中古車購入ガイド[2020.02.27 UP]

後付けのペダル踏み間違い急発進抑制装置もサポカー補助金の対象になる!

高齢運転者による安全運転サポート車の購入などを補助するために誕生した「サポカー補助金」。2020年3月末時点で満65歳以上となる運転者向けに、衝突軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進等抑制装置が搭載された安全運転サポート車の購入などを補助するものである。装備されている安全装備の条件は、対歩行者衝突被害軽減ブレーキ機能+ペダル踏み間違い急発進抑制装置機能搭載車か、対歩行者衝突被害軽減ブレーキ機能搭載車のどちらかで2019年12月23日以降に発売された新車か、それら安全装置を装備する中古車が対象だが、後付けのペダル踏み間違い急発進抑制装置も対象になる。
後付け装置の補助金は、「サポカー補助金に関する審査委員会」において、補助対象装置として認定された装置を、65歳以上の高齢運転者が購入し取付けを行う際にかかる費用について、障害物検知機能なしの場合は2万円、障害物検知機能ありの場合は4万円を補助するというもの。2020年3月9日以降に販売・取付された後付け装置が対象となる。

この記事の目次

「サポカー補助金に関する審査委員会」認定の後付けのペダル踏み間違い急発進抑制装置
トヨタ自動車 踏み間違い加速抑制システム
ダイハツ工業 ペダル踏み間違い時加速抑制装置「つくつく防止」
サン自動車工業/日本自動車車体補修協会 S-DRIVE 誤発進防止システム2(普通車専用タイプ、軽自動車専用タイプ)/JARWA_S-DRIVE(SD0102S、SD0104S)
データシステム アクセル見守り隊/ペダルの見張り番2
ナルセ機材 ワンペダル

・対象となる人:2020年3月末時点で満65歳以上となる運転者
(2020年3月末時点で満65歳以上となる運転者を雇用する事業者を含む)

・対象時期
2020年3月9日以降に販売・取付された後付け装置が対象

・補助額
後付けのペダル踏み間違い急発進等抑制装置

・補助対象者

2020年3月末時点に満 65 歳以上となる高齢運転者に装置を販売する者 ・補助額

障害物検知機能付 4 万円

障害物検知機能なし 2 万円

後付けの装置の設置に係る補助金の交付フロー

具体的には、予算を執行する「一般社団法人次世代自動車振興センター」が認定したペダル踏み間違い急発進抑制装置を取り扱う事業者の店舗で、ユーザー(購入者)が補助対象となる後付け装置の購入と取付けを行った場合、ユーザー(購入者)は、購入と取付けにかかる費用から補助金相当額を控除した金額を負担するというもの。補助金は補助金交付申請に応じて「一般社団法人次世代自動車振興センター」から事業者に対し交付される。

「サポカー補助金に関する審査委員会」認定の後付けのペダル踏み間違い急発進抑制装置

「サポカー補助金に関する審査委員会」で認定された補助対象となる後付けのペダル踏み間違い急発進抑制装置は、2019年12月に国土交通省による選考個別認定を受けている装置であるものとしてすでに公表されている。その内訳は、3分類・9装置で以下の通りになる。

1.障害物検知機能付きペダル踏み間違い急発進等抑制装置
・踏み間違い加速抑制システム (トヨタ自動車)
・ペダル踏み間違い時加速抑制装置「つくつく防止」 (ダイハツ工業)

2.ペダル踏み間違い急発進等抑制装置
・S-DRIVE 誤発進防止システム2(普通車専用タイプ、軽自動車専用タイプ)(サン自動車工業)
・JARWA_S-DRIVE(SD0102S、SD0104S)(日本自動車車体補修協会)
・ペダルの見張り番2(データシステム)
・アクセル見守り隊(データシステム)

3.ペダル踏み間違い防止装置
・ワンペダル(ナルセ機材)

障害物検知機能付きペダル踏み間違い急発進等抑制装置

トヨタ自動車 踏み間違い加速抑制システム

クルマの前後に取り付けられた超音波センサーにより、前方または後方約3m以内にある壁などの障害物を検知し、ブザー音で注意を喚起する。それでもブレーキと間違えてアクセルを強く踏み込んでしまった場合は、加速を抑制し、衝突被害の軽減を行う。さらに後退時には、障害物を検知していない状態でも、約5km/h以上でアクセルを踏んだ場合、速度が出すぎないように抑制する。

価格
踏み間違い加速抑制システム(本体、付属部品など)55,080円(税込)

・装着可能車種
プリウス(2009年5月フルモデルチェンジから2015年12月フルモデルチェンジ前まで)
アクア(2011年12月新型から2018年4月一部改良前まで)
プリウスα(2011年5月新型から)
プレミオ(2007年6月フルモデルチェンジから2016年6月マイナーチェンジ前まで)
アリオン(2007年6月フルモデルチェンジから2016年6月マイナーチェンジ前まで)
ポルテ(2012年7月フルモデルチェンジから)
スペイド(2012年7月新型から)
ウィッシュ(2009年4月フルモデルチェンジから)
カローラアクシオ(2012年5月フルモデルチェンジから2017年10月マイナーチェンジ前まで)
カローラフィールダー(2012年5月フルモデルチェンジから2017年10月マイナーチェンジ前まで)
パッソ(2010年2月フルモデルチェンジから2016年4月フルモデルチェンジ前まで)
ヴィッツ(2010年12月フルモデルチェンジから2018年5月一部改良前まで)

