カーライフ[2020.05.25 UP]

次世代自動車とは?4つの種類とそれぞれの仕組みを解説!

次世代自動車とは?4つの種類とそれぞれの仕組みを解説! グーネット編集チーム

現在は自動車のエネルギーはガソリンが主流ですが、今後は電気や水素、天然ガスなどの新しいエネルギーに替わっていくことが予想されています。環境に優しい次世代自動車に期待が集まるところですが、クリアしなければならない課題をいくつも抱えていることもあり、思ったほど普及はしていないのが現状です。

ここでは、「そもそも次世代自動車とはなんなのか?」という疑問に対して、種類や今後の課題を踏まえて解説していきます。

この記事の目次

次世代自動車とは?
次世代自動車が抱える課題
まとめ

関連情報

エコカー

次世代自動車とは?

次世代自動車とは? グーネット編集チーム

次世代自動車とは、「ハイブリッド」「電気自動車」「燃料電池車」「天然ガス自動車」の4種類を指します。

いずれも環境を考慮し、地球温暖化の防止を目的にしているので、二酸化炭素の排出を抑えた設計になっています。燃費性能に優れた車種もあり、経済的なメリットもあります。

次世代自動車の具体的な車種については、以下で紹介していきます。

ハイブリッド車(HV)

「ガソリン・ディーゼルエンジン」と「電気モーター」の2つの動力源を組み合わせて走る自動車を「ハイブリッド車(HV)」と言います。電気モーターを用いることで、低公害化や省エネルギー化を図っています。

電気モーターは主に発進時や加速時、登坂時に使われます。それ以外の状況やバッテリー残量が少ないときは、ガソリンエンジンが主な動力源になります。
代表的な車種に、プリウス、アクア、フィットハイブリッドなどがあります。

プラグインハイブリッド自動車(PHV)

ハイブリッド車と同じく、ガソリンエンジンと電気モーターが動力源ですが、電気モーターの利用に重点が置かれた自動車です。ハイブリッド車より大容量のバッテリーを搭載しているので、ガソリンエンジンの使用率を低く抑えることができ、低燃費で走ります。

バッテリーに充電した電気が残っているあいだは電気モーターのみでの走行も可能なので、可動範囲は限られますが、電気自動車のような使い方もできます。家庭用の電源からも充電できるタイプの車種もあります。
代表的な車種には、プリウスPHV、アウトランダーPHEV、シボレー・ボルトなどがあります。

電気自動車(EV)

動力が電気のみで、ガソリンを必要としない自動車を「電気自動車(EV)」と言います。二酸化炭素を排出しないので環境にも優しく、走行音も抑えられます。

プラグインハイブリッド車と同様に充電が必要なので、バッテリーがなくなると走行できなくなります。
代表的な車種には、リーフ、i-MiEV、テスラなどがあります。

燃料電池自動車(FCV)

水素を車内の燃料電池に供給し、酸素との化学反応で得た電気でモーターを回転させる自動車が「燃料電池自動車(FCV)」です。

二酸化炭素が発生しないので、環境に優しい自動車です。ガソリン車と比べても騒音や振動が少なく、電気自動車より走行距離も長くなります。
代表的な車種には、ミライ、クラリティなどがあります。

天然ガス自動車(CNG)

天然ガス(家庭用都市ガスの原料)を動力にしているのが「天然ガス自動車(CNG)」です。
現在、世界でもっとも普及しているのは、天然ガスを気体のまま圧縮し、高圧ガスとして利用するCNG自動車です。日本でも開発、普及が進められています。

ガスを利用していることから二酸化炭素の排出が気になるところですが、天然ガスは硫黄分などを含まないので、二酸化炭素や黒煙(すす)の排出はありません。非常にクリーンなエネルギーです。
代表的な車種には、プロボックス、ハイゼットカーゴ、エルフ、タイタンなどがあります。

次世代自動車が抱える課題

開発と普及が進められる次世代自動車ですが、実際は思っているほど普及していません。普及を妨げる要因には、大きく2つのポイントが考えられます。

それが「走行距離と価格の問題」と「充電環境の不安」です。これらの課題について、詳しく説明します。

走行距離と価格が比例すること

走行距離と車両価格はほぼ比例していて、1回の充電で約100km走る次世代自動車の価格は200万円前後になります。走行距離が約200kmなら、価格は400万円前後と比例します。

走行距離を伸ばすにはバッテリーの容量を増やす必要がありますが、それには大きなコストがかかります。車両価格の約半分はバッテリーのコストなので、いかにそのコストを下げるかが次世代自動車普及の大きな課題となります。

充電スポットの不安

次世代自動車(EV・PHV)を所有しているユーザーには、家庭用充電器の普及が急がれます。また、自動車ディーラーを中心に充電施設の設置も進められています。

しかし、充電施設の設置は、運用コストの問題などからなかなか進んでいないのが現状です。特に地方を見ると、まだまだ普及と言えるレベルではありません。

プラグインハイブリッド自動車はガソリンを利用した走行もできるので、充電施設に関する影響は小さいと推測されます。

まとめ

今回は、次世代自動車の特徴や今後の課題について説明してきました。
普及が進まないのは車両価格が高額なことや、インフラが十分に整備されていないことなどですが、これらの問題をクリアできなければ次世代自動車の普及は難しいかもしれません。

しかし、技術的なブレークスルーが起こり、課題をクリアできれば、一気に普及が進む可能性は十分にあり得ます。現在はまだガソリン車が主流ですが、そのうちガソリンスタンドの数が充電ステーションより少なくなる日がくるかもしれませんね。

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

グーネット SNS公式アカウント