カーライフ
車中泊ソロキャンプの魅力とは?おすすめキャンプ用品と注意点を解説
2020.9.29 UP
カーライフ[2020.11.10 UP]
愛車があってのカーライフ、カーライフがあってこその愛車。だから、愛車の魅力をさらに深く味わい、そして毎日が楽しくなるようなカーライフを送りたい。いよいよ念願の愛車を手に入れたなら、この冬、愛車とともに過ごす毎日を想像し、実際に行動に移してみよう。クルマをとことん楽しんで、カーライフを充実させようじゃないか!
(掲載されている内容はグー本誌2020年12月号の内容です)
現在、愛車購入のことを考えている人は、購入後、どんなカーライフを送るかについても考えているだろうか。いいクルマを買い、それを活かした充実のカーライフを送るためにできることとはなんだろう。
まずは、クルマの走りを味わうことが挙げられる。スポーツカー、クロカンSUV、セダンなど、それぞれの特徴に合ったステージでドライブを楽しむことができる。一方で、クルマ以外の趣味を充実させるために愛車を使うというのも、充実したカーライフといえるに違いない。そして、なんといってもクルマ好きにとっての夢はガレージ生活だ。愛車を大切に保管し、クルマいじりや趣味を楽しめる空間を獲得することほどの幸福はないだろう。
今回は、カーライフを充実化するさまざまな方法を紹介していきたい。
ちょっとしたアイテム装着から、パーツ交換、チューニングと、レベルアップするごとに、クルマで走る楽しみは加速していく───
速く、楽しく走るために生まれたスポーツカーは、運転することの楽しみをより深く味わえる。
そんなスポーツカーを愛車としたなら、まずは走る場所を見つけ出し、その走りを自分好みに変えていくことも、カーライフを充実させることにつながる。
クルマの一番の楽しみとは何か。その答えは人によってさまざまだが、やはり「運転すること」を挙げる人は多い。たしかに、運転することの楽しさは、同じ乗り物でも、バスや電車、飛行機などの公共交通機関では味わえない。また、クルマと同じように自分でハンドルを握るバイクや自転車と違って、クルマにはある程度の快適性も確保されている。
そして、そんな運転の楽しみを最も深く味わえるのが、スポーツカーである。パワーユニットや重量バランス、サスペンションなどが、走りのために設計されたモデルというのは、いうなれば走るために生まれたようなもの。大量の荷物を積んだり、室内スペースの広さがウリのようなクルマでかなうはずがない。
近年は新車販売台数が伸び悩み、車種数も減少しつつあるが、中古車なら、まだ多くのスポーツカーから自分好みのモデルを選び出すことができる。ボディサイズやエンジン排気量は生活に即したものを選べばいいし、トランスミッションだってMTが絶対ではない。ATだって走りが楽しいモデルは数多く存在する。さらにいえば、セダンやワゴン、コンパクトカーにだって走りの楽しいモデルは存在する。
そういったクルマを自分色に染めること、つまり改造することだって楽しい。エクステリアをいじっても、走行性能を改善しても絶対に楽しい。それは自分でやってもいいし、店に頼んだっていいだろう。
存分に走りを味わい、さらに理想に近づけていく時間を過ごすことも、充実したカーライフといえるのではないだろうか。
[日産] GT-R(現行型)
中古車中心価格帯:530万から1170万円
新車価格:1082万8400から2420万円
日常生活でも使える実用性を備えた世界でも稀に見るスーパースポーツカー。登場から約13年が経過したが、初期型でも500万円以上と高値を維持。それほど価値のあるモデルだ。
愛車いじりで流行りのDIYを体感する
カップホルダーを買ってきて取り付ける。もうそこからカーライフの充実化は始まっている。マフラーやタイヤの交換、エアロパーツ取り付け、さすがにエンジンチューニングまでDIYする人は少ないだろうが、愛車の見た目や走りが変わることを実感できるのはじつに楽しい体験だ。
サーキットでもっとクルマを好きになる!
