イベント[2020.08.05 UP]

ヘリテージカーが一堂に会する展示会! オートモビル カウンシル2020が開催【メーカー編フォトレポート】

2020年7月31日(金)〜8月2日(日)の3日間、千葉県にある幕張メッセにて、車両メーカー、サプライヤー、ヘリテージカー販売店、オーナーズクラブ、自動車関連グッズの販売店などが集うヘリテージカーの祭典「オートモビルカウンシル2020」が開催された。

オートモービルカウンシルは2016年にスタートし今年で5回目を迎えた。会場には1990年代までに登場した世界のヘリテージカーを集めて展示しているが、ヘリテージカー販売店のブースにある車両は一部購入が可能なものもあり、憧れのヘリテージカーを見ることも買うことも可能なイベントとなっている。

このコロナ禍に大規模な車のイベントが開催されることは珍しいが、当初春先に予定されていた開催期間をコロナウイルス感染拡大防止のため上記日程まで延期し、会場では初日の7月31日は3000人、8月1、2日は5000人という入場上限数を設け、検温や手の除菌、ソーシャルディスタンスを考慮したスペースの確保などを行いながらも「コロナ禍にある社会状況の中でも文化の継承を途絶えさせてはいけない」という信念の下に開催が決定された次第だ。

そういった中、開催されたオートモビルカウンシル2020だが、実際に会場を訪れてみると、普段はお目にかかれないヒストリックカーが会場には溢れていた。この記事では写真をメインに、同展示会にて展示されていた珍しい車両を紹介していく。まずは主催者のテーマ展示ブースと車両メーカー、プレミアムインポートカーブースに展示されていた、車ファン必見の車両から紹介しよう。

この記事の目次

オートモビルカウンシルのテーマ展示は60年代のルマンカー
マクラーレン・オートモーティブは620Rを日本初公開!
ホンダブースには1967年デビューのF1マシンやシビック タイプRが並んだ
1938年発売の3輪トラックGA型から100周年特別記念車までマツダの歴史が詰まったブース展開
トヨタ自動車は50周年を迎えたセリカを懐かしのアイテムと共に展示!
ジャガー・ランドローバー・ジャパンはI-PACEを展示

オートモビルカウンシルのテーマ展示は60年代のルマンカー

主催者の展示ブースには「60年代ルマンカーの凄みと美しさ」というテーマの下に2台のルマンカーが用意された。赤い方が1966年の イソ・グリフォA3/Cで、青い方が1963年にアルピーヌの名でルマンデビューしたレーシングスポーツのM63。

1966年イソ・グリフォA3/C 設計はフェラーリGTOの開発リーダーを務めたジョット・ビッザリーニが担当した。展示されたのは6台しか製作されなかったワークスカーの内の1台。

1963年アルピーヌM63 996ccの4気筒で出力は95bhpで、最高速は240km/hをマークする。今回展示されたのはシャシーナンバー1701で、M63の1号車。

マクラーレン・オートモーティブは620Rを日本初公開!

7月31日のプレスカンファレンスで、同社の本格レーシングモデル570S GT4のロードゴーイングバージョン、620Rが日本初公開された。新シリーズのGTとフラッグシップモデルの720S Spiderを展示した。

マクラーレン 620R 日本初公開となった620Rはレーシングモデル570S GT4の王道走行可能車両となっている。V8ツインターボエンジンをミッドに搭載し、カーボン製のシャシーを採用する。

マクラーレン 720S Spider ディヘドラルドアを採用し、簡単にフルオープンとなるスーパースポーツカー。カーボンファイバー製のシャシーと軽量なボディで100km/hまでの加速時間は2.9秒!

