【新車購入】X氏の値引きにチャレンジ大作戦の記事詳細

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新車値引き情報 [2021.03.26 UP]

【新車購入】X氏の値引きにチャレンジ大作戦

ヴォクシーから68.5万円引き!

悪魔とお調子者が連係プレー! 秘策・時間差攻撃に社長も悲鳴!! 最後は王子の笑顔で完全勝利!!!

【プロローグ】 これまで乗ってきたティーダ君は運転しやすく、荷室も思ったより広い。我が家の財務大臣としては「まだまだお世話になる」つもりでした。ところが、ある日、
「前回の車検費用は20万円近くかかったよな。こんどの車検(4月)は10年を超えているので、もっとかかるぞ。きっと20万円を大きく超えちゃうな」
「えっ、そうなの?」
「そうそう。あと、ティーダは背が低いんで、王子をチャイルドシートに乗せるときに、何度も頭をぶつけているよな」
「そのたびに泣いたり、ぐずったりでかわいそうだね。最近はドアを自分で開けようとしたりするから、出先の駐車場では隣のクルマにぶつけやしないかしらって、ひやひやだよ」
「だよな、だよな! 自動車雑誌によれば車検の切れ目が買い替え時!だそうだ。やっぱここは新車でしょ」
「うん、そうだね!」
 なんだか、まんまとはめられたような気も……(笑)。
 狙いは家族が増えることも考えてミドルクラスのミニバン。本命はヴォクシーですが、値引きしだいでは他の候補車が浮上してくる可能性もあります。
 我が旦那は「値引き交渉はおれがやる!」と張り切っていますが、商談する前から「場合によってはアルファードとかもありだよな」などと恐ろしいことを言っている、お調子者にまるっきり任せたら家計が破綻しちゃいますよね。
 何気に旦那の愛読書である月刊自家用車を見ていたら「X氏の募集」を発見。初心者・女性大歓迎!って、まさに私のことじゃないですか。
 早速、応募したら、まさかの当選 松本さんの教えを胸に、かわいい王子と家計のために、ウルトラCを目指します!

【12月5日(土)】 まずはティーダ君の生みの親、日産へ。
 旦那がすぐに出かけようとしたので、私が「待った」をかけました。まずは作戦会議で松本さんから教えてもらった電話アポイントメント作戦を実行。ホット客をアピールしておきました。
 セレナを対象に商談開始。テーブルに着くと、高そうなスーツを着たおじさまがご挨拶にとやってきました。名刺を見ると店長さんでした。わざわざ挨拶にきてくれるなんて、これが松本さんの言っていた、ホット客ということでしょうか。
「見積もりはフロアマットだけでお願いします。社外品のナビを付けるつもりなので、バックモニターやETCも入れないでください」
「ティーダ以来、自分は日産車を気に入っているんだけど、妻はトヨタ派なんです。思い切った数字を出してくれないと押し切られてしまいます。下取り車はどのくらいですか?」
「年式が古いので価値はありませんが、どんなクルマでも5万円の値は付けています」
「ティーダは後輩に譲るかもしれません。セレナの値引きはどうですか?」
「車両本体の値引きはあまりできないんですよ。Xさんのように付属品をほとんど付けない場合、値引きは10万円です」
「それだとトヨタになってしまいますよ」
「決めていただけるなら店長の決裁を取ってもう少し上乗せしますよ。トヨタさんの条件が出たら教えてください」
 旦那はティーダ君を見もしないで「価値なし」としたことにお怒りモード。日産はゴーン氏のごとく圏外へと去る。

【12月6日(日)】 例のごとく電話でアポをとってから三菱へ。
 デリカD:5はたしかにカッコいい! しかし、3列目のシートの格納が重い! しかも値段が高い! 
「デリカD:5は一部変更を実施して新型になります。だから値引きは10万円です」
 夫婦ともに戦意喪失。これを察したのか、名前も住所も聞かれませんでした。
 その夜、家族会議。三菱との商談の際、旦那が「アルパインのナビを付けるつもり」とか言ってたのが気になります。
「アルパインって何?」
「ナビのメーカーだよ」
「それっていくら?」
「後席モニターとか全部揃えると50万円くらいかな」
「え~、めちゃ高い!」
「絶対、アルパインがいいよ。画面がでかいし、純正ナビより性能も機能もいいし……」
「じゃあ、クルマ選びの決定権は私だからね、迷ったら、私の希望が優先ね」
「う~ん……わかりました」

