SUPER GT開幕戦 GRスープラがトップ4独占の記事詳細

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モータースポーツ [2021.04.12 UP]

SUPER GT開幕戦 GRスープラがトップ4独占

SUPER GTの開幕戦が岡山国際サーキットで行われ、GRスープラが開幕戦をトップ4独占という好結果で終えた。
 大嶋 和也/山下 健太組 ENEOS X PRIME GR Supra14号車が優勝。14号車と激しい首位争いを繰り広げた関口 雄飛/坪井 翔組 au TOM'S GR Supra36号車が2位、平川 亮/阪口 晴南組 KeePer TOM'S GR Supra37号車が3位、ヘイキ・コバライネン/中山 雄一組 DENSO KOBELCO SARD GR Supra39号車が4位で続いた。

 SUPER GT第1戦「たかのこのホテル OKAYAMA GT 300km RACE」が4月10日(土)、11日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。
 2021年シーズンのSUPER GTがいよいよ開幕。昨シーズンは新型コロナウィルスの影響もあり、開幕が遅れ、開催サーキットも限られたが、今季は一昨年までと同様、4月に岡山を舞台として開幕戦が開催される運びとなった。
 今季の同シリーズには、昨年に引き続き、トヨタはGT500クラスに6台のGRスープラで参戦。昨年、最終戦の最終ラップで失ったタイトル奪還を目指す。
 GT500クラスの参戦チームは変わらないが、6チームのうち3チームでドライバーの変更があった。また、GT300クラスでは昨年デビューし、初年度ながら速さを見せたGT300車両のGRスープラが1台から3台へと増加。
 昨年はSUPER GT大会が行われなかったため、2年ぶりとなった岡山での開幕を迎え、待ちに待ったレースファンが会場へと足を運んだ。好天に恵まれたこの週末、まだまだ密を避けての開催ではあったが、イベント広場では、4月5日に発表されたばかりの新型GR 86とBRZがお披露目され、大きな注目を集めた。

  • 発表されたばかりの新型GR 86がイベント広場に展示され、多くの注目を集めた

    発表されたばかりの新型GR 86がイベント広場に展示され、多くの注目を集めた

  • イベント広場のSUBARUブースには新型のBRZが展示された

    イベント広場のSUBARUブースには新型のBRZが展示された

予選 GT500クラスでトップ5グリッド独占スタート

10日(土)午後2時よりノックアウト方式の予選が行われた。晴れ渡った空の下、気温15度、路面温度32度と、日差しは春の暖かさを感じさせるコンディションで予選開始。

 GT500クラスの予選は、15台が出走したQ1から、2年目のGRスープラ勢が速さを見せた。まずトムスで4年目のシーズンを迎える関口が、36号車で1分18秒台に入れると、ZENT CERUMO GR Supra38号車の石浦宏明がこのタイムを更新。さらに、昨年最後までタイトルを争った37号車の平川が1分17秒台に入れてトップに躍り出た。
 そして、2019年以来のシーズンフル参戦となる14号車の山下が2番手タイムで平川と石浦の間に割って入る。WedsSport ADVAN GR Supra19号車の国本雄資は7番手タイム。そしてなかなかタイムを上げてきていなかった39号車のコバライネンはチェッカーラップで8番手に滑り込み、GRスープラ勢はトップ4を含め6台全車が、Q2進出を果たした。
 Q2では、セッション開始2分ほどで8台全車がコースインしたが、宮田莉朋がドライブする19号車は1周でピットへ戻り、そのままガレージへ入ってしまった。
 このQ2では、37号車でシーズンエントリーされているサッシャ・フェネストラズが入国制限により今大会出場できないため、代役として37号車をドライブする阪口晴南が素晴らしいアタックを見せ、Q1での平川のタイムを上回るトップタイムをマークして見せた。
 チームとしては2年目ながら、山下との、2019年シーズンチャンピオンコンビで今季を戦うこととなった14号車のQ2を担当した大嶋も1分17秒台に入れる好走を見せたが、37号車には僅かに及ばず2番手。36号車へと今季移籍した坪井が3番手。中山雄一の39号車が4番手、立川祐路の38号車が5番手で続き、GRスープラは2021年の開幕戦を、トップ5グリッド独占でスタートすることとなった。19号車は再出走せず、8番手グリッドとなった。

 GT300クラスは、Q1を2グループに分けて実施。それぞれ上位8台がQ2へと進出した。A組では今季よりGRスープラに車両をスイッチした、たかのこの湯 GR Supra GT 244号車の堤優威がトップタイムをマーク。K-tunes RC F GT3 96号車はベテラン新田守男が8番手タイムでQ2進出を決めた。arto RC F GT3 35号車はシーズンエントリーのナタポン/ホートンカムに代わってドライブするジュリアーノ・アレジが初GTレースでの予選に挑んだが、15番手でQ1敗退。
 B組ではやはり今季よりGRスープラにスイッチしたSYNTIUM LMcorsa GR Supra GT 60号車の吉本大樹がトップタイム。僅差の2番手で川合孝汰の埼玉トヨペットGB GR Supra GT 52号車が続く。また、嵯峨宏紀がアタックしたTOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 31号車、織戸学のTOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 30号車と2台のプリウスも6,7番手でQ2へ進出。
 Q2ではQ1に続きGRスープラのポールポジションが期待されたが、僅かにライバルに上回られ、吉田広樹がアタックした52号車が2番手。三宅淳詞の244号車が5番手、河野駿佑の60号車が6番手。
 96号車は今大会、シーズンエントリーの阪口晴南がGT500クラスに乗ることとなったため、昨年のFIA-F4チャンピオンで今季はスーパーフォーミュラ・ライツに参戦しているTGR-DC支援ドライバーの平良響が新田とのコンビでドライブ。初めてのGT戦でQ2アタックを担当し、7番手と好位置につけました。31号車は中山裕貴のドライブで10番手、30号車は永井宏明が15番手グリッドを獲得した。

