトモデル向けのGA-Cを採用するが、リヤサスはトーションビーム式になる。この新世代シャシーは、後発モデルになるほど熟成も進み、性能も高まる傾向が強いのだが、カローラ クロスに関しても走行性能の向上は大いに期待できそう。

国内向けカローラハイブリット車のメカニズム。カローラクロスはリヤサスがトーションビームになる。

カローラクロスタイ王国仕様

パワートレーンはまだ流動的だが、カローラ/カローラツーリングに搭載されている1.8Lハイブリッドと1.8LNAガソリンの2本立てが有力。共に高い信頼性を持つ実績十分なパワーユニットで不満ない走りを披露することが予想できるが、ヤリス クロスやRAV4に搭載されている最新のダイナミックフォースエンジンと比べると、燃費に関しては見劣りする可能性もあるかもしれない。ちなみにカローラ ツーリングには、2Lダイナミックフォースエンジン搭載車が台数限定で販売されたこともあり、カローラ クロスにも同ユニットが搭載される可能性は十分にある。もしそうなれば、スポーティな走りを楽しめるクロスオーバーとしても面白い存在になりそうだ。

カローラクロスタイ王国仕様

また、タイ王国で販売されている現地仕様は全長4460mm×全幅1825mm×全高1620mmというボディサイズ。先に発売されているカローラ/カローラツーリングと同じく全幅などを日本向けに縮めて扱いやすさを高める可能性がある。特に可能性があるのは全幅で、タイヤまわりの樹脂パネルの形状を変更して1800mm以下にする可能性が高いという。装備機能は、昨今のトヨタ車らしく「出し惜しみなし」が予想できる。トヨタセーフティセンスは高速道路で強力な操舵支援を行うLTAまで対応するフル機能版が、車載ITに関しても、通信連携機能を備えるディスプレイオーディオが標準装備されるはず。キャビンの意匠なども、実用車の「カローラ」ベースとはいえ、入念な造り込みでクラス平均以上の質感も期待できそうだ。上級グレードにはレザーシート仕様も用意。カローラシリーズは実用性の高さを売りとしているが、現行モデルは内装加飾も巧みでプレミアムキャラとしてもなかなか楽しめる。それに伴い、車輌価格の上昇は避けられないだろうが、すぐ上にRAV4が控えている(最安グレードのXは274万3000円)だけに、価格も含めて正式発表されるのが楽しみなモデルだ。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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