“ブラマヨ”小杉さん、いいね。ホンダが急浮上。トヨタと一騎討ち

【12月12日(土)】 午前中、予約しておいたホンダA店へ。セールスさんはお笑いの“ブラックマヨネーズ”小杉さんに似ていて親しみがもてます。
 お客様カードに「予算350万円」と記入したら、
「これは消しておきますね。上に見られると『予算に合わせて値引きするな!』なんて言ってくるんで……商談では『安ければ安いほどいい』と言ってください。頑張りますから!」
 さらに「ティーダはいいクルマですね。日産さんはなんでやめちゃったんですかね」なんて褒めてくれたので、旦那はすっかりいい気分です。
 おまけに「ステップワゴンは近いうちにフルチェンするみたいですよ」などと情報も流してくれました。ちなみに、四人の子持ちだそうで子育て話でも大いに盛り上がる。営業マンはこうでなくちゃ。 夫婦揃ってファンになりました。
 肝心の値引きについては、
「30万円はできますよ。もっと頑張るので、いろいろいじめちゃってください」(笑)
 ステップワゴンは無印だったけれど、実物を見るとカッコいいし、わくわくゲートはとても便利。3列目シートの格納も私一人でできます。旦那は「走りっぷりが気に入った!」とのこと。セールスさんの人柄もあって、ホンダ、急浮上!

【12月13日(日)】 試乗の予約を入れてからトヨタA店へ。ヴォクシーは期待に違わず、カッコいいし、シートの使い勝手もいい。ただし、バックドアの開閉が重いのが欠点です。
 見積もりを出してもらうと、値引きなしの総額は336万8080円。旦那が「値引きはどのくらいですか?」と訊ねると、総額の最初の3の数字以外を指で隠して「今、確実に言えるのは、これですね」とのこと。つまり36万8080円引き!
「これって最初の数字ですよね。まだ頑張れますか?」
「もちろん頑張ります! ただし、Xさんの場合、付属品が少ないので大幅な上乗せは厳しいんです。もっと付属品を増やしませんか?」
「値引きを増やすためにいらないものを買うのは本末転倒です。これで頑張ってください。ティーダを下取りに出すとすればいくらになりますか?」
「年式が古いので、いっても数万円かもしれません」
 ここで王子がご機嫌斜めに。査定には時間がかかるとのことなので後日ということにして引き上げました。なお、エスクァイアの値引きもヴォクシーと同じ。価格が高いので「やめたほうがいいです」とのこと。
 夜、家族会議。その結果、ヴォクシーかステップワゴンの二択となりました。

【12月19日(土)】 近所のトヨタB店へ。真面目そうなセールスさんと商談。これまでの経緯を伝えると「ホンダさん、けっこう頑張りますね。うちもやりますよ」とのこと。
 提示してきたヴォクシーの値引きは31万1600円、下取り3万円。「まだいけます。また来てください」と元気です。
 続いてホンダA店。例の“ブラマヨ”小杉さんと再び商談。今ならナビクーポン15万円がプレゼントされるとのことで、今回は試しにこれを含めて見積もりを出してもらいました。
 車両本体と付属品からの値引きは29万5810円+ナビクーポン15万円、下取り5万円で、乗り出しは335万5000円。
 ここでも試乗させてもらいましたが、寒がりの私はシートヒーターに感激! ヴォクシーにも付けたいと思って調べたところ、残念ながらガソリン車にはオプション設定がありません。ますますステップワゴンの評価が上がってきました。

【12月26日(土)】 この日は私が仕事のため、旦那一人でディーラーをまわりました。以下、旦那のレポートです。

ホンダB店 顔見知りのセールスさんと商談。ステップワゴンの値引きは30万円+ナビクーポン15万円。「決めていただけるなら店長にお願いしてもう少し頑張らせていただきます。下取り額は後日、出します」。
トヨタB店 2回目の商談。数日前、電話で「とっておきの条件が出せる」と売り込んできたので期待は大きい。ヴォクシーの値引きは37万1600円だったが、なんと下取りに12万円を付けてきた。これにはビックリ! 乗り出しは280万円なので、別買いのアルパインのナビフルセット約50万円をプラスしても実質的な出費は330万円ほど。これなら予算内に収まる。セールスさんから「決めてください!」と迫られたが「妻に無断では決められません」と言って保留。
買い取り専門店 ティーダを査定してもらう。「今すぐの引き渡しなら5万円。来年になると3万円」とのこと。

 ここからは再び妻の私がレポートします。
 夜、家族会議。旦那は「走りが気に入った!」とのことで、ステップワゴン推し。一方、私はシートヒーターに未練が残るものの、2例目シートの乗り心地の良さ(ドライブ旅行で王子とくつろぎたい)からヴォクシーを推します。
 結局、旦那はアルパインのナビを優先するため、ステップワゴンをあきらめる。これでヴォクシーに決まり! 「新年の初売りフェアで最後の勝負を仕掛ける」ことにしていたので、今年はこれでおしまい、と思っていたのですが……。
「松本さんとの作戦会議で、王子がぐずったんで〇〇ちゃん(私のこと)はちょっと先に引き上げたよな。あの後、松本さんと二人で秘策を練ったんだ。俺の実家と昔から知り合いのサブディーラーがあるんだけど、ここに一発勝負を仕掛けてみようと思う。松本さんからは『やるんだったら正規ディーラーの条件が限界にきてからにすること』とのアドバイスをもらっているから、いまがそのタイミングだ。実は、明日、実家にサブディーラーを呼んであるんで勝負してみるよ」
 なんと、年も押し詰まってから急展開です!