一般道では愛車の性能を引き出しきれないと考えている人にはサーキット走行をおすすめしたい。走行会にはさまざまなレベルがあり、初心者でも参加できる。一度走るとクセになる人も多いようだが、それだけ走りをストイックに楽しめる魅力的な場所だということでもある。
大切な保管庫であり愛車をいじるスペースとして
スポーツカーを愛車に選ぶ人は、一番の趣味がクルマだという人が多い。それはスポーツカーが「走りを楽しむため」のクルマだからである。ただそうなってくると、できれば乗っていないときには日光にさらしたくないし、風雨もしのぎたい。つまり多くのスポーツカーオーナーにとって、ガレージ保管は夢なのだ。たとえば、輸入車やGT-Rのような高級モデルであれば、愛車を盗難やいたずらから守ってくれる場所として、愛車いじりをする人にとっては、その整備スペースとしても重宝される。
“道具”としてのクルマの機能が、クルマ以外の趣味やレジャーを、より深く味わわせてくれる───
クルマに関する知識や興味がそれほどないという人でも、大好きな趣味を楽しむために選ぶとなったら、真剣に愛車選びをすることだろう。道具として、あるいは相棒として愛車が活躍していれば、それはすでに充実したカーライフといえるのだ。
クルマが好き過ぎて「趣味はクルマ」と豪語する人がいるのと同様に、クルマ以外にも趣味を持つという人も多く存在する。たとえば、ゴルフ、サーフィン、自転車など、人を魅了する趣味というのはいくらでも挙げられる。しかし、愛車はそういったクルマ以外の趣味を楽しもうとする人にとっても、大きな味方となってくれる存在である。
たとえば、趣味がアウトドアの場合、基本的には多くの荷物が必要になることが多い。それらを公共交通機関で運搬するのは簡単なことではないが、愛車があれば自分の好きな時間に、(収納範囲内で)好きな量を、好きな場所まで運ぶことができる。さらに、出かけ先での基地として、荷物置き場、はたまた自分や仲間たちの休憩所としても使うことができるのだ。
山や川、海などで楽しむようなスポーツ系の趣味を持つ人にとっても、目的地まで行くための手段としての愛車が必要となる。そしてその愛車を選ぶ際は、悪路を走れる走行性能や、長距離運転における快適性、燃費性能を重視する人だっていることだろう。4WD性能だって重要に違いない。多彩なカテゴリーから自分好みの1台を選び出そうとしている時点で、すでにカーライフを楽しみ始めているといえる。
乗車可能人数なのか、荷室の広さなのか、悪路走破性能なのか、趣味を深く楽しむために、愛車に求めるものは千差万別だ。そして、選び抜き、巡り合った愛車とともに趣味を楽しむこと。これもまたひとつの充実したカーライフなのだ。
ジムニー(現行型)
中古車中心価格帯:190万から270万円
新車価格:148万5000から187万5500円
軽自動車ながら本格的な悪路走破性能を備えたクロカンSUV。新車はいまだ納車まで1年待ちで、中古車相場も高値。現行型にこだわりがなければ、先代型をねらうというのも手だ。
荷物を積むことと現場で利用できること
クルマを選ぶ際に荷室を重視するという人は多くないかもしれない。しかし、どのような形でどの程度、趣味を楽しむかにより重要度は変わってくる。広さやシートアレンジはもちろん、現場で椅子やベッドとして使用するならそういった部分も考慮して選びたいところだ。
SUV、ワゴン、それとも軽?
趣味車としてのセカンドカーの選び方
趣味を楽しむためのクルマとして選ばれるのは、SUVやワゴンといったボディタイプに特徴のあるモデルが多い。ただそのためには、通勤や通学のための愛車とは別に、もう1台愛車を持つのが理想的。そういった意味では、比較的コストを抑えることができる軽自動車もおすすめとなる。
趣味の道具を置く場所であり、
趣味を満喫するためのベース(基地)にもなる
趣味を楽しむための基地として、クルマ用のガレージがあれば最高だ。ゴルフならクラブ、サーフィンならサーフボード、バイクや自転車など、どんな趣味にも道具が必要となるが、そういった道具を保管するためのスペースとしてもガレージがあるにこしたことはない。時には、趣味の道具の手入れをする場所、それらの道具を飾っておいて眺めるような場所としても、ガレージ内で楽しい時間を過ごすことができる。もちろん、愛車を洗ったり、ちょっとした整備をすることも可能だ。
ガレージが大切な愛車と一体感のある生活を実現
「衣食住」とは、生活の基本を表した言葉だが、クルマ好きの場合、これに「クルマ」がプラスされる。ならば、クルマを生活の一部に組み込んでこそ、カーライフ充実化計画は真の完成を見る、といえるだろう。そこで、ひとつの事例としてクルマ好きなら誰もが憧れる「ガレージ」を手に入れたモータージャーナリストの岡本さんに話を聞いてみた。
“衣食住+クルマ”を実現するためにガレージに望むことはさまざまだが、岡本さんは家族とクルマとの共存を第一に考えたという。
「ガレージを作るうえでは、部屋からクルマを眺めながらくつろげたり、1階をまるごとクルマのための空間にするとかいろいろイメージしました。どれもクルマ好きにとっては憧れのカタチですが、リアルじゃないなと感じたんです」
