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更新日:2018.11.29 / 掲載日:2017.06.22
VW、「ポロ」に次世代運転支援システムを追加
安全面や運転支援システムが強化された新型「ポロ」
VWは、新型「ポロ」に次世代運転支援システムを追加する。今回のバージョンアップでは、ポロよりも上のクラスである「ゴルフ」や「パサート向けの次世代運転支援システムを採用する。特に部分的な自動運転をBセグメント車に搭載したのが特徴となっており、「他のどの小型車よりデジタル化している」と豪語する。
計器パネルはデジタルディスプレーを採用
安全面では、前方の歩行者や死角からの車の接近を感知し自動でブレーキをかける、自動ブレーキと歩行者モニタリング、フロントアシストを全グレードで標準装備。あわせて走行スピードを設定速度に制限するスピードリミッターも標準搭載することで、万が一の踏み間違いなど危険を回避する。
オプションでアダプティブクルーズコントロールも用意された
また、オプションとして今回新たにパークアシストシステムを設定。ほぼすべての状況で、ハンドル操作なしで駐車が可能となっている。あわせて追加される、最新の操縦ブレーキ機能は10km/h以下の駐車中に作動し、障害物を検出すると自動的にブレーキをかける。これにより、バンパーの軽微な接触などによる修理費用を抑えることができるという。同時にリアトラフィックアラート付きのブラインドスポットディテクションも用意される。
ほかにも、アダプティブクルーズコントロール(ACC)を用意。交通状況に応じて自動でアクセルとブレーキを自動で操作する。210km/h以下で作動しDSG車ではストップ&ゴー機能が搭載されており、高速道路走行時や渋滞時などでドライバーの負担を軽減してくれる。計器ディスプレイにはデジタルディスプレーを採用。中央のディスプレーを含めてデジタル画面が横に広がり、速度計などのほか、歩行者の接近などの安全情報やナビゲーションシステムなどを切り替えて表示できるようになる。