結婚&出産のお祝いでドラレコを! 怒涛の押しで70万円引き超の快挙!

【12月27日(日)】 クルマで約15分のところに実家があります。
 サブディーラーさんは旦那の両親が20年前に新車を購入して以来の付き合いで、ティーダもここで購入しています。どこのメーカーのクルマでも販売できるし、旦那が事前に訊ねたところ、アルパインのナビも取り扱えるとのことです。
 まずは旦那一人で実家へ。私は自宅で待機し、納得のいく条件が出たら駆けつけることにしました。ただし、不調なら「妻がいないので決められない」と逃げる戦術を採るわけです。以下、レポートはまたもや夫にバトンタッチ。

 夕方、実家へ。該当のサブディーラーとは両親だけでなく、私(夫)も仲良くさせていただいています。ちなみに、10年前、姉がスズキSX4を購入するとき、代理交渉しました(このときのレポートが「私もX氏」に掲載されて、松本さんから採点「5」をいただきました)。
 実家には、なんと社長さん自らが来ていました。
「お久しぶりです。狙いは事前にお伝えしたようにヴォクシーで、トヨタの正規店からはすでに限界に近い数字をいただいています。初売りフェアで契約しようと思っていたのですが、クルマの購入となると、やっぱり社長さんのお店を無視するわけにはいきませんよね」
社長「(交渉に)加えていただき、ありがとうございます。お姉さんのときでXさんが厳しいことはよくわかっています。だから、今回は社員でなく、私が担当させていただきます」
 提示してきた見積もりはアルパインのフルセット53万5380円を含めて総額386万4870円となっていました。
「これは値引きなしですよね。どのくらいまでいけますか?」
社長「下取りも含めて支払い総額325万円でどうですか? Xさんなので最初から思い切っていきました。ここまではトヨタも出せないはずです」
 逆算すると、値引き+下取りは61万5000円!
「いきなりやってくれましたね。だけど、トヨタで買ってもアルパインを含めて330万円くらいでいけます。しかも『決めてくれるなら、さらに頑張る』と言っているので、325万円にはなりそうです。トヨタのセールスさんはすごく頑張ってくれる人で、私も妻もとても気に入っています。同じくらいの数字なら、あのセールスさんを優先しないと男がすたりますよね。あちらを断るからにはトヨタが『どうやっても太刀打ちできない!』というくらいの数字をお願いします!」
社長「う~ん……しばらく待ってください」
 社長さん、席を外して廊下に出ました。電話でなにやらごそごそやっています。下取りがどうのこうのと聞こえました。
 ここが勝負と思って、私も妻を呼びます。
社長「320万円で、お願いします! ここまでやって契約がもらえなかったら社員に合わせる顔がありません」(笑)
「わかりました! 決めます。ところで、ティーダをちゃんと見せていませんが、下取りはいくらとしてるんですか?」
社長「うちで売ったクルマなので10万円の下取り額を付けています。傷が多いからとかいって、あとで金額を下げるようなことはしませんよ」
 ここで妻が到着しましたが、レポートはそのまま私(夫)が続けます。
社長「奥様、初めまして」
「お世話になります」
「社長が、あのティーダに10万円を付けてくれたよ」
「ペーパードライバーだった私が初めて運転したクルマだし、王子が初めて乗ったクルマでもあるんです。夫婦揃って愛情を感じているんで嬉しいですね」
「そうだ、ずいぶん時間が経っているけれど結婚祝いと出産祝いということで、あとプラス5万円、いけませんか?」
社長「わかりました! 315万円にします」
(見積もりを見ながら)「あれ!?ドラレコはいいの?」
「ごめん! 忘れてた。工賃込みで5万円くらいだったね」
「社長さん、プラス3万円の318万円で、ドラレコ、どうにかなりませんか?」
社長「う~ん……奥様も厳しいですね。わかりました!」
「そういえば、社外品のシートカバーを買うんですけど、取り付けはやってくれますよね。あとガソリンは満タンで!」
社長「シートカバーはOKです。ガソリンは半分なら……」
「満タンでお願いしますよ。王子も後ろに控えてるんで、まだまだ長い付き合いになりますよ」(近くにいた王子を呼び寄せると、社長さんに向かって満面の笑みを浮かべました)
社長「わかりました、王子ちゃんの笑顔には完敗です」
 これにて終了。
 本契約は年明けの大安吉日に交わしました。その際、ボディコーティングなどの付属品を追加した結果、最終条件は車両本体と付属品81万2580円から68万4870円引き、下取り10万円で、支払い総額は319万7400円。ドライブレコーダーは無料サービスとなっています。



購入データ
From千葉県
TOYOTA ヴォクシー
ZS 煌3(7人)
トータル値引き 68.5万円

値引き採点 5
80万円を超えるオプション/付属品を付けているとはいっても、68万4870円引きなら文句なし! 値引き率は18%を超えている。さらに無料サービスを含めると実質的に70万円超!


提供元:月刊自家用車

内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

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