決勝 チーム創設2年目のTGR TEAM ENEOS ROOKIEが初勝利

11日(日)好天の下、気温19度、路面温度33度という暖かな春のコンディションで午後1時半に82周(300km)で競われる決勝レースのスタートが切られた。

 阪口晴南がスタートを担当したポールポジションの37号車は好ダッシュを決めて後続を引き離し、2番手グリッドの14号車大嶋に3番手の36号車関口が並びかけたが、順位は変わらず。上位勢はグリッド順のまま序盤戦に入った。
 上位が周回遅れに追いついてバトルが激化し始めた6周目に、ヘアピンで30号車がスピン。これにより8周目にセーフティカーが導入され、12周目にレース再開。再スタート後もGRスープラ勢はトップ5を占める中、代役参戦ながら好走を見せる37号車の若き阪口晴南を、14号車のベテラン大嶋が激しく追撃。しかし、阪口晴南は懸命の走りで首位を堅守した。
 33周目、GT300車両がコース脇にストップしたため、セーフティカーが出る前にほとんどの車両が一斉にピットへと向かった。大混乱となるピットで、首位につけていた37号車は若干タイムロス。山下へとドライバーチェンジした14号車が首位、坪井に代わった36号車が2位、中山雄一の39号車が3位へと上がり、平川へと代わった37号車は4位へと順位を落とした。
 その直後にセーフティカーが出され、隊列を整えて40周目に再スタート。ピットインしていなかった1台に続く2位で再スタートを切った山下の14号車は、すぐに首位を奪還すると、その後は追いすがる36号車坪井とのマッチレースに。  その後方では39号車の中山雄一に37号車平川が襲いかかり、56周目についに平川が3位に浮上。この時点で3位の37号車と2位の36号車とは15秒もの差があり、首位争いは完全に14号車と36号車のバトルとなった。
 同じ25歳同士、若きドライバー2人による首位争いは後半戦ずっと続き、終盤には何度も並びかける展開となったが、14号車山下は懸命に凌ぎ、息をもつかせぬバトルが続いた。
 残り8周となった75周目、勝負に出た36号車坪井はバックストレートで並び、続くヘアピンへの進入でブレーキング勝負となったが、ここで坪井は止まりきれず痛恨のオーバーラン。なんとかそのままグラベルを突っ切ってコースには復帰したが、14号車山下との差は9秒ほどに広がり万事休す。
 厳しいタイヤの摩耗に苦しみながらも首位を堅守した14号車山下はこれで楽になり、そのままトップチェッカー。開幕戦を制するとともに、チーム創設2年目のTGR TEAM ENEOS ROOKIEに初勝利をもたらした。

 惜しくも逆転はならなかったものの、最後まで健闘を見せた36号車が2位。37号車が3位。終盤後続の猛追を受けるも逃げ切った39号車が4位でチェッカーを受け、GRスープラは2021年の開幕戦をトップ4独占という好結果で終えた。38号車は6位でポイント獲得。19号車は12位に終わった。
 GT300クラスでは、2番手スタートの52号車が序盤から首位争いを展開。コーナーで差を詰めるも、ストレートスピードで伸びるライバルを逆転するまでには至らず、テール・トゥ・ノーズの2位で周回を重ねる。その後方では、同じくGRスープラ勢の244号車と60号車が5位、6位、そして96号車が7位で続いた。  6周目に30号車がヘアピンで他車に追突されストップ。30号車はここでレースを終えることとなってしまった。
 2度目のセーフティカー導入直前のタイミングでドライバーを交代した後、52号車は3位へと順位を落としたものの、上位4台による首位争いを最後まで繰り広げた。  トップ4台はほぼ1秒差という団子状態でフィニッシュ。52号車は3位表彰台を獲得しました。この上位バトルに続く形で、244号車が5位。今大会代役としてTGR-DCドライバーの平良がデビューを果たし、後半を担当した96号車も着実な走りで6位入賞。ピットタイミングがずれたものの終盤追い上げた60号車が8位。31号車は終盤まで7位を走行していたが67周目にスピンを喫し、19位に終わった。

第1戦 リザルト GT500クラス

順位 No. 車名 ドライバー名 周回 所要時間/差 グリッド
1 14 ENEOS X PRIME GR Supra 大嶋 和也/山下 健太 82 2:06'55.425 2
2 36 au TOM'S GR Supra 関口 雄飛/坪井 翔 82 1.187 3
3 37 KeePer TOM'S GR Supra 平川 亮/阪口 晴南 82 13.621 1
4 39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra ヘイキ・コバライネン/中山 雄一 82 30.142 4
5 17 Astemo NSX-GT 塚越 広大/ベルトラン・バゲット 82 30.562 9
6 38 ZENT CERUMO GR Supra 立川 祐路/石浦 宏明 82 31.677 5
7 8 ARTA NSX-GT 野尻 智紀/福住 仁嶺 82 32.171 14
8 1 STANLEY NSX-GT 山本 尚貴/武藤 英紀 82 32.929 11
9 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 平手 晃平/千代 勝正 82 33.438 10
10 12 カルソニック IMPUL GT-R 平峰 一貴/松下 信治 82 46.798 13
12 19 WedsSport ADVAN GR Supra 国本 雄資/宮田 莉朋 82 58.091 8

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