ダイハツ工業 ペダル踏み間違い時加速抑制装置「つくつく防止」

クルマの前後に取り付けたソナーセンサーが前と後ろの3m以内にある障害物を検知し、ドライバーがアクセルペダルを強く、速く踏み込んだ場合にシステムがペダルの踏み間違いと判断。専用のコントローラーが燃料の供給をカットすることでエンジン出力を抑制し、室内に取り付けたインジケーターとブザー音でドライバーに警告。急発進を抑制する仕組みになっている。作動車速は約10km/h以下。作動対象は約3m先までの壁だ。さらに、ソナーセンサーで前後方の死角にある障害物を検知し警告を行う「パーキングセンサー機能」も装備されているのが特徴だ。

価格
ペダル踏み間違い時加速抑制装置「つくつく防止」 35,200円(税込)
※取付工賃25,410円(税込)

・装着可能車種
タント [L375S系](2007年12月から2013年9月)
ムーヴ [L175S系](2006年10月から2010年12月)
ムーヴ [LA100系](2010年12月から2012年12月)
ミラ [L275S系](2006年12月から2013年2月)
ミラココア [L675S系](2009年7月から2018年2月)
ミライース [LA300系](2011年9月から2013年8月)
ムーヴコンテ [L575S系](2008年8月から2017年1月)
タントエグゼ [L455S系](2009年12月から2014年9月)
※ミラバンには装着できない。またグレード・装備等によって装着できない場合がある。

ペダル踏み間違い急発進等抑制装置

サン自動車工業/日本自動車車体補修協会 S-DRIVE 誤発進防止システム2(普通車専用タイプ、軽自動車専用タイプ)/JARWA_S-DRIVE(SD0102S、SD0104S)

前進と後進を問わず、異常と定義されたアクセルセンサーの信号変化を検出したときにアクセル全閉時相当の疑似信号を出力。加速を抑制するペダル踏み間違い急発進等抑制装置。停車時から8km/hまで、または巡航時から停車する際における16から0km/hの範囲で、急なアクセルの踏み込みやベタ踏みしたときに、セーフティモードが作動。エンジンがアイドリング状態(電子スロットル車の場合。ワイヤー車はエンジンストップ)になる。作動時にはユニットから警告音が出て、赤く点滅することで視覚的な警告も行う。普通車と軽自動車用の2タイプを用意している。
価格

S-DRIVE 誤発進防止システム2
電子スロットル車用(普通車専用タイプ、軽自動車専用タイプ)33,000円(取付工賃別・税込)
※ワイヤー車用も用意。

JARWA_S-DRIVE 2020年末まで約4万円(取付工賃込み・税込)でモニター販売中。正式販売は2020年4月を予定。

データシステム アクセル見守り隊/ペダルの見張り番2

データシステムから発売されているのが「アクセル見守り隊」と「ペダルの見張り番2」。同一の商品で、「ペダルの見張り番2」はカー用品店オートバックスの専売品だ。アクセル信号を常にモニターし、停車時か徐行(10km/h以下での前進・後退)時にアクセルペダルが急激に踏み込まれたときアクセル信号をキャンセルし、急発進を防止するというもの。

価格
アクセル見守り隊 30,800円(税込)
※本製品を取り付けるには車種別専用ハーネス(別売)が必要。
アクセルハーネス■ACH series 4,400円(税込)
ブレーキハーネス■BRH series 3,300円(税込)

ペダルの見張り番2(オートバックス専売品) 44,000円(商品・部品・取付工賃・税込)

ペダル踏み間違い防止装置

ナルセ機材 ワンペダル

シングルタイプ(右足用)とダブルタイプ(両足兼用)の2種類が用意されているワンペダル。

アクセルとブレーキを一体化させた「ワンペダル」。通常、AT車の場合はアクセルとブレーキの2つのペダルを踏みかえて操作するが、この「ワンペダル」は1つのオアダルに足を置いたまま操作する。足を右に傾けるとアクセル。踏めばブレーキになっている。アクセルを操作していても踏み込むとアクセルカムクラッチが外れてアクセルが解除されてブレーキがかかる仕組みになっている。

価格
・取付可否判断のための寸法測定費
持込みの場合:5,400円(税込)
持込みでない場合:取付店によって費用は異なる。(目安として5千円〜1万円程度)
・本体価格
持ち込みの場合:シングルタイプ(右足操作用)187,000円(税込)/ダブルタイプ(両足操作用)220,000円(税込)
持込みでない場合:シングルタイプ(右足操作用)220,000円(税込)/ダブルタイプ(両足操作用)253,000円(税込)
※上記価格以外に部品代(目安として数千円程度)がかかる。輸入車など特殊な加工が必要な場合、別途料金が発生する。

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加