それでも究極のクルマ好きを自負する岡本さんは、「クルマと一体感のある生活がしたい」という思いから、ビルトインガレージというスタイルを選択。その内部にはクルマを格納する以外にもクルマ好きらしいこだわりが散見される。
特に家が住人にとって居心地のいい場所であるように、クルマにとっても快適であることを望んだ。
「ガレージの内壁に家の外壁と同じ素材を使うことで断熱効果をもたらしたり、全面目隠しタイプのシャッターにしたのは、天候による影響を受けにくくしたいからなんです」
一般的なカーポートでも愛車の保管には十分に事足りるし、1階の居住スペースをもっと広くできるだろう。しかし岡本さんいわく、ガレージを作って屋内にクルマを置くことは、「愛車のコンディションを維持するために最良の環境だし、セキュリティの観点からも大きな安心感が得られます」ということだ。
愛車を大切にしたいと考えるのは、クルマ好きにとって至極当然の心理だ。だからこそガレージを欲するが、実際に作るとなると一筋縄ではいかない。しかし、「ガレージは心理的な満足感以外にも多くのメリットがあります。カーライフがより豊かになることは間違いありません」と岡本さんは断言する。
クルマ好きの夢をカタチにした岡本さんは、自分なりにこだわって手に入れたガレージに「一生モノのクルマを手に入れてここに置きたい」という新たな夢を描いている。
モータージャーナリスト 岡本幸一郎
1968年生まれ。富山県出身。年間300から400台ものクルマを試乗し、さまざまな自動車媒体に寄稿。カスタマイズ事情にも詳しい。カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
カーライフを充実させる!? 個性派モデルたち
運転して楽しい、趣味の道具として魅力的など、カーライフを充実させてくれるモデルは多数存在する。ここでは、所有することで人生そのものを謳歌できそうな個性的モデルを紹介していく。
充実化の理由
古いクルマは、アンティークの時計や家具と同様、持っていたり、そこに置いてあるだけで存在感を発揮するほかに替えがたいもの。周囲からも一目置かれ、所有欲を満足させてくれる。もちろん、購入するにも、維持するにも、それなりの知識と費用が必要になってくるが、それ以上の充実感を手に入れられるのは確かである。
[スバル] 360
1958年に登場した4人乗りのコンパクトカーで、356ccのエンジンをリアに搭載する後輪駆動のRRモデル。同年代のモデルにしては、そこそこ市場に流通しているが、コンディションに注意。
中古車中心価格帯 80万から180万円
充実化の理由
ヴェゼルのヒット以降、、CX-3、C-HR、ライズ、キックスとニューモデルが続々と登場中のコンパクトSUV。その魅力は、多少の悪路も気にせず走れる車高の高さと、乗用車ライクな走行安定性にある。使用用途も広く、カーライフの幅を広げてくれることは間違いない。新車販売が好調なため、今後、中古車流通台数も増加するだろう。
[マツダ] CX-30
マツダ3をベースとするコンパクトサイズのクロスオーバーSUV。ボディ表面への写り込みまで計算してデザインされた美しいボディラインは、できるならガレージで保管したいほど。
中古車中心価格帯 240万から320万円
充実化の理由
近年、人気が再燃して相場は上昇中だが、当時のスポーツモデルは華があるだけでなく、運動性能の高いモデルが多く、クルマ本来の運転の楽しさを実感できる。
ノーマルのまま維持しても、ベース車両としてチューニングを楽しむのもいいだろう。今後、流通物件数は少なくなるため、今が手に入れる最後のチャンスになるかも。
[日産] シルビア(最終型)
90年代に人気を博したFRスポーツクーペ。02年まで新車販売されており、同年代のスポーツモデルとしては比較的流通台数も多い。修復歴のある物件も多いが、程度をよく見極めて。
中古車中心価格帯 140万から240万円
充実したカーライフを送りたい
でも、そのためにまずクルマが欲しい
これから愛車を買おうという人は、クルマを手に入れてから、どんな風にカーライフを充実化させるか想像してほしい。すでに充実したカーライフを送っている人は、どこをどうすればさらに充実したカーライフを送ることができるのか考えてみよう。
今回の特集では、ここまでカーライフの充実化について紹介してきたが、それもこれも、まずはいいクルマを探し出して購入することが前提となる。「カーライフの充実化」という具体的なゴールを前もって考えておけば、クルマ選びがもっと楽しくなるし、より自分の希望に即した物件を探すことができるに違いない。そして、間違いのないクルマ選びをするために、本誌やグーネットを参考にしていただければ本望だ。
※中古車価格はグーネット 2020年10月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。
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