マクラーレン GT 長距離走行も考慮したグランドツアラー。ミッドには620psのV8ターボエンジンを搭載し、街乗りから高速走行まで快適な乗り心地と圧倒的な速さでカバーする。

ホンダブースには1967年デビューのF1マシンやシビック タイプRが並んだ

ホンダブースで多くの人を引きつけたのは1967年にF1デビューしたRA300だろう。歴史やレースに関連するアイテムと共に展示された。また2020年10月発売予定のシビック タイプRも展示され、こちらはマイナーチェンジモデルを待ち望むホンダファンの注目を浴びていた。

1967年 RA300 RA273に変わり第9戦のイタリアGPでデビューしたRA300。インディ500用のT90のシャシーをベースに、わずか6週間で作られたというマシン。奥に並ぶバイクはRC166。

2020年(10月発売予定)シビック タイプR コロナウイルス感染拡大のため発売が延期されているシビック タイプRも展示。こちらも注目をあつめていた。

1938年発売の3輪トラックGA型から100周年特別記念車までマツダの歴史が詰まったブース展開

マツダブースでは100周年特別記念車のMX-5やMX-30から1938年発売の3輪トラックまで11台の車両が並び、マツダ100周年に相応しい、同社の歴史をたどれるブース展開となった。広く設けられた展示スペースでは思わず「懐かしい」とつぶやいてしまう時代を彩った車両たちを間近で見ることができた。

1938年 3輪トラック GA型「グリーンパネル」 1938年から12年に渡り生産され戦後の復興にも大いに活躍した。グリーンパネルは計器盤がグリーンに塗装されていたためついたペットネーム。 

1960年 R360クーペ マツダ(当時の東洋工業)初の4輪乗用車。大衆車として世に送りだされたため、当時は競合車両よりも10万円以上も安い30万円に価格が設定された。

こちらは100周年特別記念車のMX-5(欧州仕様車)と一緒にセンターステージに展示されたR360クーペ。

1963年 ファミリア800バン マツダが小型車市場に本格進出する時に発売され車両で、自家用車としても商用車としても使えるバンタイプとなっている。

1966年 ルーチェ1500 1960年代にマツダがラインナップした乗用車の中で、最上級のセダンという位置づけだった車両。エンジンは当時の新開発1500ccエンジンが搭載されている。

1967年 コスモスポーツ 1964年の東京モーターショーでショーモデルとして公開され、1967年に発売となった。世界初の2ローター・ロータリーエンジン(RE)搭載車両。

1975年 コスモAP 北米市場を意識したハイクラスのスペシャリティーカー。ロングノーズ、ショートデッキに加えローワイドなシルエットが注目をあびた。

1978年 サバンナRX-7 第一次オイルショックの影響で燃費に注目が集まる中、大幅な燃費性能の向上を果たし、厳しい排ガス規制にも対応したスポーツカー。

1980年 ファミリア 5代目ファミリアとして登場し、クラス初のフルフラットシートや電動サンルーフを実現した。第1回目の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した車両でもある。

1989年 ユーノスロードスター 人馬一体を開発キーワードに「ユーノス」の第1号として世に送り出された。2人乗りのオープンカーが170万円と低価格に設定されたことも衝撃的だった。

2020年秋導入予定 MX-30 e-SKYACTIV G搭載 今秋導入予定のMX-30もブースに展示された。この展示によりマツダの歴史が現代まで繋がり長い歴史を楽しめるブースとなった。

トヨタ自動車は50周年を迎えたセリカを懐かしのアイテムと共に展示!

トヨタ自動車は50周年を迎えるセリカにまつわる展示物や、セリカLB 2000GT RA25型、サファリラリーで優勝をはたしたセリカGT-FOURなど計3台を展示した。車両だけでなく、懐かしのポスターなどにも人々は足をとめじっくりと見入っていた。

1973年 セリカLB 2000GT RA25型 セリカ自体は1970年にカリーナと共に販売が開始された。スタイリッシュな2ドアのクーペとして当時の若者にも人気があった。

1990年 セリカGT-FOUR ST165型 サファリラリー優勝車。

1988年 セリカ ターボ IMSA GTO Class参戦車。

ジャガー・ランドローバー・ジャパンはI-PACEを展示

ジャガー・ランドローバー・ジャパンはジャガーの電動パワートレイン、新型I-PACEやレンジローバー スポーツP400e HSE<PHEV>を展示。現代を感じさせる車両が並んだ。

2020年 I-PACE

2020年 レンジローバー スポーツP400e HSE<PHEV>

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